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ニューヨーク的思考
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2015 年 5 月 6 日

カテゴリー:NYこのごろ

Prenup

 ニューヨークに限ったことでは無いでしょうが、ニューヨークのカップルで結婚しないまま、長く一緒に生活するケースは良く見かけます。子供が出来てからようやく結婚するとか。
 米国の離婚率は世界4位とのことで単純に婚姻者数を離婚者数で割ってしまうと50%以上の離婚率になってしまいます。まあ、どの方法が正しい離婚率の出し方になるのかは横に置いて、結婚せずに実質所帯を持っているカップルが別れてしまう例も含めると米国はやはり離婚率が破格に高いと言えます。
 結婚すれば分かれる時にもめごとになる。つまり弁護士を雇わなければ解決できなくなり、高い料金がかかる。そんな懸念でまずは結婚はしないで所帯をもつと言うカップルが結構多い。本当に二人でやって行けるかの試運転。
 さて結婚するカップルでもPrenup (Prenuptial Agreemnt)と言う婚前契約を結ぶケースが少なくない。つまり結婚中に得た財産や、子供が離婚する時にはどうなるのかを決めておいてから結婚する。まったくロマンチックではありません。しかし、結婚に失敗したときを考えればそっちの方が安全と言う考え方。これはセレブや金持ちだけでなく、一般人でも一般的な考え方です。
 でも、お互いの利益が関わりあうこと、議論があるのは間違いないはず。Prenupのおかげで冷めたカップルも多いのでは?と思ってしまいます。

NewYork Walker

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