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New York English Academyブログ New York Taste <ニューヨーク テイスト>

2014 年 8 月 3 日

カテゴリー:留学の注意点

留学の注意点 その21:Blackoutになったら

2-3週間前は30度過ぎの日もありましたが、相対的に今年は例年に比べて冷夏のような気がします。
夏は市民がクーラーなどで電力を使いすぎ、毎年この時期どこかで停電が起こっているはずなのですが、今年はまだ停電は一度もなくConEdision(ニューヨークの電力会社)からの「節電」の警告もありません。

■ 2003年8月に起きた大停電

今から11年ほど前、ニューヨークは3日の停電なったことがあります。地域によっては1日で復旧したところもありますが、郊外のQueens, Brooklyn,BronxやManhattanの一部は1日での復旧はありませんでした。
不幸なことにMahattanの一部の地域に住んでいたため、3日間電気がない生活を送った覚えがあります。

最初は部屋の電気が、明るくなったり暗くなったりを数回繰り返して、そのうちビルの中全体が真っ暗になりました。2001年のテロからまだ数年だったため、ニューヨーカーはまたテロかと思ったはずです。電気がないと、コンピューターが使えない、Faxも電話もダメ。どうしようもないので、家にみんな帰ります。

「仕方ない、今日は帰りましょう」と言って当時は車で出勤していたため、会社を出て駐車場へ向かいました。そしたら立体駐車場なので、電気がなくて車が出せない!
電気がないんだった、、、と思って仕方なく56ブロックを歩いて帰る羽目に。2時間かけてようやくアパートについた、と思ったら今度はエレベーターが動かない。
当時は14階に住んでいたため、歩いて階段を上る羽目に。

1日で復旧すると思っていたら、いつになっても電気が戻らず、冷蔵庫の中は溶け出す始末。電気が戻るまでトイレの水が流れない。クーラーはないので暑くて眠れない。

この大停電は、ニューヨークだけでなくカナダにもおよび、5000万人に被害が出たと言います。信号機がつかず、交通機関がマヒして野外で過ごす人も多かったそうです。この被害は6000億ドルに上ったと言います。

■ もし停電になったら

2003年の8月のような大停電は当然頻繁にはありませんが、もしも停電になったら次の準備をしましょう

1. ボトルの水を買いに行く (水がそのうちでなくなります)
2. バスタブがあればバスタブに水をためる。 (トイレを流すため)

日頃からロウソクやちょっとした非常食を準備しておくとよいです。ロウソクはインテリアも含めてどこでも売ってますが、ところがマッチがなかなか売っていない・・。スーパーにチャッカマンが売ってます。

もう一つ、小さな懐中電灯をバックに入れておくと仮に外出中に停電になった時慌てずにすみます。iPhoneなどのスマートフォンは懐中電灯にもなるので便利ですね。

地域によっては1-2日に電気が戻らないというのもここでは普通です。こんな目にあわないことを願いますが、備えあれば憂いなしです。

 

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