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世界規模のパンデミック禍、人々は皆今までにない様な厳しい経験をしています。

健康上の安全性が、紛れもなく進行している状態で危険にさらされている今、私達の生活が以前とは一変してしまったと感じていらっしゃるのではないでしょうか。

ニューヨークのコミュニティーは人口が密集している為、コロナ禍においては様々な規制、例えば三密を避ける、人との距離を開ける、そして屋内への退避命令は日々の生活も変化を余儀なくされています。

ニューヨークイングリッシュアカデミーでは教育機関として、コロナ禍において生徒に質の高い教育を提供する事を最優先としています。 10年前には考えられなかったコンピューターテクノロジーが日々の生活で使用されている現在、教育の基本的な価値を重視し、安全で教育の質が劣らないカリキュラムを組み、更にオンラインのレッスンが出来るネット環境を整えて来ました。ご存じのように、ニューヨークに住み学ぶ事はユニークで特別な経験でしょう。講師と生徒が交流を深めたり様々な経験を分かち合い絆を深めることは、長期にわたる友情や個人の成長にプラスとなるに違いありません。

 trivia night

自宅での退避生活命令により、ニューヨークイングリッシュアカデミーの生徒は友達と交流したりワクワクする機会が減った為、学習の面でも厳しく孤独感に悩んでいるようです。様々な制限のある生活では、他人との交流が恋しくなるのは当然のこと。友人達と直接集まる機会が制限され恋人間のアップデートなど、オンラインで繋がる為にコロナ禍で人気が急上昇したコミュニケーションツールを使ってみませんか。

元々はビジネス用のオンライン会議ツールですが、ネットの環境が整っていれば友人や家族間でも使用出来るので大人気です。講師と生徒達間でレッスン以外でもハッピーアワーやゲームを楽しむ機会が増えて、この会議ツールの影響力はかなりの物。学習面での利点は、生徒間の交流だけでなくグループワークや、教師が授業の要約を含めた学習ガイダンスも出来るという事です。コロナ禍の厳しい状況ではありますが、いろいろと工夫を凝らしてさらに楽しく皆と繋がってみませんか。

会議ツールを使ってお祝いする

では、イングリッシュアカデミーの皆と繋がりながら、会議ツールを楽しむ方法を紹介しましょう。

2020年7月現在、ニューヨークでは自宅内の退避生活が義務付けられて3か月以上になります。という事は、私達の人生における様々な重要イベント、例えば誕生日や結婚式、休暇や旅行、さらには赤ちゃんの誕生に至るまで、人々の集まりが制限されていることになります。このような時にも会議ツールが活躍しています! 

最近、私は会議ツールを通してバースデーパーティーに参加しましたし、友人は法律上認可されているオンライン結婚式をしたそうです。コロナ禍の辛い制限下では、様々な楽しいイベントを含めて生活スタイルを変えなければいけませんが、テクノロジーの進歩によって大切な人達とオンラインで繋がる事が出来る時代でもあります。いつかこの状況が終了して厳しい時間を振り返った時、オンラインツールを使って交流が出来た事に感謝出来るかもしれません。

会議ツールを使ったゲームイベントと創造性について

コロナ禍が私達の生活に影響を及ぼし始めて以来、オンラインを通して友人達と毎週様子を語り合ったり、楽しい想い出話をしたり、顔を見たりして過ごす事が普通になりました。当初こういった生活が始まった時、これが現実とは思えない程ヴァーチャルなやり取りがとても不思議だったのですが、それにもすぐに慣れて毎週互いの様子を話し合う事が楽しみになり、現実の辛い状況をリアルタイムで共感するようになりました。が、2-3週間もすると、コロナ関連の話題や、失業やそれに近い辛い状況下にあると言ったやり取りに嫌気が差してしまい、気をそらすことが出来る「何か」が欲しくて仕方が無くなってしまいました。そこでオンラインゲームの開始です!

ネットのゲームにはたくさん種類がありますが、楽しいだけでなく、友人とより親しくなれて、すぐにログインとプレーが出来る色々なゲームアプリがあるのをご存じでしょうか?例えば、ネットで検索すれば誰にでも簡単に作成出来るトリビアクイズ(雑学クイズ)を毎週開催したり、ちょっとしたやらせ系のクイズゲームも出来るという訳です。テーマが豊富なトリビアクイズを作って楽しんでみてはいかがでしょうか。

最近、ニューヨークイングリッシュアカデミーは独自のトリビアナイトを開催したので、ちょっとご紹介しましょう。テーマは「ハリウッド」。このクイズの良い点は、生徒の英語力自慢が出来る事だけではありません。皆に人気のあるサブカルチャー系のテーマにする事で、講師と生徒それぞれが、堅苦しくなくちょっとリラックスして英語の勉強に取り組むことが出来るという訳です。

私達が憶えておくべきこと

私達は、コロナパンデミックによって今までとは異なる生活を余儀なくされています。3ヵ月以上に渡る自宅の退避生活は先行きが不透明で見通しが立たず危険にもさらされていますが、この経験によって教育機関の講師や管理者として、生徒として、また人として何かを得ようとしているのかもしれません。ニューヨークは、様々な意味で日常生活上でも感染の危険地帯となっています。個人による意思疎通の価値観が失われた今、独創的な交流や協力の方法を模索するのは容易ではありません。ニューヨークを愛する自分にとって、以前の様に好きな時に散歩が出来ず、またバスや地下鉄はガラガラ、閉店してしまった店舗は多く、寂れて無人になった街を目にするのは辛いものです。

ニューヨーカーはタフで立ち直りが早い事はご存じでしょう。希望を持っていれば、街を再建しまた復興できると信じています。ニューヨークイングリッシュアカデミーでも皆一緒に繋がっていれば、この歴史的な試練に耐えることが出来るでしょう。そして、いつかこの辛い時期を振り返った時、試練を乗り越えた自信と共に感謝するに違いありません。

自身の健康に感謝しましょう。そして、進歩したテクノロジーを上手く使いこなして、人と交流出来る時代に生きていることに感謝しましょう。

人生は続きます。コロナウイルスによるパンデミックは、私達が未来に備えるようにとメッセージを伝えているのかもしれません。


コロナウイルスの猛威によって世界中が対応を余儀なくされています。例えば、多数の会社がオフィスワークを在宅の仕事に切り替えたり、宅配業はステイアットホームの影響で生活必需品の配達が爆発的に急増しています。人々のウイルスに対する安全対策を始め、世の中の常識は様変わりし、そして日常生活を正常に戻す方法を模索している真っ只中と言えるでしょう。

zoom オンラインレッスン

このコロナの影響を最も受けているのが教育現場であるのはご存じでしょう。教師と生徒間の接触が避けられている世界中の教育現場において、過去においては用いられなかったデジタルとバーチャルによる全く新しい学習機能が組み込まれています。つまり、教師達はバーチャルの内容に合った授業を考えて進め、生徒達はログインして勉強する事が日常になりつつあります。

中には、最近のこのような状況下においてカリキュラムや学習スタイルにどう影響しているか考えいらっしゃるかもしれません。でも、どうかご心配なく。ニューヨークイングリッシュアカデミーでは、生徒さんの英語の学習環境と目的達成を目指すべく対策を取り、オンラインの環境を整えています。毎日の学習に組み込める最新のレッスン対策の幾つかをご紹介しましょう。

1.生徒の出席と授業の参加

英語のオンラインレッスンでは、生徒達の出席の様子をはじめ、どの様にレッスンに参加したり交流しているのか分かりづらいのではないかと思うかもしれません。ニューヨークイングリッシュアカデミーは、いち早く最近話題のオンラインの会議ツールを用いた機関ではトップクラスですから、生徒間のチャットや少人数のグループワークなど、講師がきちんと成果の様子を見ています。

2. 生徒と講師間のコミュニケーション

オンラインのレッスンは、学校でのちょっと贅沢な感じのプライベートレッスンや、またキャンパスでふと聞こえる英語とは異なるかもしれません。個人での交流は確かにメリットが多いのですが、当面の間はオンラインの学習環境に合わせる必要があることは確かです。ニューヨークイングリッシュアカデミーでは、会話やコミュニケーションの上達させるべく通常のラーニングツールの他に、講師達のスケジュールにより1対1のビデオチャット、電話による会話、またいつでも受け付けてくれるメールと内容が吟味されたアプリも使ってアドバイスをしてくれています。かつて学習の現場では使う事のなかった新しいラーニングツールを用いて、レッスンプランやライティングなどのドキュメントをシェアしたり皆とオンラインで繋がることによって、学習効果をより高めるコミュニケーションツールになっています。

3.生徒間のコミュニケーション

効果的に学習出来るアカデミックな環境は、生徒間で互いの意見を交換したり実力に磨きをかけられるような前向きな評価とフィードバックが重要です。直接の対話や会話のないレッスンは、価値がないと感じるかもしれません。でも、いろいろなオンラインツールを使えば、講師達からアドバイスやフィードバックを受ける事が出来る上、ソーシャルネットワークを通して友達と繋がっていられるでしょう。

4.講師の指導能力

教室では、実際の講義をして黒板に説明を記したり、ネットのメディアを使って授業が進むので、一昔前の様にプリントを渡すのは今の様なペーパーレスの時代には合いません。オンラインの会議ツールには、講師(教師)が内容をしっかりと区分してボードに書き込んだり、リアルタイムで画面を使いシェアしたり参加も出来るので、生徒達は要点をまとめてノートに記すことが出来るという訳です。クラウド機能を使えば、様々な教材を生徒間でシェアやコラボをする事が出来るし、また合理的に課題をこなしたり物事を学ぶのも早くなるに違いありません。

5.授業の雰囲気

合理的な雰囲気で学べるヴァーチャルな授業に慣れている現在の状況では、キャンパスに足を運んでクラスに出席する事が少し時代遅れの様に感じるかもしれません。オンラインラーニングは直接の授業ではないので今一つ頭に描けないかもしれませんが、事前に予約されている会議システムやオンラインチャットを使用することによって、個人で会話ができるだけでなく、生徒が講師に質問をしたり皆でオープンディスカッションすることも出来ます。もちろん、自分でレッスンスケジュールを組んで、レッスン中に学んだ事を教室以外の場所で応用してみるのも良いかもしれません。個人の学習だけでなく、少人数グループで励ましあいながら練習すれば、さらに英語力が向上することでしょう。

・課題と宿題の構成

課題や宿題はデジタルラーニングのメリットでもあるのをご存じですか?ニューヨークイングリッシュアカデミーは、生徒が授業以外でそれぞれ時間を管理して課題をこなすことにより、理解力と自主性のある考え方をしているかどうかを判断しています。各コースのカリキュラムによりますが、ライティングのコースでは毎週エッセイなどの課題を出して生徒の文章力が伸びているか、そしてスピーキングコースは会議ツールやビデオ会話を使用して判断します。

コースの期間や内容によりますが、ニューヨークイングリッシュアカデミーは教室と同様の経験が出来るように、オンラインラーニングの内容について慎重に取り組んでいます。

6.小テストと試験の構成

オンラインレッスンは実際に会って授業が行われないという点で、試験は難しいのではと思っている方がいるでしょう。驚かれるかもしれませんが、生徒の学習内容や理解力は意外にも数多く対応出来ています。ネット中心の時代はストレスを感じやすいものですが、そんな時でも柔軟な大人の対応が出来るように、生徒も生活の変化に適応を求められています。

現在、生徒のプライバシーや個人情報を厳守しながら、ルールに沿った小規模な試験を用いる機会が増えています。ニューヨークイングリッシュアカデミーでは、講師陣が会議ツールやドキュメントシェアリングを用いて、生徒の文法、リーディング、リスニング、ライティングの学習成果を総合的に、また公平に判断しています。

7.学校の管理機能

デジタル時代の今、教員同士のコミュニケーションは簡素かつ正当に行われています。ネットの環境には個人差がありますが、語学コースの学生は勉強を続けながら大学院などを目指すためのサポートが受けられます。また、語学学校に通いながら手続きに後れを生じることなく、大学の入学事務局や各学部、学費などについて相談できるファイナンシャルエイドにもオンラインでコンタクトが出来るようになりました。

私達は精神的に辛い時期を過ごしていますが、同時に誰もが皆安全で健康であることを望んでいます。パンデミックは先行きが不透明ですが、ニューヨークイングリッシュアカデミーは人との接触を避けながら学業を続けたい留学生、そして留学を考えている人達が安心して将来の学習プランを進められるように、状況に応じた対策を取っています。


ニューヨークは、アメリカ国内でホームレスが最も多い地域の一つ。小規模なお店や家族で経営している小売店は、大型店とのビジネスの競争には適わず、日々の生活に追われているのが現実です。また、歌手や舞台俳優、ダンサーと才能があっても夢を叶えられる人はほんの一握り。冬のニューヨークは厳しい寒さのため、電気代がはね値上がり、さらに交通手段までが個人の生活を辛くさせてしまいます。もしあなたに、お金ではなく時間に少し余裕があるのでしたら、困難に直面している人達に手を差し伸べてみませんか?市内には、様々な非営利のボランティア団体があるのをご存知ですか?参加することによって、人と係わり合いを通して会話の練習をしたり、社会について様々な勉強が出来る良い機会となるでしょう。

ボランティア

  1. DEED app アプリを使ってみよう

あまり馴染みがないかもしれませんが、ボランティアに参加するためのアプリをインストールしてみましょう。自分の住んでいるエリア、ジップコード(郵便番号のような5桁の番号)を入れてサーチしてみると、地域の慈善団体などを探すことが出来ます。ボランティアの内容と詳細、日時など、興味のあるボランティアに参加すればよいのです。最初はちょっと躊躇するかもしれませんが、一度参加すればもう大丈夫。また参加したいと思うに違いありません。何度もお話しているように、ボランティアグループの人達と関わる事によって、社会活動に関する話を通してとても良い英語の勉強が出来るに違いありません。

  1. NYC Service   ニューヨーク市の行政サービスに参加してみよう

行政サービスには様々なボランティアがあるのをご存知ですか?こちらも、ネットでボランティアの情報収集がいろいろ出来ることです。環境保護の意味から、公園に木を植えたり、教育の分野では子供達に本を読んであげたり、また読み書きや算数まで教える機会があるんです。これはとても良い英語の練習になると思いませんか?教えることは学ぶこと、自分の得意な分野を生かして、ボランティア活動にぜひ参加してみてください!

  1. Ellen`s Stardust Diner, Times Squire エレンのスターダスト食堂、タイムズスクエアにて 

ちょっとユニークな場所についてお話しましょう。実は、ブロードウェイの劇場に程近いこのダイナーは、私がビッグアップルに移った頃からのお気に入り。ここには、ブロードウェイでのデビューを夢見ている俳優の卵たちが、マイクを片手に歌い出したり踊ったりと、食事をしながらのエンターテインメントが楽しめる場所なのです。英語の歌詞って意外に簡単で、一緒に歌を口ずさめば楽しく練習が出来るというワケ。ウエイターたちがパフォーマンスをしている間、お店のマネージャーがバケツをお客さん達に手渡しますが、それは、彼らのチップやちょっとした寄付を入れる為で、ダンスなどのレッスン代になる物です。こんなダイナーに食事に行って、俳優の卵たちによるエンターテインメントを楽しんで、そしてちょっとした(ボランティア行動にもなる寄付をしてみてはいかがでしょうか。 

4.Donate to Thrift Shops リサイクルショップに寄付をしてみよう 

ニューヨークには、寄付を受けつける団体や場所があるのをご存知ですか? 慈善団体としても知られているサルベーション・アーミーや、グッドウィルといったリサイクルショップには、古着をはじめ家具や日用品と、店の中には様々な物で溢れています。最初にお話したように、ニューヨークの大都会には、日々の生活にも困窮している人々がたくさんいます。助けを必要としている人達に手を差し伸べる方法の一つとして、私達に出来ること、それは意外に簡単なことだって知っていましたか?まず、自分が普段使っているクロゼットや戸棚を見てみてください。しばらく着ていない服や使っていない物があったら、ぜひ寄付しましょう!部屋の中を整理できるし、何よりも誰かの役に立つかもしれません。誰かに、そして何かに貢献出来ることに感謝すれば、とても素晴らしい気分になるのですから。


私は真冬でも屋内に引きこもるタイプではないことは、以前にお話しました。今年は特に東海岸の冬の気候が大変厳しいので、この時期にはわざわざ大雪の中を出かけず、家の中にいてビデオをレンタルしたりしてとにかく暖かく過ごしたい。でも、世界中で最高にクールな大都会、ビッグアップルに住んでいるのですから、それて勿体無いと思いませんか?今回は、家の中にいながら楽しく過ごせて、英語の練習にもなる方法をご紹介しましょう。 

厳冬のニューヨーク

  1. Netflix – OF COURSE! 映画やTVドラマをレンタルしてみよう

自動販売機のようなシステムのこのレンタル器は、借りるときも返却もかなり便利なシステム。CM無しに好きな映画やTVドラマの再放送も見られるので、個人的にはこれが無いとちょっと辛いかもしれません。昔大好きだったシリーズのドラマは、何時間も続けて見るくらい。そして、お気に入りの映画や面白いSitcom-ホームコメディーは、友達と家族に伝えたり情報交換して盛り上がっちゃいましょう!映画やドラマで聞く英語のフレーズやイディオム、スラングを聞き取って調べたり、実際に使って練習してみましょう。もちろん、よく分からない言い回しや使い方は、語学学校の先生やきちんとした英語を話す友人に聞いて確認してから、使ってみましょう。 

  1. Baking and Cooking お菓子を作ったり料理を作ってみよう

個人的には特に料理は得意ではないのですが、吹雪の中外食する気分にならない時にはどうしますか?ごく簡単な料理くらいは自分で作るけれど、いつも同じ味では退屈ですよね。真冬の間、特に一月はレシピを増やすにはぴったり、ネットのお料理サイトをリサーチしてみましょう。いつものレシピにちょっと工夫を加えれば、思いがけないほどのご馳走が出来たりします。或いは、せっかく新しい料理にチャレンジしたものの、味は今一つなんてこともあるかもしれません。見慣れないレシピ本を読んだり、国籍の違う友達やルームメートと一緒に食料品の買出しに行くも良し、英語に関連付けて練習してみてください。 

  1. Host a Game Night ゲーム三昧の夜を過ごそう 

ルームメートがいたり、近所に友達が住んでいるのなら、ゲームナイトパーティーをしてみませんか?個人的に大好きで、大学時代にはよくルームメートと楽しんだものです。友達それぞれが BYO-(BringYour Own) 好きな食べ物を持ち寄っていろいろなゲームが出来るので、気軽に誰もが楽しめるパーティーです。また、ゲームを楽しむ日に合う食べ物はゲームをしながらつまめるような物、例えば、野菜のフライのディップなどや、飲み物なら暖かいHot Chocolate-ココア、そして法的にお酒が買える年齢であればワインもぴったり。絵カードを使ったり、声を出さずにジェスチャーだけで何なのか(誰か)を当てたり、皆でヒントを出し合いながら答えるゲームなど、冬の間家の中で楽しめるゲームがたくさん。ゲームをしながら英単語の練習にもなるゲームナイト、超おススメです! 


Speakeasiesとは、「ひそひそ、こそこそ話すこと」、つまり、1920年の禁酒法時代のもぐり酒場のことだとお分かりでしょう。ナイトライフを楽しめる店が目まぐるしく変わるビッグアップルで、長い間残り続けているスピークイージー、その始まりは禁酒法が制定され、お酒の製造と販売が法律で禁止された時代にさかのぼります。どんなに法律が厳しくても、お酒となれば法の目を潜ったり、何とか隠し通そうとするのも人間。お店には見えないように、本棚を酒造所につながる隠し扉にしたり、グラスではなくティーカップにしたりと、様々な方法を駆使していたそうです。

そして現代まで生き残ったスピークイージーは、殆どが道の奥にあったりと簡単には見つからない場所にあります。隠れ場的なロケーションにあり、私自身初めて訪れた時はそのユニークさに「これが酒場?」と思ったほど。ニューヨークでは、法的にお酒が飲める年齢であれば問題はありません。アメリカの歴史を勉強してから多数あるもぐり酒場を訪れて、周りの人達と気取りのない会話を楽しんでみてはいかがでしょうか。 

もぐり酒場

  1. Attaboy, 134 Eldridge Street, Lower east Side / アタボーイ、エルドリッジストリート、ロウアーイースト

実は、未だ訪れたことがない、最も行ってみたい隠れ場的な酒場の一つ。ここの特徴はドリンクのメニューがない事で有名ですが、バーテンダーに自分の好みのお酒やカクテルを伝えると、好みにぴったりで美味しいドリンクを作ってくれるのだそうです。ちょっと好奇心をくすぐられませんか?また、場所が見つけにくく、AttaboyのAの大きなネオンサインを目印に探してみてください。それから、好みのお酒やテイストを伝えるために、ジン、サワーミックスなど英語の予習をしておきましょう。 

  1. The back Room, 102 Northfolk Street, Lower Side /バックルーム、102ノーフォークストリート、ロウアーイースト

バックルームは、禁酒法時代から営業を続けている数少ない(現在2軒のみ)潜り酒場です。場所は比較的見つけやすく、Lower East Side Toy Companyの看板を目印にして行くと良いでしょう。

昔の名残りを感じさせるお店は、80年前と祖の様子は同じで雰囲気も良く、まさにニューヨークの隠れ場的バーといった感じです。また、週末にはミュージシャンのライブが行われ、人、人で大賑わいになります。

この店の最もユニークな点は、お酒をティーカップに注いで出してくれること。

ティータイムを楽しんでいるように見せて、お酒を飲んでいたのかもしれません。ドアにはセキュリティーの人が立っていますが、常識的に振舞えば問題なし。

秘密の看板を目印にお店を探しながら、楽しい英語の練習になるに違いありません。 

  1. Auction House, 300 East 89th Street, Upper East Side /オークションハウス、アッパーイースト89丁目 

カップルのデートに最適なお店をご紹介しましょう。この店は看板がなく通りから離れているので、ちょっと見つけ難いかもしれませんが、店の雰囲気は大人向けで、25歳以下の若者がパーティーで集うようなお店ではありません。

プライベートな空間でのお酒をお望みなら、オークションハウスは最適なお店と言えるでしょう。英語で大人の会話を練習してから、ぜひ訪れてみてください。

  1. Middle Branch, 154 east 33rd Street, Murray Hill / ミドルブランチ、イースト33番地、マーレイヒル 

私の職場の近くにあるミドルブランチは、最近クールな潜り酒場で人気上昇中。このお店もまた看板が無くちょっと見つけ難いので、2階建てのタウンハウスを目印に探すと良いでしょう。お店は広々としてモダーンな雰囲気で、禁酒法時代を懐かしむかのようなジャズが流れています。店内とは対照的に、お酒を楽しむ人は親密な感じなので、英会話の練習をするのなら良い機会になるでしょう。友達を誘ってお酒と会話を楽しんでくださいね!


ホリデーシーズンの諸々に飽きてしまったアナタには、ビッグアップルで楽しめる大晦日と新年のイベントをご紹介しましょう。周りの人達に明るくHappy New Year! と声を掛けながら、大晦日から新年を迎えられてはいかがでしょうか? 

  1. Times Squire; Manhattan / タイムズスクエアのニューイヤーカウントダウン、マンハッタン  

世界で最も人気の新年へのカウントダウンと言えば、ニューヨークのタイムズスクエアを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。キラキラと輝きながらカウントダウンに合わせてボールドロップ(下に向かう)する様子は、一生に一度は経験してみたいとの声も多いタイムズスクエア。でも、実はかなりの忍耐力が必要なイベントでもあるってご存知でしたか?

毎年大人気のこのカウントダウン、ブロードウェイから7番街周辺は午後の1時頃には既に大混雑しているので、入場のエリアゲートは午後3時頃には閉まってしまいます。Let me warn you – ここでちょっと警告しておきましょう。この時間からカウントダウンが終了後までは外には出られず、人、人の中にぎっしりと埋もれてしまうことになるので、sanitary emergency- つまり、ちょっとお手洗いにという訳にはいきません。そして忘れてならないのが真冬のニューヨークの極寒対策。カウントダウンは真夜中ですから、忍耐力など自信のある人達におススメというワケです。

ニューイヤーカウントダウン

それでも経験する価値アリのタイムズスクエアでのカウントダウン、極寒対策などなどの準備を万端にして、ぜひ一度トライしてみてはいかがでしょうか。

  1. New Year’s Eve Night Bike Ride; Brooklyn to Manhattan / ニューイヤーズイブのバイクライド、ブルックリンからマンハッタンまで 

バーなどでお酒を飲んで新年を迎えるより、サイクリングが大好きなアナタにはこんなイベントはいかがですか?大晦日の夜9時45分にブルックリンのウイリアムズバーグ橋からスタート、ワシントンスクエアパークとマディソンスクエアパークを走り抜けて、ゴールのセントラルパークで2018年の新年を迎えるコースです。新年のパーティーでは、周りの人達と気軽に英語で会話を楽しみながら過ごされてはいかがでしょうか。

  1. Coney Island Polar Bear Club New Year’s Day Swim; Coney Island, Brooklyn / コニーアイランドポーラーベアクラブのニューイヤー水泳大会、ブルックリン

寒さと体力に自信のある人は、新年恒例コニーアイランドポーラーベア―クラブ主催のチャリティー寒中水泳大会はいかがですか?真冬のニューヨークで水泳大会なんて、あまりにもクレイジーに聞こえますが、意外にもニューヨーカー達は楽しんでいるイベントの一つ。酷寒の中で勇敢にも泳ぐ参加者に、熱い声援を送って楽しむのも、この大会の見所なんです。イベント中は人の輪の中に入って、これってクレイジー!自分にはまず無理!なんて会話を楽しみながら過ごされてはいかがでしょうか。 

  1. Keep the Party at Home! / 自宅で新年パーティーをしよう!

 ニューイヤーズイブだからと言って、大混雑の街中に出かけたりお金を使う必要なんてありません。私の様に人込みが苦手なら、気の合う仲間と自宅で楽しくパーティーをしながら新年を迎えてはいかがですか?それぞれ持ち寄りのポットラックをしたり、楽しいゲームをしたり、もちろん2017年を振り返って話し合うのも良いでしょう。皆と楽しく英語で話しながら、2018年の健康と成功を祈って新年を迎えてくださいね!


ホリデー気分は盛り上がって来ていますか?この時期ビッグアップルに滞在中のあなたはラッキー中のラッキー!ニューヨーク市の観光局が11月には早々と様々なイベントの情報やスケジュールをホームページに掲載を始めている程、ホリデーシーズンは一年で最も大切な時期なんです。そして、皆さんが想像している以上に、クリスマスには力を入れるのもニューヨーカーの特徴。普段は高層ビルや細かいお店などばかりが目に付く街中が、キラキラと眩いクリスマスツリーや、光溢れるイルミネーションやいろいろな飾りでそれは美しい街に変身します。

ロックフェラーセンター

今回は、初めての人達も最高にクリスマスを楽しめるように、ビッグアップルのクリスマス名所やちょっとした英語の表現もご紹介しましょう。 

  1. The Rockfeller Center Christmas Tree; Rockfeller Center, 49th Street between 5th&6th / ロックフェラーセンターのクリスマスツリー;5番街と6番街49丁目  

皆さんが良くご存じ、アメリカの大富豪ロックフェラー一族が所有するビルは、ビジネス街の中心地、そして高級店が並ぶ5番街に位置しています。ニューヨーカーだけでなく、世界中から観光客などを魅了し続けているビッグアップルの名物と言えば、何と言ってもロックフェラーセンターのクリスマスツリー!今年86回目となるChristmas Tree Lighting – 点灯式は11月29日に行われ、全米ネットワークのニュース(そして世界中でも)でその様子が放送されました。高さ78フィート(約24m)、10トン以上にもなるこのツリーは45000個ものLED電球を使い、25000個ものクリスタルで飾られ、ツリーのトップにはクリスタル製のスターが眩いばかりに輝き、スケールの大きさでも超有名です。11月29日から年明けの1月9日まで飾られているので、ぜひ実物を見にいらしてはいかがでしょうか。そして、周りいる人達にHow beautiful! It’s beautiful, right? と気軽に声を掛けてみれば、楽しい英語の練習になるに違いありません!

  1. The Bryant Park Winter Village; Bryant Park, 40th Street between 5th&6th / ブライアントパークウィンタービレッジ、5番街と6番街40丁目

ニューヨークのブライアント公園と言えば、ミッドタウンのオフィス街にありランチタイムに一息ついたり、週末にはゆっくり過ごせる都会のオアシスとご説明しましたね。年間には様々なイベントのあるブライアントパーク、ウィンタービレッジも超おススメでまた見逃せないホリデー中イベントの一つ。多数のマーケットがあり、クリスマスの飾りや大切な友人へのプレゼントにはピッタリな雑貨などが売られていて、屋台でニューヨークっぽいグルメを食べながら歩いて見るだけでも楽しい場所です。買い物の際には、商品について質問したりちょっとした会話を楽しんでみてはいかがですか?更に、ここには人気の広大なスケートリンクがあり、ホリデー中のイベントも多くニューヨークっ子や観光客を楽しませてくれます。入場料は20ドル程、スケート靴が無くても貸し出しをしているので大丈夫。真冬は噴水が凍って美しいブライアントパーク、公式サイトをチェックして出掛けてみてくださいね。防寒対策をどうかお忘れなく!

  1. The Dyker Heights Christmas Lights; Dyker Heights, Brooklyn, 11th to 13th Avenues from 83th to 86th / ダイカ―ハイツクリスマスライツ; ダイカ―ハイツ, ブルックリン 

アメリカだけでなく、世界の様々な国でクリスマスの飾りやライティングで名所がありますが、ニューヨークではこちらも名所の一つ。

高級住宅地にあるダイカ―ハイツは、マンハッタンのダウンタウンから車で約30分、地下鉄では一時間程掛かります。クリスマスのイルミネーションで有名なダイカーハイツ、実は住宅街にあり、個人の家や庭を遊園地の様に派手に飾り付けていて、個人宅ではそのスケールの大きさで有名な場所であり、何とツアーもあります。但し、住宅街にあるので、マナーには十分気を付けて静かに見て楽しんでくださいね。

個人宅なのでいつ終わりになるかはちょっと不明ですが、年明けの一月始め頃まで楽しめそう。マンハッタンにちょっと飽きたら、ブルックリンまでちょっと出かけてクリスマスのイルミネーションを楽しんでみてはいかがでしょうか。

  1. SantaCon; Manhattan, Saturday, December 9th, 2017 / サンタコン、マンハッタン(12月9日/土曜日)

Santa Suit 5K; Prospect Park, Brooklyn, Sunday, December 10, 2017  / サンタのコスチュームで5Kラン-プロスペクトパークマンハッタン(12月10日/日曜日) 

サンタクロースのコスチュームを着てバーをハシゴしてお酒を飲むこのイベントは、元々はクリスマスのビジネス化(商業化)に反対して、1990年代にサンフランシスコで一回限り開催されたのですが、年々世界の様々な国でも行われるようになりました。サンタ風の衣装を身に着けていれば誰でも参加OK、いろいろなお店でお酒を飲んでホリデー気分を楽しむのですが、残念ながら近年は酔ってハメを外したり公共のマナーを守れない人達が増えて、警察のお世話になる人が多くなっています。ニューヨークではチャリティーイベントとして一部の非営利福祉団体に寄付されているので、きちんとマナーを守って楽しみたいものですね。

そして、いろいろと体験したいのであれば、ブルックリンのプロスペクトパークで開催される5Kマラソンと両方共参加してはいかがですか?こちらは、お酒抜きでサンタのコスチュームを着て参加出来る楽しいイベント。参加者と気軽に英語を話して練習できる良い機会ですから、存分に楽しんでくださいね!


ニューヨーク滞在中に英語力を付ける方法について、いろいろとお伝えしてきました。秋はフットボールのシーズン、そして冬は前回お話したホッケーチームもあり、いろいろなスポーツが楽しめます。ニューヨークを拠点としているプロスポーツのホームが結構あるので、スポーツ観戦が楽しめ、プラス試合を観ながら本格的な英語の練習が出来るという訳です。

バスケットボール

ニューヨークをホームとしているプロスポーツは、野球、フットボール、ホッケー、そしてバスケットボールがありますが、アメリカを象徴するスポーツと言えば、何と言ってもバスケットボール。プロのバスケットボールについて、少しご説明しておきましょう。バスケットボールの世界最高峰と言われるNBANational Basketball Associationは、アメリカの29チームとカナダの1チームの計30チームがあり、East Westの2つのカンファレンスにはそれぞれ3つのディビジョンに分かれ、各5チームが属しています。ウィンタースポーツの代表で大人気のバスケットボール、スポーツニュースではバスケットボールではなくNBA と呼ばれていて、試合のある日は結果や情報が詳しく報じられています。また、プロスポーツとしての実力だけでなくエンターテインメント性がとても高く、皆さんがご存じのスター選手が多数活躍しているのもNBAの特徴と言えるでしょう。NBAの選手が多数出場したオリンピックではドリームチームと呼ばれ、バスケの試合というよりショーのようでしたね。

NBAのシーズンは10月から4月が公式戦で、東西15チームに分けて試合が行われ、5月に各上位の8チームが選出されプレーオフ進出。6月にファイナルの決勝戦で優勝チームが決まります。世界トッププレーヤー達の試合はとてもスピーディーで迫力があり、観客やファンはいつも大興奮。そして、大きな特徴として、NBAには国際ルールとは異なる独自のルールが存在しているのをご存じでしたか?例えば、コートが少し広くボールは少し小さく軽めです。普通バスケの試合では前半と後半に20分づつゲームを行いますが、NBAは12分を4クオーターづつ、計48分のゲーム構成になっています。つまり、試合時間を長くして総得点を増やし、そして試合全体のスピードをアップさせる為なのだそうです。代表的な試合のルールを幾つかご説明しておきましょう。

Airball – エアーボール:ボールがバックボードやネットに触れずに外れること

Brick –ブリック:ボールがリングには当たるがネットには入らないこと

Dribble –ドリブル:ボールをコートにつきながら保持していること

Dunk –ダンクシュート:ボールを直接叩き込むシュート、派手なシュートの代表

Travel –トラベリング:選手がボールを持ちながらドリブルをせずに3歩以上歩く事

Swoosh –スウーシュ:バスケのファンによるオリジナル用語、リングに触れずに直接シュートが決まる事 / *単語の「物や鳥がシュッと音を立てること」の意味から

他の細かいルールについて興味があれば、ちょっとリサーチしてみてくださいね。

今回はニューヨークをホームとしているNBAの2チームをご紹介しましょう。

  1. New York Knicks, Madison Square Garden, Manhattan  

ニューヨークニックスはNew York Knickerbockersが正式名で、NBAでは最も有名なチームの一つ。前回お話ししたホッケーのレンジャースと同じ、マディソンスクエアガーデン(MSG)をチームの本拠地としています。1946年に創設され、NBAでは古株と言えます。チームカラーと言うより、ブルー、オレンジ、シルバー、黒や白を身にまとって観戦するファンが多いのもニックスの特徴。メッツやアイランダーズのカラーにも似ていますよね。残念なことに、スター選手が揃っていながらこの3年程は勝ち数に恵まれず、イースタンカンファレンスの中でもちょっと低迷気味、更に選手同士の難しい問題もあったりとファンをやきもきさせています。地元のニューヨーカーや芸能人にファンが多く、試合では著名人を見かけることも。チームの熱狂的なファンはいつも活躍を期待しながら応援し続けているので、試合観戦の際にはそんなファンの姿にも注目してみてくださいね。 

  1. Brooklyn Nets, Barclays Center, Brooklyn   

元は1967年にニュージャージーアメリカンズとして創設され、2012年にニューヨークにのバークレー社に買収され移転、ブルックリンネッツとして新たにスタートしたチーム。大スター、ヒップホップアーティストのジェイ・Zが手がけたクールなロゴデザインで有名なブルックリンネッツ、ラッパーと実業家が共同経営しているなんてアメリカ的でしょう?ニックスに比べて試合のチケットは手に入り易いので、雰囲気を楽しみに行くのも良いかもしれません。2016年のシーズンは、イースタンカンファレンスの15チーム中で14位と低迷し残念でしたが、地元のブルックリン子を始め熱狂的なファンが今期の活躍を期待しています。 

NBAの高い技術を誇るトップレベルのプレーヤー達による試合は、迫力があって見ごたえも十分。ハーフタイムには観客をスクリーンに映し出したり(写りたがったり)と、皆が楽しめて飽きさせない様々なエンタテインメントもあるので楽しい時間になるでしょう。試合会場はいつも熱気にあふれ、ニックス、ネッツ共にファンはフレンドリー。バスケットボールに関する用語や試合の流れ、そして応援しているチームや活躍についてちょっと予習をしてから試合会場に臨めば、周りの人達と話が弾むに違いありません!


ニューヨークは世界的にビジネスや金融の中心であるだけでなく、演劇や音楽の分野でも多様な魅力にあふれている事を今までお伝えして来ました。スポーツもその一つ、メジャーリーグに属しているチームが多数あります。アメリカで一般的に人気のあるスポーツと言えば、野球、フットボール、バスケットボール、そしてホッケーが挙げられるのをご存じですか?

アイスホッケー

アイスホッケーについて少々ご説明しましょう。NHL-National Hockey Leagueは、北米アメリカとカナダの30チームが属しており、世界のプロホッケーリーグではトップに位置し、チームにはカナダ、ロシア、更には東欧と北欧からも優秀なホッケー選手が集まって来ます。シーズンは10月から4月まで、プレーオフは4月と5月、6月に決勝戦が行われ、優勝チームにはスタンレーカップが授与されます。

ホッケーは「氷上の格闘技」とも言われ、試合中は選手同士が非常に激しいぶつかり合いをします。レフリーが側に立ち、ルールに沿って二人の選手がFighting-殴り合いをしているのを観たことがありませんか?試合は5人のプレーヤーとゴールテンダーが1人、20分ずつ3セットマッチ行い、各セットの間には約20分の休みが入ります。もし選手が反則すれば2分間出場が停止され、その間チームには一人不足する事になるという訳です。選手が動いている間と、試合中には選手交代が頻繁に行われその間時間がストップするので、実際の試合時間は3時間近く又はそれ以上になったりもします。ルールは簡単で、Puck-パックと言われるスティック(Biscuitとも言われる)で相手チームのネットにスラップショット(シュート)すれば得点になり、時速160kmにもなるシュートは迫力満点!氷が崩れるのでメインテナンスしょっちゅう行われます。お腹が空いたら、コンコースと言われるフードスタンド(売店)でホットドッグなどの軽食が楽しめます。試合当日、熱烈なファンはチームカラーを顔にペイントして観戦、応援用の旗が無料で配られたり、ハーフタイムにはスクリーンに観客が映し出されたりといろいろと楽しめるサービスが充実しています。

ホッケーの試合は屋内アリーナで行われるので、天候に左右されることがありません。幸運にも、座席がブリッジ(報道陣がいて安全の為ガラスで仕切られている)であれば、試合や選手が身近にみられて興奮度もアップするに違いありません。冬の間ビッグアップルに滞在しているのであれば、ぜひ一度試合を観戦されてみてはいかがでしょうか。

  1. New York Islanders, Barclays Center, Brooklyn / ニューヨークアイランダーズ、バークレーセンタ―、ブルックリン

ブルックリンのバークレーセンターを拠点としているニューヨークアイランダーズは1972年に設立され、スタンレーカップは4回授与されている強豪チームの一つ。アイランダーズとレンジャースは、イースタンカンファレンス(東地区)に属しています。チームカラーはロイヤルブルー(紺色)、オレンジとホワイト、野球ではお馴染みのニューヨークメッツのチームカラーに似ていませんか?練習場と試合が行われる場所はロングアイランドのナッソーコロシアムなので、地下鉄だと約一時間と少々不便な感もありますが、熱狂的なファンはシーズン中は車でも駆けつけて大声援を送っています。ニューヨークレンジャースとはBattles of New York とも言われ永遠のライバルチーム同士。この冬ブルックリンに滞在しているのでしたら、迫力満点の試合をぜひ一度経験してみてくださいね! 

  1. New York Rangers, Madison Square Garden, Manhattan / ニューヨークレンジャース、マディソンスクエア―ガーデン、マンハッタン

1926年設立のレンジャースは最も古く歴史のあるチームであり、北米のナショナルホッケーリーグのボストンブルインズ、シカゴブラックホークス、デトロイトレッドウイングス、モントリオールカナディアンズ、トロントメイプルリーフスのチームの中でも群を抜いています。更に、スター選手が揃っているという点では熱狂的なファンが多く、アイランダーズより話題が多いかもしれません。拠点はマンハッタンのど真ん中、ペンシルバニア駅とタイムズスクエアの程近くなので、アクセスは抜群。チームカラーはブルー、レッドそしてホワイトと、こちらはフットボールのニューヨークジャイアンツに似ていますよね。アイランダーズ同様、過去にスタンレーカップは4回授与されていますが、ここ何年かはレンジャースの方が人気の点やチームの強さでは軍配が上がっています。チームの拠点がアクセスの良いマンハッタンに近いので、試合を観に行き易いかもしれません。

アイスホッケーはルールが比較的簡単で、友達同士や家族連れでも楽しめるスポーツ。試合の際には、周りにいるレンジャースのファンにお気に入りの選手の話をしてみれば会話も弾むに違いありません。友人と思いっきり声援を送りながら、パワー溢れるホッケーの試合観戦を楽しんでみてください!


現代は、ほぼすべてがデジタル化されている時代。Digital Natives-デジタル世代と言われる若者だけでなく、私達も日常生活では携帯電話やスマートフォンを握りしめ、メディア、コンピューター、タブレット端末にコネクトして、情報など何もかもが瞬時に手に入ってしまいます。そして今、(ペーパーブック- 紙の本ではなく)本と言えば、専用のタブレット端末に作品をダウンロードして持ち歩いたり、移動中やお風呂に入りながらも本が読めることが出来る、確かに便利な時代にはなりました。

independent bookstore in new york

個人的な話になりますが、本は実際に手に取りその感触を楽しみたい者にとって、デジタル文化は少々寂しく、また物悲しい感じもするのも確かです。かつて英文学を専攻していた学生時代、紙の本に触れて勉強出来るのは心地良く、書物はまるで自分の子供の様な気がしていました。ニューヨークに移ってからは、市内の大手の書店ではなく、小規模の本屋さんを歩き回って見つけていたのですが、本を購入などする事により、ペーパーブックや雑誌の出版社をサポートしている気がする訳です。

あらためて説明する必要はないかもしれませんが、英語で本を読むことは英語の練習、特に読解力を強化するには最高の方法です。本のジャンルを選ぶことにより、それぞれの作品について学べるし、更には作品の言葉のやり取りも学べるでしょう。今回は、ニューヨーク市内の書物を探すだけでなく、おしゃれでゆっくり過ごせる、独立系の書店についてご紹介しましょう。

  1. Strand: 828 Broadway / ストランドブックストアー 

まず最初に、私のお気に入り、グリニッジレッジにあるストランドブックストアーをご紹介しましょう。1927年創業の老舗的な書店で、外観は何て事のない街角によくあるような建物ですが、一歩お店の中に入るとまるで別世界。3つのフロアに渡り、書物だけでも何と250万冊と18マイルにもなるという品揃えで、ジャンル分けにされた新書から古本や専門書まで、書籍類が豊富であるということで人気があり、書店の名前の由来が strand-(立往生)という意味なのも理解出来ますね。更には、オンラインでは見つけられない希少本や、絶版になってしまった本もここでは手に入る確率が高いのも大きな特徴。嬉しいことに、ちょっとしたギフトになるような雑貨やストランドのロゴ入りのグッズも揃っているので、見て回るだけでも楽しそうで人気が高いのも頷けます。本好きの人達だけでなく、ニューヨーカーの憩いの場にもなっているストランドブックストアーに、ぜひ一度足を運んでみてくださいね!

  1. 192 Boooks; 192 10th Avenue  / 192ブックス

ストランドブックストアーよりも静かな環境にある192ブックスは、個人で所有しているような図書館と言った感じの本屋です。こちらも、古典文学の品揃えでは称賛すべき書店と言えるでしょう。ちょっとユニークなのは、所有者達が美術系の経歴があり、文学と美術の堅実的なコラボが感じられること。また、様々なイベントが行われていて、人気作家の作品を独特な方法で語られる読み会なども開催されています。一人で書物に浸りたい気分の時は、携帯電話の電源を切って、こちらの書店で静かに過ごしてみてください。 

  1. McNally Jackson; 52 Prince Street / マクナリ―ジャクソン ブックストアー

ニューヨーカーにはMJと呼ばれ親しまれている書店は、ノーホー地区にあり、比較的新しく2004年創業。マクナリージャクソンブックストアーはそれ程広大ではありませんが、店内にはおしゃれな照明や多数の書籍類、そして雑誌のバックナンバーまでと豊富な品揃えを誇ります。この書店の特徴は、自費出版が出来るという事。ですから、その点がまた人を集める理由とも言えるでしょう。もう一つの人気の理由は、ちょっとした軽食メニューがあるカフェが併設されていること。個性的で多数ある書物のセレクションを探しながら、お好みのドリンクを手にゆっくりと過ごされてみてはいかがでしょうか。 

  1. Books Are Magic; 225 Smith Street (Brooklyn) 

ブックス・アー・マジック 

最近ブルックリンにオープンしたこの「ブックスアーマジック」は、個人的に気に入っている書店です。元の所有者達が大手のコーヒーチェーン店ではなく、本好きな人達が楽しみながら書物を探したり、また憩いの場にするべく創業したと言われています。まだ新しい書店ですが、既に人気が高く、書店のオーナー達は毎週様々なイベントを開催、作家を店に招いての読書会や、市内に新たに本屋を開業したいという人達の役に立っているようです。

皆さんが、私のように本を読むことが人生において無くてはならない物でしたら、書物は手にすることによって(触れることにより)人とつながっていると気付かさせてくれる―その様に大切なものではないでしょうか。ニューヨーク市内には、大型の書店から小規模の古本屋までと、実に多くの書店が点在しています。ニューヨークに住み始めて間もないのでしたら、いろいろな書店を探されてはいかがでしょうか。宝にも勝る書物に出会えるかも知れません。