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New York English Academyブログ New York Taste <ニューヨーク テイスト>

2014 年 9 月 8 日

カテゴリー:ニューヨーク情報

日本とアメリカー休みはどっちが多い?

さて9月6日に「アメリカと日本 どちらが働きやすい?」でアメリカの労働基準にちょっと触れましたが、今日はその続き?のようなものです。

■ アメリカと日本― どちらが休みが多いのでしょう?

実は答えは日本。日本は祝日だけで年間15日あります。実際は、ゴールデンウィークやシルバーウィーク、年末年始、正月といれるとゆうに20日は超すのではないでしょうか。

アメリカの年間祝日は10日間。感謝祭など休日が木曜日にあたれば金曜日も休みにしますから、実際は15日程度ではないかと思います。

正月という風習もありませんから、カレンダー通り2日から仕事は稼働。

実はアメリカは先進国であるにも拘らず、基本的な福利厚生を会社・企業に義務付けていないのです。要するに従業員が有給休暇をとる権利は保障されていません。

また産後休暇中の給与支払いの義務もありません。ようやく最近ニューヨークで週40時間働く従業員には「病欠による有給休暇(Sick leaveによるPaid holiday)」が可決されたという信じられない状況です。

先日のブログにも記載した通り、基本的には「雇用主と従業員の間の契約」です。契約に有給休暇を盛り込むことができた人もいれば、祝日分の給与は給与に含まれないといった人もいます。

 

■ 実はアメリカ人は働き者?

オンライン旅行会社が休暇が取れるアメリカ人について調査したところ、年間でそれらの人々が取り残した休暇は5億日にのぼるのだそうです!

多くの人が休暇中も仕事に繋がれていると不平も言っています。アメリカの経済政策研究センターがまとめたレポートによれば、そもそもアメリカ人の4人に1人は有給休暇を全くとっていないとのこと。(米国版International Business Timesの記事より)

理由は、
休暇をとった後に仕事が山積みになる、
あまり長い休みをとるとポジションがなくなるかもしれない、
休暇をとる余裕がない

などあげられるようですが、そもそもデータからアメリカは有給休暇消化には消極的です。

もちろん会社の中でも、時間がくればどんな急な仕事が残っていようとサッサと帰る人々もいます。ですがおおよそ上層部になると、休みの間でも仕事にさく時間は多いようです。

「日本人は勤勉」であることには違いはないですが、年間の休みも実は結構あるのです。

アメリカかの休暇事情は日本より厳しく、また実際には日本人より勤務時間は多いのかもしれません。

、、、、が、それにしてもなぜそこまで働き者であるアメリカ人の仕事は遅いのでしょう、、、

文句を言うわけではありませんが(実は文句です)、州教育庁に書類の認可で申請してもゆうに2か月はかかり、あまりに返答がないからプロセスの状況を聞けば、書類をどこかにおいてなくなったからもう一回送ってくれと言われ、送ったら送ったでまた一か月返答がない。(今更驚くことでもありませんが・・)

反対に同じアメリカ人でも当校のExcutive DirectorのDavid君は、さっさと片付けるせっかちな性格。休みであっても仕事のメールはきっちり返信し、2週間の休みも「今は2週間も取れないから」と自分で1週間に変更します。
Davidこそ、アメリカ人が取り残した休暇5億日に拍車をかける人物の一人ではないかと心の奥底で思うのですが、、でももちろん当校にとっては力強いDirectorです。

教育庁にもDavid君みたいな職員がいればもっとはやく仕事が進むのに、、、と思わずうなってしまいます。

日本とアメリカ、どちらが働き者か!結局は「その人」次第ですね。

 

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