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ニューヨーク的思考


Government Shut Down 2019 年 1 月 26 日

トランプ大統領と民主党の対決が続いている。アメリカ連邦政府は今日で35日目のシャットダウン。そのおかげで連邦政府の予算が凍結してじわじわと市民生活に影響が出ています。
 湾岸警備隊など連符政府の職員が給与をもらえずに困っている状況で食糧の配給などのボランティア活動が始まっている。支援金をもらいながら大学に通っている学生への民間支援も始まった。いかに連邦政府の予算が市民生活に影響しているのかよく分かります。
 ニューヨークにはJFK空港とラガーディア空港があります。ラガーディア空港では給与をもらえない職員が欠勤し、人手不足で飛行機がキャンセルや遅延となっています。
 この深刻な事態を受けて先ほどトランプ大統領の演説がありました。2月上旬まで大統領権限で政府をオープンするのでそうです。しかし、彼の国境沿いの壁構想は強硬です。
 もし、民主党がこの法案に同意しなければまたシャットダウンになるだろうと言っています。壁を作ることでギャングやドラッグのなどの侵入を阻み、米国の安全につながると強い意志を再度表現しました。
 壁はスチール製でモニターなども備えている。すでに外部からの犯罪侵入のおかげで大きな金を浪費しているので壁を作る金は壁のおかげで犯罪が減り取り返せると言う理屈です。
 民主党に少しでも歩み寄る演説をするのかと思うととんでもない。
 アメリカはこの先、どうなるんだろう。

New York Walker

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Executive Order 2018 年 6 月 21 日

昨日Trump大統領がExecutive Order(大統領命令)にサインした。自分が執行した法律を一部否定したものだ。
実はニューヨークではこのExecutive Orderにサインされる前日から大騒ぎになっていた。
騒ぎの発端は300人近い子供たちが夜中にマンハッタン東のハーレム地区にある施設に収容されたことだ。この子供たちは4月にTrumpが施行した新法により違法移民の親から引き離されたものだ。違法移民を容赦なく追放するというZero-Toleranceの新法。
そのおかげで300人もの子供がマンハッタンに連れ込まれ、驚いたデブラジオ市長は緊急に施設を訪れ、Trumpを批判した。そもそも、市長には相談なく夜中に多くの子供が搬送されていること自体が異常だ。中には2000マイル先から連行された子供もいた。
米国は行政管理が国ではない。州、市そして連邦政府と完全に独立している。この連行の仕事は連邦政府が行い、市には相談すらなかったようだ。
ニュースのすっぱ抜き報道で事を知ったニューヨーカーや市長は大騒ぎ。一気にTrumpへの批判が高まった。他州からの批判、海外からの批判もあってTrumpは子供たちを親の元に返す大統領命令に署名した。
この人が米国の大統領であることに誇りは持てないと思った。

New York Walker

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留学生のみなさん。不法滞在の定義が厳しくなっています。 2018 年 6 月 18 日

中国人の父親が国外追放の通知をICEからうけました。
彼はアメリカ人女性と結婚して子供が二人います。家業はネイルサロンで、主に奥さんが切り盛りし、彼はもっぱら子育て。アメリカ人女性は中国系ですが、アメリカで生まれたアメリカ国籍のアメリカ人。
彼らは想像もしていなかった新法で裁かれました。
結婚相手が市民である場合、そのパートナーはグリーンカードを申請して、数年を経てアメリカ国籍を得ることができます。
彼は中国から旅行ビザで入国し、その後不法滞在で数年を過ごしていました。
今までのアメリカなら不法滞在があったとしてもグリーンカード取得の条件がある人なら永住権取得のプロセスが進み、海外追放などあり得ませんでした。
どうして?今までは不法滞在日数は不法滞在が公式に発覚したその日からカウントすると言う法律に基づき、彼のようにグリーンカードの取得時に不法滞在が公式に発覚してもその日から不法滞在の日数のカウントが進み、しかもグリーンカード取得のプロセスにのれば、カウントは止まる。つまり今まで不法滞在があってもアメリカ人になれるチャンスがあった。不法滞在の人が就職して就労ビザを得、アメリカ国籍を取得した話はちらほらと聞いていた。
が!新法では不法滞在のカウントは正式に発覚した日からではなく不法滞在を始めた日にさか戻って計算される。。180日の不法滞在をすると3年から10年は米国に入れない。1年以上の不法滞在は二度とアメリカには入国できない。トランプによる移民追い出し策のNY第一号の犠牲者がこの彼となってしまった。彼はグリーンカードの申請時に逮捕され、奥さん、子供と離れ離れ。今はNJで軟禁状態。
他人事ではありません。留学生の皆さん、十分に気を付けてください。

New York Walker

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性別X 2018 年 6 月 7 日

 ニューヨーク市の議会に新たな法案が提出された。Birth Certificate(出生証明書)には当然Male(男性)かFemale(女性)の記載があるのだが、その変更。
 昨今、特にニューヨークで問題になっているのはGender(性別)の問題。出生は男性であっても成長してからは女性と意識する人、また逆の人。彼らが何の偏見や不自由もなく生活できることがニューヨーク市では注視されている。
 例えば、男性用と明記するトイレの表示をなくすとか。今回、市に提出された法案はこのような動きをさらに加速する。
 出生証明書にはM(男性)かF(女性)の表記がある。このM,F表記に加えてXを入れつと言うもの。M,Fの判断がはっきりつかない人はXを選ぶことが出来る。
 更に子供が出生したときに親がXを選ぶこともできる。成長後の本人の意思なら良く分かるが、生まれてきた子供に親がXを付けるって?あり?
 でもよく考えると履歴書などに年齢などを書かないこの国。差別を避けるためと言うことだが、書類上での男女の識別も差別かもしれないと考えてしまう。それなら、生まれたときにXを選ぶことも良晏かもしれない。

New York Walker

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インターネットがダウン 2018 年 6 月 3 日

 最近の天気は気温の差が激しい。雨が降って寒いかと思うと、今度は蒸し暑い夏日。こんな天気じゃあ体調も狂う。
 天気のせいじゃないだろうけど自宅のインターネット、電話が故障。
 例によってCable TV会社とチャットで復帰に挑戦。指示されるままにモデムを再起動するが、Spectrum-TV側からはオンライン操作では限りがあるとのこと。いつもはオンラインのテクニシャンで何とか復旧するが今回はダメもよう。どうもモデムが壊れているらしい。
 テクニシャンに来てもらうのは良いがアポイントの日までインターネットと電話が使えないのは困る。色々とチャットで話した末、壊れたモデムを持ってSpectrum-TVの営業所に行くことにした。70丁目付近にある営業所、閉店間際の5時前、結構数な客がいる。
 壊れたモデムを出してモデムが壊れていると言ったら”Need a new one?” Yesと言ってIDを見せるだけ。1分もかからずに新しいものを出す。日本じゃああり得ない素早さ。余りの簡単さに感激しながら新しいモデムを持って帰った。

New York Walker

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2018年1月 2018 年 1 月 21 日

 暫く、日本に居ました。久しぶりの投稿です。今日のニューヨークは比較的あたたかい。10℃位にはなりそうです。今日は日本より暖かいかも。
ニューヨーク市はManhattan、Queens,Brooklyn, Bronx, Staten Islandの4つの群からなります。マンハッタンを中心に残り4つの群は橋でつながっています。前から話題にあっていたCongestion Pricingの構想が昨日、クオモニューヨーク知事から提案がありました。
Congestionとは渋滞。どこの群も渋滞があり、車での移動は大変。その中でもマンハッタンの渋滞は際立っている。他の群から毎日、多くの車が流入するから。
 Congestion Pricingはマンハッタンの60丁目より南に入る車に課税すると言うPlanです。自家用車なら12㌦弱を支払うと言う提案です。もちろん、議会の承認を得なければ法案として成立しませんが、もし成立すればこれは車での通勤者には大きな痛手。
 もともと、マンハッタン内の駐車場はものすごく高い。4時間駐車を過ぎれば50ドル近くの駐車料金となる。これに加えて毎日12㌦弱も課税が入れば、確かに車の通勤は減るかも。そのおかげで駐車場ビジネスは一気に縮小。雇用がしぼむ。
 ニューヨーク市長のデブラジオは州知事の提案に反対。私ももちろん、反対。
 ニューヨークの人口は増え続けている。それに対して市や州は財政難。しかし、市民にダイレクトなつけは困る。

New York Walker

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国連そして北朝鮮 2017 年 9 月 26 日

 先週1週間は国連の会議。おかげで交通渋滞が続いた。国連のある1番通りと42丁目付近は閉鎖。まあこれは仕方ない。ここのゾーンは車ではいけない。困るのがFDR(マンハッタンの東側を走る都市高速)。マンハッタン内にアクセスするにはこのFDRを利用しなければならないが、国連での会議出席のVIPが移動するたびに封鎖になる。それも予告なし。どれくらいの間、封鎖になるかも分からない。
 この国連会議はニューヨーカーにとってはとても厄介。トランプはマンハッタンの自宅に戻るし、おかげで付近も渋滞。ただでさえ、交通事情が悪いニューヨークで更に事情が悪くなる。この時期は車はやめて公共の交通機関にするしかない。でも、同じことを考える人は大勢。と言うわけでサブウェイも混雑。まあ、どうしようもない。
 北朝鮮への挑発演説をするトランプ、それをまた挑発する北朝鮮外相。国連内で戦争は起きないけど、同じ場所で罵り合い。離れた国同士で言いやっているのは仕方ないにしても、わざわざNYに来て喧嘩か・・何のためにNYに集まっているのか。こんな場のおかげでNYでの生活者はえらい迷惑だ。

New York Walker

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新学期 2017 年 9 月 8 日

 9月最初の月曜日がLabors Dayで実質最後の夏休み。いよいよ昨日から学校が始まった。
 Back to School!日本は4月が新学期だけど米国は9月が新学期。自宅近辺にはいつの間にかできた学校が結構数あります。私の自宅周辺はビルが立ち並び、一軒家はありません。なので、日本のように運動場を持つ学校など作れる土地などありません。
 マンハッタンの学校はビルの一角にあるのは普通です。ホテルと同居するビルの数階が学校だったりとか。運動場はどうするのか? ありません。そんな事情なので近くの公園が運動場の役目をしたり、公共の運動施設を利用したり、学校内でちょっとした運動が出来る施設を作ったり、驚くのが時間を区切って学校横の道路が閉鎖され、学校の休み時間の遊び場になったりすることです。
 また、放課後も色々なプログラムがあり、学校外でのスポーツや音楽のプログラムに参加したりします。”部活”縛りの日本とは違い、もっと個人を尊重する課外活動だと思います。
 新学期が始まるこの9月、もう肌寒い。今秋にはUSオープンテニスも終わり、いよいよ本格的秋の訪れです。

New York Walker

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車検だ 2017 年 7 月 29 日

 日本に一時帰国したりでもう8月間近になってしまいました。ニューヨークも暑いが日本より湿気がない分ましかな。夏休みは生徒も増えて学校も活気があります。
 ニューヨークで厄介なことの一つが車。毎年、車検があります。今年もその時期。正確には毎年Car Inspectionがあって2年毎に陸運局に車の登録更新をしなければなりません。登録更新はWebで136㌦支払えば完了で登録証が届きます。あとはフロントガラスの内側に貼ってある古い登録シールを剥がして新しいシールを貼る。またCar Inspectionも終わると新しいシールに張り替えます。
 フロントガラスの内側は結構なシールだらけ。これがまた剥がすのが大変でこの暑い中、汗だくです。剥がしたら剥がしたでフロントガラスには傷が入る。ホント面倒くさいし、シール張り替えは車にはよくない。
 Car Inspectionは近くの町工場に予約を取って持っていく。予約は相手の言いなりだし、朝、車を持って行っていつ検査終了か分からないので部屋で待機して電話を待つことになる。一日、預かってもらえばいいじゃないかと思うでショ。工場に行くと納得するが、マンハッタンの工場は住宅地のど真ん中で究極狭い。よく車が入るなと言う入り口から地下の狭い工場へと続く。何ともせせこまい。本当にアメリカらしくない工場。
 まあ、言っても仕方ない。毎年のことです。また一日、車検でつぶれてしまいます。

New York Walker

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疲れがとれない 2017 年 5 月 28 日

 メモリアルデイ Weekendです。アメリカ国民の大型連休。戦没者追悼の日となっていますが日本でいう盆休みみたいなもの。多くのアメリカ人が故郷に帰り、家族と過ごす日になっています。
 3400万人の人が車で移動するという国民行事です。ニューヨークをEscapeする人が多く、昨日はマンハッタンから出ていく車が渋滞。空港や電車の駅もごったがえしていました。
 5月29日(月)はスパーをはじめ、ほとんどの店が閉店します。学校ももちろん休みです。
 実はこの大型連休に突入する前にACCETの現地検査がありました。Accreditationの更新のための定例検査です。
と言えば、大したことないように思えますが、何しろAccreditationの更新は学校運営の必須事項。みんな、とても緊張しました。
 朝の8時半から6時まで2日間にわたりインタビューを含め、学校運営状況の細かなチャックがありました。書類のチェックをはじめ、授業のチェック、生徒や講師のインタビューと運営スタンダードの確認です。無事に終了しましたが、その後遺症が大変。背中や首がバチバチ。この大型連休は何とか体を元に戻すことで必死です。十分に運動してあとはマッサージか・・

New York Walker

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