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ニューヨーク的思考


ニューヨーカーはしぶちん 2014 年 7 月 25 日

 ニューヨーク、特にマンハッタンの家賃は高い。短期滞在用はべつとして、居住者用の2Bedsつまりベッドルーム2つなら月額4000㌦位はします。
 賃貸契約はリースと言って1年もしくは2年の契約をします。日本で言う敷金はSecurity Depositと言い、退去の時には普通全額戻ります。
 家賃が高いアパートは支払いが出来るかどうか書類審査もあります。しかも入居を続けるなら毎年家賃が上がる。それでも狭いマンハッタンは住居不足です。
 多くの人は家賃の高いマンハッタンをあきらめてクイーンズやブルックリン、ブロンクスなどに部屋を借りています。
 家賃も高いのですが所得税も高い。給与の30%は税金です。家賃や税金で生活が成り立たなくなる。なので給与水準も他州より高い。
 給与が高くても生活費が高くては楽になりません。
 ニューヨーカーがしぶちんなのにはわけがあります。

New York Walker

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米国式ETCカード 2014 年 7 月 24 日

 新しいEZ PASSが送られてきました。EZ PASSとは日本で言うETCカードのことです。でもシステムは日本と違っていたって簡単。
 日本はETCシステムを購入して車に取り付けますね。確か取り付け工事が必要で専用のクレジットカードに入会し、そのクレジットカードを車にセットする。そんなややこしい方法だったと思います。
 米国のEZ PASSは高速道路に取り付けてある料金精算の機械を読み取る装置が送られてきて自分でそれを取り付けます。室内用は車のウィンドウに置くだけ。私のは室外用なのでナンバープレートの上部にナンバープレートのビスで取り付けて完了です。
 支払いはWebで登録したクレジットカードにチャージされます。請求はe メールで通知。とっても簡単です。
 今回は古くなった読み取り機を同封の封筒に入れて返却。それで完了。
 読み取りも普通のスピードで通過でき料金所でバーをくぐる必要もないところも多いです。
 サービス面はずいぶんと日本より進んでいないことも多いのですが、さすが車大国。ここらへんのシステムは日本は及びません。

New York Walker

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ブルックリン橋、一夜で変わる! 2014 年 7 月 23 日

 一晩にしてブルックリン橋からアメリカの国旗が消え、代わりに白旗になった!大騒ぎです。何者がやったのか?一体、何の目的で?
 ブルックリン橋はマンハッタンと他のBroughを結ぶ橋の中でもっとも歴史があり、観光名所でもあります。市役所とブルックリンを結ぶこの橋は車道の上に歩道が建築され歩いて渡ることができます。
 橋の真ん中には大きな星条旗がはためき、橋の威風を誇っています。橋のてっぺんにある大きな国旗を白旗に替えるなど、簡単にできるものではありません。またとても危険なことです。
 NYPDはテロを警戒して周囲に爆弾がないことを確認の後、白旗の撤去作業に移りました。このブルックリン橋、観光客や地元の人々の行き来でいつもごった返しています。その中を自転車も行き来し、自転車と歩行者のスペースの取り合いの様です。
 白旗が上がったあと、自転車側が歩行者側に道を譲ると言う意味だと言うツイートがあったようですが、真意はわかりません。
 厳重な警戒をぬって起こったこの事件、ニューヨーカーも驚きです。

広域通信制高校 一ツ葉高校校長

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ブルクッリン橋の国旗が白旗に 2014 年 7 月 23 日

 なんとま、思いもつかないことが起きます。Brooklyn Bridgeって知っていますか?マンハッタンと他のBroughをつなぐ橋の中で一番古く、市民に親しまれている橋です。ニューヨーク市役所からブルクッリンをつなぐこの橋は歩いて渡ることも出来る観光名所になっています。
 そのブルックリン橋の真ん中にはアメリカの国旗がなびき、ブルクッリン橋を威風堂々と見せます。その大きなアメリカの国旗が一晩ににして白旗に変わった!もちろん当局がやったわけでなく大騒ぎです。
 ブルックリン橋はテロの警戒の一つにも指定されていて厳重に警備されています。一体、だれが、何のために?
 橋の頂上に位置する国旗は簡単にすり替えられるものではありません。テロを防ぐために国旗の周りにスペースはわざと作られず、降ろした国旗を置く場所もありません。よほどの覚悟がない限りこのような荒業は出来ません。ほんとうにびっくりすることが起きます。
 この橋は観光客を含め多くの歩行者が行き来し、その上、自転車も通ることから、自転車との通行のトラブルが絶えません。白旗が出た後、あの白旗は自転車側が歩行者に降参して道を譲る合図だとツイートがありました。さて真相は何でしょうか。

New York Walker

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移転先がみつからない 2014 年 7 月 21 日

 移転先が見つからずに苦労しています。マンハッタンには数えきれないほどの高層ビルがあり、移転先も容易に見つかるだろうと考えていましたが、全く甘い。求めるサイズに合うものを見つけるのが難しい。また学校と言う職種がら、その仕様に合う物件がなかなかない。
 それにもまして1件、1件の結論にすごい時間がかかります。今いくつか候補がありますが、一番気に入っている物件の返事は2か月以上、待たされています。それほどまでにニューヨークの大家は強気。
 日本の賃貸契約と違い、ニューヨークではリース契約と言います。ほとんどの場合10年リース。つまり、いったん契約すると10年は借りると言う条件です。長い契約になりますので大家も慎重です。
 今日は候補の一つと工事費用についてのミィーティングです。当方としてはすべての工事を大家にお願いしたいとこ。ここの物件も今年の3月初めからの話で5か月目に入ろうかとしています。当方も現在の場所を出る時期が迫って少々、焦っています。移転先が決まってもそのあと、契約書の作成、工事と移転準備完了まで3ヶ月はかかります。全く簡単ではありません。

広域通信制高校 一ツ葉高校校長

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ニューヨークの高速道路 2014 年 7 月 21 日

 ニューヨークの高速道路は幅が狭い。車が1台ようやく走れる幅しかありません。そんな高速道路を80㍄位で走るので危ない。高速道路での事故はしょっちゅうです。
 それでも高速道路を使わないと目的地へはいけません。州と州の間は高速道路がつなぎ、一般道で州をまたぐことはできません。高速料金は日本と比べると破格に安い。ほとんど無料になっています。
 ただ、高速道路の整備はいいとは言えません。ゴミが落ちている。しかも時々、消火栓なども落ちている。運転は十分な注意が必要です。
 マンハッタンの周りを走るFDRは所々、痛んでいて走ると車がガタガタと音がします。それと渋滞。15分で着く距離が40分、場合によっては1時間になったりとします。広い米国では鉄道やバスが網羅されているわけでなく、目的地へ行くには車が必須となります。遅れる時間を織り込みで運転するのがニューヨーカーです。

New York Walker

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アメリカ人になる投資は続く 金が要る 2014 年 7 月 20 日

 米国人になるための投資話第2弾。ともかく弁護士費用は高い。1時間話しただけで300㌦から400㌦が平均。それでもビザやグリーンカードの取得に関しては始める前のフラットレートがあってまだましです。係争ごとの費用となると終わるまでですから天井知らずで時給400㌦がどんどんなくなる。気が付いたら何万ドルとなることは珍しくありません。
 フラットレートと言っても就労ビザH1の取得するのに5000㌦はかかります。H1ビザは何度か更新できますがその都度、2000㌦は必要になります。そのH1ビザが更新できなくなるとどうなるのか?米国内で働くことはできません。1週間かそこらでUSを出国しなければ違法滞在となります。
 H1ビザの保有者が解雇され、すぐに新しい仕事が見つからねばやはり同じことです。米国人になるための投資は危険をはらんでいる。安定するまで本当に弱い立場が続きます。
 数回の更新のあとH1ビザは期限が切れます。その前にグリーンカード(永住権)を取得しない限り、米国をでることになります。グリーンカード取得にはまた5000㌦はかかる。自分の職種を証明するために自分で新聞広告を出したりする、また金が要る。
 この投資、上手くいっても6年くらいは続けなければ永住権は手に入りません。

New York Walker

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米国市民になるには金が要る 2014 年 7 月 20 日

就労ビザを取得するには会社のスポンサーが必要です。会社が求める人しか就労ビザは出ないと言うことですがこれがまた難しい。就労ビザの発給に反対する人たちは大勢います。米国民に仕事を与えるより、外国人に仕事を与えるのかという理屈です。
 米国人の仕事のチャンスを奪わずに米国で働くためには特殊な能力を認められなければなりません。もしくは会社がこの人でなければ務まらないと言う証明を当局にして就労ビザを取得することになります。このようなサポートが一般的に言う会社のビザのサポートです。求人にはこのビザのサポート有りとよく出ています。
 しかし、実際はほとんどの場合、個人が弁護士に頼んでビザの申請をすることになります。だいたい5000㌦くらいは必要でそれが認められるかどうかも分かりません。
 そのビザも2年で切れます。またリニューアルに2000㌦かかります。何だか弁護士のために働いているような気分です。高いお金を払って就労ビザをキープするのはいつかグリーンカードを取って米国市民になるためです。身分の維持にも相当なお金がかかります。米国市民になるまで相当な投資が必要です。

New York Walker

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日本人はニューヨーカーになれない 2014 年 7 月 18 日

 米国で働くには米国人でない限り就労ビザ、もしくはグリーンカードが必要です。米国人であること=市民権を持っている。グリーンカード保持者は市民権をとる過程の人と見なされます。 
 そのステータスは永住権を持っていることになります。永住権と市民権の違いは?永住権には選挙権がありません。また、他国でもし拉致されても、米国軍が助けには来ません。あくまでも市民権を得るための途中の権利と見なされています。
 市民権を得た移民の多くは2つの国籍を持っています。自分の国と米国の国籍。つまりパスポートが2枚ある。しかし、日本では国籍は1つと決められています。米国の市民権を得た途端に日本の国籍は抹消します。
 ここの違いが日本人の米国進出を阻んでいるのかもしれません。ニューヨークにはチャイナタウン、コリアタウン、その他、インドやドイツなどのコミュニティーが色々とありますが、日本のその類はありません。多くの日本人が帰国を前提とする人たち。ニューヨークに腰かけの滞在をしてもニューヨーカーにはなれません。

New York Walker

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ニューヨーク市長、イタリアへ 2014 年 7 月 18 日

市長が長期の休みをとりました。10日ほどの休みで故郷のイタリアに家族と帰るそうです。この長期の市長の休暇が話題となりました。市長は長期休暇を取るべきでないとの意見があります。歴代市長も長期休暇はとらないとのスタンスが多いです。
前市長のブルームバーグはこっそりとバーミューダーに旅行しているのが発覚、非難を浴びました。
一般的には市長が長期休みを取るくらいいいじゃないかと言いたいところですが、ニューヨークの市長は消防、警察、衛生局とあらゆる市のDepartmentのトップです。
ニューヨーク市の警察などは軍隊に近い装備を持っています。市長はそのトップに君臨しているわけです。
 日本のように縦割り行政でいろいろな部署にそれぞれのトップがいるのでなく、すべての部署のトップが市長になっています。いわゆる大統領のようなものです。
 すべての責任者が長期休暇はいかがななものかと言う議論です。

New York Walker

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