仕事を得る倍率 2014 年 8 月 6 日
新しい、事務の職員が入社しました。ロシア人です。
ニューヨークでのスタッフ募集はどうするのか?昔はニューヨークタイムズやDayliy Newsなどに求人を出していましたが、新聞を定期的に取る人は激減しています。つまり求人広告を新聞に出しても応募者が少ない。
ニューヨークではCraigslistというWebでの求人が一般的です。30㌦程度で求人広告が出せます。DirectorのDavidが求人広告を出しました。びっくりする反応です。600件の応募があったそうです。しかも24時間で。
応募のApplicationは年齢や性別を書く必要はありません。ただ、学校卒業年から大体の年齢は想定できます。年齢や性別を問うことは差別になります。勿論、人種などはタブーです。とんでもないことになってしまいます。書類選定の後、面接とは日本と大差はありませんがDrug Testなどが日本とは違います。
ニューヨークで平等に働くチャンスはある。しかし、仕事を得る競争倍率は並ではない。
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New York Walker
観光大国ニューヨーク 2014 年 8 月 4 日
同じマンハッタンでもミッドタウンと今度移転するウォール街では雰囲気がまるで違う。ミッドタウンはタイムズスクエアに象徴されるように観光の中心地、ともかく観光客が多い。そのほとんどは米国内からの観光客なのでまるでビジネスマンがラフな格好で歩いている錯覚に陥ってしまう。
土日はビジネスはクローズです。土日にミッドタウンを歩くとガランとしているどころかタイムズスクエアなどは人でごったがえしています。世界中から集まる観光客とそれを商売にする人たちです。
普段、マンハッタンで仕事をしている人たちは土日はこの喧騒を離れて自宅近くでのんびり過ごします。住宅街にもレストランはいっぱいありますが、ミッドタウンのそれとは雰囲気がまったく違います。
ミッドタウンは観光客目当てのレストランが多く、値段も高い。チップもGratuityと書いて含めて請求し、それにまだTipと書いて請求書を出すレストランやチップは25%ですと書いてあるレストランなど。まあ、用心しないとやられます。
考えて見ればニューヨークは世界の中心の機能も持っていますがそれより観光地として有名でした。ビジネスと観光がこんなにビッグな街はニューヨークしかないと思います。
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New York Walker
細かく法律規制 2014 年 8 月 2 日
学校ビジネスには規制が多い。ニューヨーク州の教育法に従って営業しなければなりません。当校はESLスクールより格上のPrivate Career Schoolのカテゴリーです。色々なプログラムを提供できる特典はあるのですが、その代り、他のESLスクールより規制が厳しい。
例えば、教室の広さ。ESLスクールは広さに規定がないため、狭い部屋でも椅子が入れば押し込めることも出来ます。Career Schoolは教室定員=教室面積×0.9÷14と決まっていて、結果、一般のESLスクールより広い教室を提供します。返金規定も厳しく定められています。
このような規制が守られているのか査察もあり、4年ごとにライセンスの更新もしなければなりません。日本の学校の規制よりずっと厳しいのがニューヨークです。今回のような移転などの問題がある時、教育法をもう一度よくチェックして違反がないように努めなければなりません。
日本では法律を詳しく読んだことは無いのですが、ここではまず法律を読むことから始まります。教育庁に質問しても”法律を読め”との回答はしばしばです。
ニューヨーカービジネスマンは法律に精通しなければならないか。
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New York Walker
仕事は時間がかかる。 2014 年 8 月 1 日
ニューヨークの商用不動産の賃貸条件は大家によって様々です。日本とは違い、賃貸契約とは言いません。リースと呼びます。普通10年リースです。つまり、10年借りる契約です。とても長く感じますがこれが普通になっています。
家賃は毎年、前年の3%位の値上げで、しかもTax Portion Shareと言って固定資産税の増額分をテナントが負担します。本当にとても高い取引となります。
また、驚くのが公になっている広さと実際の広さが違うことです。賃料は公になっている広さで支払うわけですが、実際の広さは言っている広さより随分と狭い。何だかだまさされた気分ですがニューヨークでは実際は公称の70%位の広さが普通です。何も知らず、日本流で考えていくととんでもないことになってしまいます。
日本より良い点はいくつかあります。不動産手数料が要らないこと、普通、大家が支払います。基本工事は大家がやる。敷金の一部は数年かかって戻ってくる、退去の時は敷金は全額返金となる等。
ただ、契約が完了するまで契約書つくりのやり取りだけで1ヶ月はかかります。せいては仕事が出来ないのがニューヨーカーです。
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New York Walker
ニューヨークの規制は多い 2014 年 8 月 1 日
学校移転のプロセスについていくつか紹介します。このプロセスでニューヨーク流が分かると思います。
ニューヨークでは学校は3つの組織の管理下に置かれています。一つはNYS Department of Education(DOE)教育庁です。そしてDepartment of Homeland Security (DHS) 国土安全保障省、これは学生ビザの発行に大きくかかわる組織です。そして最後にAccrditing Agencies,これはオバマ大統領の新法によるものでこのAgenciesからAccredit(信用保証)がないものはビザの発行ができません。このAgenciesは書類検査の後、学校の訪問を行い、学校内容をあらゆる方面から審査します。
これら3つの団体から認可が出てようやく営業許可となります。更にニューヨーク市とDOEは教える場所の基準も厳しく、適切な設備を備えたビルにしか営業を許可しません。つまり営業するのは本当に大変。
この度、名前を替えるににも1ヶ月かかります。すべてこの3団体の認可が必要です。勿論、教える先生は免許が必要、カリキュラム、教材も認可が要ります。こんなにがんじがらめになったのは、自由にやらせておいて問題が数々起こったためです。自業自得か・・
ニューヨークは本当に規制が多い街です。魚釣りもライセンスがいる・・。色々なDepartmentがあって隅から隅まで管理しています。砂糖入りジュースにも規制をかけようとしたり・・。やりすぎの気もしますが、多様の価値観があるニューヨーク、ある程度の規制がないと何が起こるか分からないか。
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New York Walker
学校は移転します! 2014 年 7 月 31 日
学校が移転して大きくなります。移転場所はビジネスの中心地、ウォール街付近です。名前もNew York English Academyと変わる予定です。只今、教育庁に申請中です。
2月から移転先を探してきましたが中々、見つかりませんでした。学校はどのビルにも設置できるものではありません。Group9と言う学校用の特別な仕様のあるビルしか許可が下りません。このGroup9があるビルが少ない。またこれからこのG9の使用にすると金がかかるため、大家が嫌がる。
元々、マンハッタンのビルは強気です。世界中からビジネスが集まるBig Cityマンハッタン、家賃も強気です。広さの条件もあり、本当に移転先を見つけるのに苦労しました。新規オープンの学校は6500SQFと言う大きなフロアで全ての教室に窓がある快適さです。
マンハッタンの学校で窓がある教室は珍しい。それもすべての教室などほとんど不可能です。
昨日、ビルのオーナーと最後の面談があり、商談が成立しました。何と英語での会話が成立するかと言うのも賃貸の条件でした。英語を話せなければ勿論ビジネスは成立しません。それより前にここでは一人前として認められません。
今更ですが、ここはニューヨーク、当たり前のことでした。
New York Walker
米国的支払方法 2014 年 7 月 14 日
ニューヨーク市内で買い物や食事で支払いをする時はクレジットカードやデビットカードを使います。デビットカードは支払ったのと同時に銀行の口座から支払金額が引き落とされます。日本だとクレジットカードも指定された支払日に支払金額が引き落とされますね。米国では支払金額を自分で決めて分割して支払うことも可能です。
日本で言うリボ払いですが、支払金額や回数は自分で決めます。勿論、長くなれば金利を払うことになります。
米ドルは1ドル、5㌦、10㌦、20㌦、50㌦、100㌦と紙幣がありますが、50ドル紙幣と100ドル紙幣は店側がいい顔をしません。釣銭が大きくなることが一つ、また50㌦や100㌦紙幣には偽札も多く、受け取る時に試薬などでチェックをしなければいけません。
パーソナルチェックと言う個人用の小切手もありますが、大半の店は受け取りません。ただこのパーソナルチェック、日本で言う振り込みの時に活躍します。支払先に郵送で送りつけるだけ。危ないようですがチェックの宛先にしか支払われず、また相手側は銀行に持って行っていき現金は相手側の口座に振り込まれます。つまり内容的には日本の振り込みと変わらず、銀行に行かなくていい分、気楽なシステムです。
New York Walker
通勤費はでません 2014 年 7 月 4 日
日本では通勤手当と言うものがありますね。会社で働いて、給与以外に通勤にかかかる交通費が支給される。
ニューヨークにはそういう制度はありません。つまり通勤手当は出ません。
800万人の人口がある大都市ニューヨーク市。ブロンクス、ブルックリン、クイーンズ、スタテンアイランド、そしてマンハッタンと5のBoroughで成り立っています。経済の中心はマンハッタン。しかし、家賃は目の玉が飛び出るほど高い。
多くの人は他のBroughやニュージャージやコネチカット州などからマンハッタンに通勤します。マンハッタンは多くの人の労働力を必要とします。通勤者が利用する地下鉄は一律2㌦50㌣です。どこまで乗ろうが2㌦50㌣。1時間以内のバスの利用はバスが無料となります。このシステムがマンハッタンの雇用を支えています。
New York Walker