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ニューヨーク的思考
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2020 年 7 月 22 日

カテゴリー:NYこのごろ 政治 生活

ニューヨーク最新情報:コロナで変わったニューヨーク市(4)NYEAは生徒の安全第一です。

駐車場で久しぶりにGeorgesと対面!元気そうだ。Georegesが留守の間、5ヵ月も車の面倒をみてくれました。日本で買ったGeorgesお気に入りのお菓子をお礼に渡しました。彼も手袋とマスクをしています。駐車場担当も感染防止だ。私もマスクと手袋で車に乗り込みNYEAに向かいます。

都市高速FDRはいつもならHeavy Traffic(渋滞)ですすまないが、平日と言うのにスイスイとすすむ。自宅勤務の影響か?NYEA近くの駐車場に車を止めます。車のセキュリティチェックを受けたのち駐車場担当者に車を任せます。駐車場はガラガラ。担当者はマスクをしているが手袋はしていない。そのかわり車を扱うごとに手の消毒をしているのが分かる。それぞれが感染防止のそれぞれのPolicyがあって決して一律ではないようです。

学校は大きなオフィスビルの10Fに位置しているがいつもビジネスマンでごった返すロビーには人がまばらです。

ロビーには十数基のエレベーターがずらりと並びますがやはりどのエレベーターも2名限定です。しかも乗る位置まで指定されている。エレベーターの角とその対面の角に一名ずつ。エレベーター2名はどこのビルもルールのようだ。ラッシュ時は大変だろうなと想像してしまった。

10F学校に到着。久しぶりにDavidと対面!太ったな?Stay Home生活の影響かなあ?2時間にわたって今後の運営について話し合いました。

昨日のニュースでニューヨーク市は月曜日にPhase4に入ると言っていました。ニューヨーク州はPhaseを4段回に分け、徐々にもとの生活に戻してきた。一番遅れていたニューヨーク市が月曜日の7月20日にPhase4に入ると言う。NYEAもReopenできる対象になっています。

いろいろと今後の件を検討したところ、NYEAがReopenをすぐにするは早すぎるとの見解で一致しました。

先般ICEが9月から対面授業を受けない学生は退去させると言うとんでもない規則を通知し、学校側も大慌てになりましたが、ハーバード大学やマサチューセツ大学がこの通知を提訴、この通知はすぐに撤去されました。トランプ政権の思慮の無さを浮き彫りにしたと思います。

11月の選挙を優先しているのだろうが、国民の安全が後ろ回しになっているのが事実。トランプ自身の利益優先にみえます。アメリカの回復を急ぎ、選挙で結果をアピールしたい。そのわがままな考えのためにトランプよりのフロリダ州などは感染爆発で大変なことになっている。

NYEAは生徒の安全第一でやろうとDavidと意見が一致しました。もっとコロナの状況が落ち着くことが優先だとの見解です。今、すべて対面に戻すのは次期が早すぎるとの判断です。オンライン授業の形態を主導として、プライベートレッスンの対面授業は実施していく。一対一なら距離を保てるとの判断です。またオンライン授業とは別に指定日を決めて対面生徒指導の時間を設ける。

ニューヨークは米国の中で一番落ち着いている場所で、今のところ、一番安全な州です。Davidと私が一番心配したのが今指定されているフロリダなど危険地区16州からの人の流れです。

ニューヨーク州は努力の甲斐あって感染者が激減しました。これを続けるためにニューヨーク州は他州からの感染防止のため他州からの移動者には2週間の検疫を義務付け、従わない場合は最高1万㌦(110万円)の罰金だと言っています。ただ、強制力はなく、具体的な管理方法は指示されていません。本当に安全なのかもう少し見極める必要があります。

 

New York Walker

 

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