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ニューヨーク的思考
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2011 年 12 月 14 日

カテゴリー:未分類

NYのクリスマス

アメリカのクリスマスは11月下旬の感謝祭から盛り上がります。感謝祭の次の日には恒例のクリスマスセールスがあり、破格の値段でほしいものが手に入ります。毎年、お目当ての商品を手にするために深夜から列をなして開店を待ちます。この感謝祭後のセールスが終わると11月30日にはロックフェラーのクリスマスツリーが点灯し、いよいよクリスマスまっしぐらです。今年もあと10日でクリスマスイブになりますが、ほとんどの会社は23日の午前中でクローズします。日本のようなクリスマスソングが鳴り響くこともなく静かにクリスマスを迎えます。元々、キリスト教の神聖な日ですからあたりまえですが。このクリスマスに合わせて頭が痛いのが”クリスマスチップ”。駐車場の管理人やマンションのドアマンやその他ハンディマン<雑用係の人>にクリスマスカードを贈るのですがカードと一緒に現金を渡します。このクリスマスチップは幾らという規定はなく人それぞれなのです。毎年、幾ら渡したらよいのか悩みながら渡していますが私の額が足りているのかそれとも多すぎるのか分からないままです。日本では馴染みのないこのチップ制度。クリスマスのこの時期に渡し漏れがないように配って回るのも結構大変な仕事です。このチップは1年間の感謝の意味なので当然、感謝の度合いが高い人は多く渡すことになり、人によって額が違うため、間違わないように渡すのも大変です。チップの渡しが終わればようやくクリスマス気分、と言ってもキリスト教ではない私には米国のクリスマスはピンときません。米国は1月2日から平常通りに仕事が始まりますのでこのクリスマスが日本のお正月のようなものです。

一ツ葉高校 校長

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