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New York English Academyブログ New York Taste <ニューヨーク テイスト>

2015 年 11 月 30 日

カテゴリー:留学の注意点

留学の注意点 その36:カナダからアメリカの入国は要注意

「ステータスが学生ビザでなくビザなしになっているので転校できない」

今年8週間の学生ビザのフルタイムで受講された生徒さんがいらっしゃいます。プログラム終了後、カリフォルニアの学校への転校ご希望だったのですが、転校先のDSOから「ステータスがビザなしになっているため転校できない」と連絡がありました。ご本人に事情をお伺いしたところ、日本でビザを取得した後カナダのカルガリー経由でアメリカに入国されたそうです。

実はカナダにはアメリカのBorder Preclearanceがあり、カナダの中にアメリカの入国審査があります。

要するに日本にアメリカの入国審査場所があるようなものです。

Canada

ご 本人はカナダの出国審査と勘違いされたようで、I-20を出さずにパスポートだけ提出されました。以前にESTAの申請をしていたこともあり、アメリカにはESTAでの入国となってしまったようです。ご本人は「いつアメリカの入国審査があったか、わからない」とおっしゃっていました。

カリフォルニアの学校へ転校手続きを行ったときには、ESTAの合法滞在期間である90日も超えており、すでに違法滞在でした。転校先の学校のDSOはI-20をもってメキシコに行き、学生ビザで再入国するように伝えたようですが、ニューヨークの日本領事館のアドバイスは、すでに違法滞在レコードになっているため、メキシコからの再入国は却下される可能性が高いだろうとの見解でした。

当校ではこの場合の対応策として、アメリカを出国することなく学生ビザのステータスに戻る方法を本人にお知らせしています。
カナダのいくつかの空港はこのBorder Preclearanceがあります。

実はこのBorder Preclearanceはカナダだけでなく、Ireland, Caribbean、なぜかわかりませんがUnited Arab Emiratesにあります。
IrelandやUnited Arab Emiratesから入国予定の日本人学生さんはいらっしゃらないでしょうが、、、カナダ側からの入国の予定をされている生徒さんはご注意ください。

 

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