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ニューヨーク的思考
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2015 年 7 月 21 日

カテゴリー:NYこのごろ 生活

Uber

 Uberって知っていますか?日本にも上陸したとききましたが。私も使ったことが無いので実感がないのですが・・
 このUber Companyは米国の西海岸に本拠地を置く会社。近年、世界各国に上陸してすざまじい勢いで収益を上げている。収益を上げるも訴訟沙汰の数は減ることが無い。会社の主張は別にしてこの会社の実態はTaxiの仲介みたいなもの。いやアメバー的なタクシー会社?
 タクシーを呼べるアプリをインターネットで配布し、利用者はアプリを通じて料金を支払ってタクシーを呼ぶ。このアプリを通じて登録した一般市民が自分の車をタクシーとして呼ばれた利用者を指定の場所に運ぶ。何か危ない商売のような気がしますが。タクシー運転手の評価がその都度つけられ、態度が良くないとリストから外される。料金も安い。
 デ・ブラジオ市長は猛烈に反対しています。安全性の問題、フェアでない、等々。かたやUberも猛烈に反対。雇用の問題、客の利便性の問題。確かに誰でもがタクシーの運転手になれるのは危ない気がする。しかし、免許をもったタクシー運転手が必ず安全とはとても思えない。携帯で話をしながら運転しているのは当たり前、タクシーはとても清潔とは言えない。
 ある時、私が乗ったタクシーはメーターを下げずに降りるとき100㌦も要求、断るとそのまま止まらず、騒がしい奴は嫌いだと言っておどしました。100㌦支払っておりてすぐにタクシー番号を通知し、運転手は告訴されました。私の場合、最悪のケースは逃れましたがこんなことは珍しくない。タクシー免許をもっているから大丈夫などと言う保証はどこにもない。デブラジオはその点の解決をもっと強調すべきだと思う。
 すでにNY市の2万5千人がこのUberの運転手として登録している。この問題、今からもっと大きく広がりそうです。違法すれすれ、いや違法かも。しかし市場が求める限り、この商売、負けない気がする。

New York Walker

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