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未だ蔓延るコロナ禍で、夏のニューヨークをナビゲートするには

2021年7月15日

コロナ禍の状況は、誰もが長期間に感じていると思います。かつて(と表してしまいますが)職場には普通に通勤し、仕事の帰りには同僚と混雑するバーに一杯飲みに立ち寄ったり、コメディーやコンサートを見に行ったりするのが普通の生活でした。が、私達のライフスタイルは余りにも急激に、そして大きく変化し、コロナパンデミック以前の生活が想像さえ出来なくなってしまいました。

2021年の夏が近づき、この1年以上感じていなかった気分を感じています。ワクチン接種を受けた人々が増え、ニューヨークのロックダウンはすっかり解除され、皆がいわゆる普通の生活に戻りつつある様に感じます。Nomalcyと言う言葉は人により使い方が異なりますが、個人的には友人に会ってハグし合い、職場では同僚に(オンラインではなく) 直接会い、そしてコロナを恐れる事なく自分らしいライフスタイルに戻れることが待ち遠しいのです。

2週間程前に2回目のワクチン接種を受けましたが、翌日帰宅中自分の中に Spirit- 生気を感じたのです。つまり、以前の様な普通の生活に戻れる事を考えていました。

バスに乗りながら長い間したかった事の数々、例えば、他州に住んでいる家族に会い、まだ会っていない新しい家族にも会ったり、ビーチに遊びに行ったりと、希望を抱きながら数え切れないほどしたい事リストにあげていたと言う訳です。

ワクチン接種から数日が経ちましたが、家事をしたり近所を散歩する時もマスクをつけています。さらに、友人に会う際にはワクチン接種をしたかどうか聞いたりと、まだ用心深く過ごしています。夏が近付くにつれ、より多くの人々が季節を楽しみにしています。それはまた、マスクを着けない人が増えたり、自分を保護する警戒心が薄れるのではないかとの予感もしています。自身の保護は個人が選択すると言う意味は充分理解出来ます。が、人口が集中している大都市ニューヨークでは、やはり安全第一に生活して欲しいと皆さんにお願いしたいのです。

1. Bring your mask マスクを持ち歩きましょう

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繰り返しお話ししていますが、ワクチンを2回接種した後も、安全優先としてマスクを着けています。昨年からは、ウイルスから自分を守る為と安全の為にどこへ行く時もマスクを持って歩く様になりました。自分の為だけでなく、周りの人の安全も気遣っています。ワクチンを打ったのだから、もうマスクを着ける気分じゃないなどとは言っていらないのですから。

2. Don’t Go Crazy   落ち着いて考えましょう

この1年以上、皆さんはクレジットカードをギリギリまで使ったり、バケーションを諦めたりして、我慢出来なくなっているかもしれません。よく考えてみて下さい。何度もお伝えしていますが、世の中にはワクチンについても様々な考えがあるのです。自分の命が大切であるように、心配ならば、また家族や友人など愛する人達の為にもマスクを着けましょう。

3. Respect Boundaries 人との境界線を守りましょう

とても残念な事ですが、コロナ禍は政治的な問題を引き起こし、さらにはアメリカの国内を分断さえしてしまいました。私達一人一人にとって、とても個人的な経験ともなったのです。

科学を信じてはいても、ウイルスやワクチンが体内で出遭った時、どの様に反応するかは誰にも分からないのです。中には、自分の身体に異物 (ワクチン)  を入れたがらない人もいるでしよう。当然ながら、その様な考えに対して批判するだけでなく、(話を聞かずに) 激高する人がいるのも事実です。

大切なことは、皆が安全に過ごすには何をするべきなのか、良く理解する必要があるでしょう。そして、これからの状況がどうなって行くのか、私達は皆一緒に時間をかけて身に付け学んで行かなければなりません、

Respect Each Other – お互いを尊敬しましょう。そして、互いの境界線を上手に引きましょう。きっと、私達が気が付かないうちに、コロナ禍は過去の出来事になっている事でしよう。

Category : コロナ対策