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先行き不透明なニューヨークで安全に過ごす方法

2021年6月15日

世界中がコロナパンデミックに見舞われた2020年は、自宅にこもって読書に明け暮れるだけでなく、波乱万丈な忘れがたい年になりました。私達は生活上の優先順位や友達とのお付き合いも変えなければなりませんでしたし、アメリカの大統領選挙は歴史上初めて暴動まで引き起こし、二分化された国内では衝突もありました。さらに、人種の平等と社会の正義を訴える行動も起こりました。それは社会のトラウマであり、今まで社会から除外、あるいは分断されていた有色人種にとって、表面上の痛みでありまた苦しみでもありました。

このような摩擦は目には見えない疑念が生じるため、暴力や感情的な言い争い、そして沈黙だけが残るのです。が、それはまた私達は互いに関わり合い、よく話し合い、将来に影響を及ぼすかについての判断をすることになると思うのです。

ニューヨークは世界中で人種や民族、宗教や社会階級(富裕層から貧民層)、物事の考え方が最も多様な大都市です。が、人によってはこの多様性とオープンマインドな社会がストレスに感じて、受け入れられないこともあるでしょう。そして今もどこかで衝突や抗議が起きているかもしれないと、自分の身の安全を案じてしまうのです。

一方で、今のこの状況は一時的なことであり、コロナ禍において世の中が進展と変化に適応しようとしていて、先行きが不透明、また不安で複雑な政治的社会を沈静化させようとしているのではないか、そのようにも感じています。多様で進歩的、そして常に世の中に注目されている大都市では、情報を集め安全に過ごして日々を送るべきだと感じています。

・Stay informed 情報に耳を傾けましょう

パンデミック禍においては、世の中のあらゆる最新の情報、政治や社会の正義関連の情報にに至るまで、常に耳を傾けましょう。コミュニティーのボランティアに参加すれば、ワクチンを受ける順番がなかなか来ない人達を助けたり、過激な考え方の人々を落ち着かせたりと役割は様々です。

・Pay attention to time 時間を考えて行動しましょう

夜型の生活には皆それぞれのルールがありますよね。私の場合、夜の11時を過ぎたら公共の交通機関は使わず、タクシーに乗ることにしています。コロナ禍になり外出する人が減少していても、街には何かを求めて犯罪者がいるに違いありません。また、世の中の不平等に怒りを向けている人もいます。安全を第一に考え、自宅にいるほうが健全と考えましょう。

・Keep talking one another 皆とつながっていましょう

繰り返しになりますが、今は何か起こるのか不明な世の中です。自宅にこもる生活が長期間になり、精神的にも肉体的にも不安定な人が多いのです。愛する人や友達、また多様な文化を持つ人達やコミュニティーともつながってみましょう。そして、あえて難しいと感じること、例えば人種や社会での平等について話し合ってみませんか。心の平静を保てる会話をしましょう。そうです、時間をかけて皆と話し合えば、より前進できるのですから。

2020年と2021年はニューヨークだけでなく、国全体が辛く厳しい年になっています。

世の中の物事をポジティブに考えて、未来のために自分に何ができるか考えてみましょう。

Category : コロナ対策