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ニューヨーク的思考
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2014 年 10 月 20 日

カテゴリー:NYこのごろ

着工

 移転先の工事が始まりました。工事は大家側が受け持つことになっていますが、進行状況はよく確認しないと仕上がりが全く違うものになってしまうことも否定できません。そこがおおざっぱな国アメリカ。良くある話です。
 基礎工事を受け持つ会社と内装を受け持つ会社がバラバラでそれぞれに個別にコンタクを取って仕上がりを管理する必要があります。この国での鉄則は任せないこと。任せてしまうと勝手に走ります。
 工事費用は大家もちですが、あるラインをこえると超過費用を取られます。そこら辺、ここまではOKと言う明確なラインがありません。油断すると予告なしに工事費用が跳ね上がることもあります。ともかく何をするにしてもこちらから細かく内容を聞くことが大切です。
 我が中心のアメリカ。工事は依頼者より工事請負人中心で進んでいきます。完成日の確固たる約束もない。約束してしまえば遅れた時に裁判沙汰になってしまう。まあそんなことを考えればお国柄仕方がないのか。

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