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ニューヨーク的思考


6月だ 2016 年 6 月 6 日

 もう6月です。早い!6月はニューヨークで一番過ごしやすい時期。ただ、まだ花粉症の被害は続くが・・。
卒業式のシーズンでもあります。また、学年の終了の時期、そして夏休み。6月中旬から9月の上旬までが学校の夏休み。家族と過ごす時間が長くなるこの時期、たいていの生徒は何かのサマーキャンプを受講します。テニスや水泳、サッカーなど、民間が様々なプログラムを出していて、それに参加します。働いている親は一日中、子供の面倒はみれませんからね。
 学年の終わりと言うと9月から次の学年に進級する新学期。しかし、学年末の試験の結果が悪い生徒は進級できない。ここのところは日本より厳格です。また、進級できない生徒を多く抱え込むと学校の評価が下がり、最悪、廃校と言う厳しいシステム。よって生徒も先生も必死。学年末の成績が悪い生徒は夏休み返上で補習です。ここも日本と違ってしっかりしている。
 同じ夏休みでも成績によってはかなり違う。まあ、でもながいVacation Seasonの始まりです。

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しびれるゴルフ場② 2016 年 4 月 26 日

さて見知らぬ4人のグループが出発です。前もうしろもぎっしり詰まっている。
 1番ホールのTee Boxに立つとなぜか1番ホールのフェアウェイに10人以上のプレーやがうろうろしているように見える。1番ホールのグリーンをめがけてドライバーを打とうとすると正面からボールがこちらめがけて飛んでくる。よくみると1番ホールTee Box手前にボールがごろごろある。
 ドライバーを打つにも前からプレーヤがこちらに向かってきているので危なくて打てない。よく見て分かった。1番ホールのグリーンのすぐ横が2番ホールのTeeBOXでこちら1番ホールのTeeboxの斜めうしろが2番ホールの目指すグリーン。つまり、お互いが向き合って打っている!
 向こうからボールが飛んできて危ない。でもプレイヤーたちは平然。ほとんど1番と2番は合体状態。
 In最初の10番ホールはOut最後9番ホールのグリーンとほぼ同じ場所。危ないなあと思っていると後ろの組からWATCH OUT!とでかい声。10番でドライバーを打とうとしている私たちの組に直撃。当たら無くてよかった。
 もうここまで来ると笑うしかない。こっちが打つ玉も隣のホールの人に当たりそうなる。用心すれば大丈夫かと言う気になった。メンバーの一人ジターは周りがうち終わるまで木の後ろに潜む。ホント、3方向位からボールが来るので人の気配がする限り危ない。こんな感じでみんなプレーは限りなく遅い。
 そろそろ小休止でトイレに行きたいが見当たらない。まあOutが終わればあるだろって。なんとない。えーー。我慢するしかないあと9ホールもある。9時に家を出て終わったら3時半。6時間半、トイレナシ。いやあ気を抜けないゴルフだった。気持ちがトイレに行けばおしまいだった。コースでトイレナシのゴルフ場ははじめて。
 ホントしびれるゴルフ場でした。

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しびれるゴルフ場① 2016 年 4 月 25 日

 しびれるシリーズ第2弾!
 米国は日本とは比べられないほどゴルフ場が多い。パブリックゴルフ場だと安いところで25ドル+Green Fee5㌦程度。安い!夏場はペンシルバニア州のポコノ山に避暑もかねてゴルフ場に行きます。
 ニューヨークのゴルフ場は人多そうだし、高そうでと敬遠していましたが、近場でやってみたいと言う欲求にかられ、自宅から40分ほどで行けるラガーディア空港近くのパブリックゴルフ場Forest Park Golf場に行きました。Webで11時に予約。カート付きで44㌦、前後、全く予約なし。上手くいけば一人でも回れるかも。
 しかし、カート(電気自動車)付きの予約は1時間に一つしかない。あとはWalk。意味不明。行ってみればわかるか・・・ついてみて分かった。ほとんどの人が手押しのカートをもって歩いている!しかも多い!1コースに数名も人がいるように見えるのはなぜ?たくさんのプレーヤーがフェアウエイを横切っている!ただならぬ状況を垣間見てしまった。
 ともかく受付にいく。手押しカートの貸し出しはない。なんとみんな自前のカートを車に積んで持ってきている。まず、ここからこのゴルフ場のシステムにはずれてしまった。
 ゴルフクラブを背負って回るのは重すぎる。カート(車)を使うことにした。予約通り11時のスタートか?と聞くとAny Timeとの返事。なんだそりゃ!予約の意味ナシ!
 1コースに行ってまず驚いた。Tee Boxに立っていると次から次に知ら無い人たちがやってきて最後に4人組になる。皆、知ら無いもの同士。しかも、歩く人、手押しカートの人、電動カート(車)の私とゴチャゴチャの組合せ。こんなあ。プレーのスピードがあわないんじゃないの??
 気さくな挨拶のあと、いざ出発。全くお互いを気にしないのがニューヨーカー。知ら無いもの前提がこのゴルフ場らしい。メンバーの一人ジェリーにここのゴルフ場どう?と聞くとWorstと言う返事。どんなゴルフ場や・・

②で続きを書きます。

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しびれる地下鉄 2016 年 4 月 21 日

 昨日の火曜日、ニューヨークで大統領選のPrimary投票が行われました。民主党のクリントン氏はもとニューヨーク州の上院議員、共和党のトランプ氏はニューヨークの事業家。共に代議員を獲得し、党指名に必要な代議員過半数獲得に大きく前進しました。暴言に非難を浴びるトランプ氏、しかし、強い。今のアメリカの政治に対する不満の象徴か?
 この件とはまったく関係ないのですが週末Bronx Zooに出かけました。動物園は家族連れで一杯。私は地下鉄で行きましたが、しびれる。帰り路、あれほど多くの白人が動物園で子供と楽しんでいたにも関わらず、地下鉄の中に白人は皆無。結構な迫力の黒人の人ばかり。しかもマナーがでたらめ悪い。
 昼なのに如何にも酔っぱらっている。集団で乗りこみ、大声でわめく。さすがに怖くて席を移りましたが。それでも大声はやまない。おいおい、よく見ると銀のグラスに何やらオレンジ色の飲み物。これは酒?もうこうなったら早く目的地につかないかばかりを考えてしまいます。ブロンクス内は見事に白人は皆無。マンハッタンに下って72丁目あたりからようやく白人が乗りこむ。Zooはたのしいが、ZOO行きの地下鉄は楽しくない。みんな車で出かけるわけか・・。
 しかし、マンハッタンとブロンクスの雰囲気の違いはしびれてしまいました。

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クリスマスギフト 2015 年 12 月 15 日

 今日も暖かい。ニューヨークは朝から深い霧です。真っ白で視界が遮られます。水分が多いせいでこのような霧。湿気のせいか、表示される気温より暖かい。蒸し暑い感じです。今週末には平常の冬の気温に戻る予報ですが、とても12月の気分ではありません。
 それでも今はクリマス前10日ほどです。クリスマスギフトやカードの郵送がピークになっています。US Postal Service(郵便局)によると今日月曜日が郵便物のピーク。郵便局には多くの人が列をなしています。
 なんとこのクリスマスシーズンで150億ほどのメールや小包が送られるとか。700万人の人がオンラインショッピングで贈り物を送るそうです。今日はGreen Dayと言ってオンラインショッピングの割引の日。クリスマスに届くようにと多くの人がギフトを送ります。郵便局では12月21日までに送りださないとクリスマスには間に合わないと言っています。それでも毎年、郵便物が間に合わずに苦情が出る。
 もっと早く送るとやっぱりもらった人は興ざめですかね?どうしても短期間に集中するクリスマスギフトは米国の年末風景ですかね。

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College March 2015 年 12 月 12 日

 暖かい!今日は最高15℃まで上昇、週末は18℃まで上がるらしい。こんな暖かい冬は本当に記憶にない。毛糸の帽子が不要な12月など経験したことが無い。でもいつも寒さで凍える冬のNYよりよっぽどいい。このままずっと続けと思ってしまいます。何しろ12月に入って毎日例年の標準を上回る気温が続いています。日曜日は過去の同日比較で記録的な暖かさになる予定です。
 ニューヨーク州では本日、College Marchなるものが22の公立高校が参加して実施されました。これは2012年に始まったもので、高校生が郵便局までマーチすると言うもので12月の第二金曜日に実施されています。高校生たちは大学をはじめとする次の教育機関への申し込み書を更新して郵便局に持ち込むと言うものです。
 多くの人が見守る中、申し込み書をもって行進する高校生。人々は次の目標に向かう高校生たちを応援します。また後輩は次の目標に挑む先輩を見て自分たちも目標達成の勇気をもらいます。歴史の浅い行事ですが、じわりと広がっています。
 隣の生徒はライバルとぎくしゃくする日本の入試よりとても気持ちがいい進学スタイルと感じました。

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感謝祭の夕食 2015 年 11 月 26 日

 今日は感謝祭。晴れです。気温も15℃位まであがりそうで寒くない!
 先週、曇りの中Bike(自転車)で走ったところ、本当に寒かった。夏はBike専用道路はあふれんばかりのBike。行き交うBikeにぶつかるんじゃないかとひやひやしながらの運転でしたが、このシーズン、さすがにBikeも少ない。
 先週は3時間ほど走ったら足や顔が冷えて、いくら頑張っても体が温まることなく終了。これはもう、シーズン終わりだと最後にするつもりだったが・・今日はよさそう。もうこんな天気はは無いかも・・。なのでシーズン最後と思って午後からBikeに行きます。
 この時期から年度明けまでクリスマスを挟んで米国人はみんな体重が増える。この時期になるとやたらとフィットネスクラブの宣伝が多くなる。きまってサンタの格好をした人がフィットネスをやっているCMが流れる。
 今日の七面鳥の丸焼きにはマッシュドポテト、詰め物、グリーンビーンズ、それにクラムベリーソースがついて夕食1人分が720KCAL、これでも多いがデザートのピカンパイにいくとこれだけで550KCAL、合計1300KCAL位になる。だけじゃあ済まない。ワイン、主食のパン、デザートのお代わりをすればもう取り返しがつかない・・祭りと食べすぎはセットか。

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タイムズスクエアがヌード村3 2015 年 9 月 5 日

 このタイムズスクエア、昔から歩行者天国のオープンスペースであったわけではない。前市長のブルムバーグの時代に道路を閉鎖してオープンスペースが出来上がった。独断政治の傾向が強かった前市長は、これがいいと決めればすぐに実行。市内のBike道の新設と合わせて大きなPublic Spaceをこのタイムズスクエアに作った。
 それからいつの間にかトップレスの女性たちやキャラクターの着ぐるみが出没、観光客にチップをねだるようになった。現市長のデブラジオはこのPublic Spaceを無くすとまで言って物議を醸しだしている。元の道路に戻すと言うのだ。Panhaddler(チップねだり)たちを追いだす法律がない苦肉の策だが、反対者も多い。
 先日はトップレスの女性が買春容疑で逮捕。でもこんなに世間が騒いでいてもPanhaddlerたちは自分の仕事をやめようとはしない。今日はとうとう警察NYPDのトップたちがこのタイムズスクエアの視察に訪れた。感想は”A public space without public-space rules. ” 全くその通りと思う。ここの一角だけがNYじゃない気がする。風紀を取り戻すべき。さてどのような動きが始まるのか。当局は何か手を打つのは間違いない。

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タイムズスクエアがヌード村2 2015 年 8 月 21 日

 とうとう、当局が動き出した。トップレス女性の取締り。と言っても、現行の法律ではARTを表現するトップレスは取り締まれない。ただ、これだけの騒ぎになると当局も黙っていられない。
 デブラジオ市長は必ずこの種の商売を追いだすと言っている。クオモ知事も以前の治安が悪いタイムズスクエアには戻さないと宣言した。
 実はDaily Newsの取材でトップレスペイントの女性たちにはマネージャーがいることが分かっている。少なくとも4人のマネージャーがそれぞれの女性グループを束ね、チップの30%から40%をピンハネしている。彼らに言わせれば女性たちを守っているとのこと。
 このマネージャーたち、路上のテーブルをオフィス代わりにスーツケースを持ちこみ、女性たちの服や私物を管理、女性たちはチップをもらうとマネージャーに手渡す写真も確認されている。中には妊娠しているガールフレンドをトップレスで闊歩させている奴までいる。
 このように連日、報道されるトップレス女性たちの事態が当局を動かしている。傍観していたBeat Cop(巡査警官)も厳しく行動を監視し始めた。労働局まで”これはれっきとしたビジネスだ。マネージャーまでいて、他のビジネスと同じように登録しTaxを支払わないと違法だ”と言いだす。
 強まる逆風の中、等々、マネージャーの逮捕者が出た。マリファナ所有で逮捕、即、裁判、刑の確定。容疑はガールフレンドにハラスメントのテキストメールをしたと言う苦しい容疑だが・・これから、このトップレスたちの居場所は厳しくなるだろう。早晩、法律が整備されるのは間違いない。
 街のためにはこのようなビジネスは追い出してもらいたい。ただ、このトップレスたちのほとんどが移民・・何か後味悪い気がする。

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官僚主義2 2015 年 3 月 23 日

 15年前はESLの学校は割とルーズ。10年以上もESLの学校を転々としていると言う人が結構の数いました。2001年の9.11以降、SEVPの導入により学生ビザステータスの管理は格段と厳しくなりました。
 更に2011年のオバマ大統領の新法により学生ビザに必要なI20を発行する学校に大きな条件が付きました。政府外郭団体による認証(Accreditation)を得ること。ここ数年は当校もこの認可を得るために苦労をしました。この認可を得れずに廃校になった学校もあります。
 米国のこのような方針変更はいきなりやってきます。法律はロビースト達によって議会にあげられ、新法が可決すると、当事者にはメールでいきなり通知。今回のこの大きな変更は新聞やTVなどで大きく報道されることなくSEVPからのメール通知だけでした。メールを受信し損ねたらおしまい。
 只今、私はグリーンカード(永住権)の更新中です。昨年の12月に指紋採取に出向きました。3月で失効するグリーンカードの裏面には9月までの延長が刻印されています。指紋採取から大体6か月で新しいグリーンカードが来るはず。これもいつ来るか分からない。一方的に郵送です。
 何でも一方通行で、米国のこのようなサービスの一番のネックは、今現在、どうなっているのかと直接、聞けないことです。プロセスは気の遠くなるほど長い。でも、聞いても進捗は教えてくれない。つまりいつごろになるのかさっぱりわからない。それでもみんな黙って待つ。
 これが当たり前になっているから。

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