NYの学校 PC TECHも 2009 年 6 月 13 日
ニューヨークの学校はとても管理が厳しいです。前にも書きましたが教育庁(Education Department)と市長によってコントロールされて、成績の結果や治安が悪い学校は監査機関を経て改善が認められなければ閉鎖されてしまいます。PC TECHも教育庁の管轄にあり、毎年、経営内容の報告や、卒業生の追跡調査の報告を行います。経営内容が悪ければやはり閉鎖となってしまいます。PC ECHはUSA以外の海外から生徒を受け入れる学生ビザを発行するためのI20という書類を移民局へ提出できます。この書類の発行のために私、校長は数年前に移民局の委託するエージェントから突然の口頭試験を受けました。前日に明日、I20発行の許可の為の試験をしにくるが良いかと電話で言われました。来週にならないか?と聞き返したら大きな声でNO!と言われしぶしぶOKと答えた覚えがあります。夜通しで明日の口頭試験の勉強をして何とかPassした大変な2日間でした。さてその移民局ですがいまではサービスが統合されUSCISと呼ばれています。先週、3名の担当官が来ていきなりのPC TECH現地検査です。学校をランダムに選んで現地での聞き取りを行うのですが突然なので驚きます。担当官たちは Surprize Visit だと涼しい顔でしたが・・まあ何とか緊張の中、無事に終了しました。審査官はワシントンからきたUSCISの役人です。このようにアメリカの学校は絶えずいろいろと厳しい検査を受けて営業しています。PC TECHも例外ではありません。
違反切符 2009 年 6 月 10 日
今日の朝、出勤途中で違反切符を切られてしまいました。39丁目の3番通りでPCTECH近くの駐車場に向かうところでした。昨日の夜から並ならぬThunder Storm(雷まじりの大雨)で朝もまだ雨が続き車が大変混雑していました。ここの交差点はよくPolice(警官)が隠れているところで毎回注意していたのですが久しぶり戻ってきてついうっかりです。何をしたかって?信号が青なので交差点に進入してのですが渋滞で前の車がすすまず少し、後ろを交差点に残して時間差で交差点を通り抜けたところへ警官です。切符を切る前に何で交差点で交通整理をしないのだ!と思うのですがこれがNY流で2、3人の警官が次々と交差点を抜け切れなかった車に切符を切ります。彼らの指名は市の財政難脱出の手伝いをすること。本当に合理的な切符の切り方で免許証を出そうとするとペナルティは無いのでいらないと言います。ただ罰金を払えばよいと悪びれずに言われます。車のフロントガラスに張ってある登録証のバーコードをスキャンしておしまい。1分もしないで違反切符をもらいました。どうやって払うんだと聞くとこれまたオンラインペイメントとの返事でWeb上で払うとのこと。私が切符をもらっている間に後ろの車がまた切符を切られていました。ははあこうやって私も前の車が切符を切られていて渋滞してやられたんだと理解しました。彼らにとっては稼ぎ時のようでこれでは免許証などは見ている暇はないはずです。みなさん!115㌦ですよ!日本円で12000円くらい。立派なレストランで3度夕飯が食べれます。必ず渋滞する場所に潜んでいる警官、まさにニューヨーク流。今後はいくら後ろからクラクションを鳴らされても前にまちがいなく一台分が空かない限り交差点には進入しないことを誓いました。それにしても高い・・
ニューヨークにもどりました。 2009 年 6 月 4 日
昨日の夕方、マンハッタンの自宅に戻りました。相変わらず12時間のフライトは楽ではありません。今回はSwine Flu(豚インフルエンザ)の影響か、成田空港も飛行機の中も米国での空港でも人がまばらでした。でもニューヨークはいつも通りとても混雑していて自宅までタクシーで1時間かかりました。日本での報道と違い、新型インフルエンザにはニューヨーカーはいたって冷静です。マスク姿の人は一人も見かけません。今日はさっそくPCTECHに行きましたが生徒も講師もみんな元気でインフルの影響はないようです。今日はともかくねむい。いつものことですが強烈な時差ぼけです。毎度帰るたびなので慣れてもよさそうなものですが時差ぼけだけはどうしようもなく、帰ってからの初日は必ず朝3時に目が覚めます。夕方の眠気は強烈です。車で通勤なので今日は安全のために眠気が襲う前に帰宅しました。案の定、夕方6時前に30分ほど気絶してしまいました。・・・なさけない。3日間は似たような状態が続いて完全に時差ぼけから解放されるには一週間かかります。気長に治すしかないなあ。
初めての審議会です。 2009 年 5 月 29 日
昨日は一ツ葉高等学校設立後の初めての審議会が山都町の教育委員会会議室で実施されました。審議員5名のみなさんに加え、役場から3名とまた予期せず町長もお見えになりました。一ツ葉高校からは校長の私とあと2名の職員が参加しました。一ツ葉高校の運営の実態などを報告したあと、町との協働カリキュラムの説明などをしました。学校の健全運営を審査する重要な会議ですが、終始穏やかな中、今後の町との活動や学校の展望を一緒に話をするいい機会となりました。これからも町の皆さんと協力して益々、充実した教育活動を行うつもりです。初心を新たにした一日でした。
スクーリング、無事終了 2009 年 5 月 22 日
5月19日と20日に実施されたスクーリングは晴天に恵まれ無事に終了しました。はじめてスクーリングに参加した生徒諸君も多かったようですがみんな、大満足です。一日目は本校近くの自衛隊演習場を見学、演習場の広さにみな驚く中、自衛隊員の規律きびしい生活にも驚いていました。大自然の中での昼食はおいしい空気と一緒に頂きました。本校に戻って翌日の山都町探索の基本知識を勉強して明日に備えました。NILSから特別参加したカナダ人のミカエラさん、米国人スタッス君もおおいに盛り上げてくれました。マッチ棒を使った数学ゲームではスタッス君がみごと懸賞をゲット、拍手喝采をうけていました。その後のビーチボールやキックボールも先生も参加してとても楽しそうでした。みんなうちとけてとてもいいムードです。他キャンパスの友達も増えたようで本当によかったと思います。夜は宿でおいしい焼肉でみんなでわいわいです。夜の星空も星の輝きにまたまた感激の生徒諸君です。
2日目の午前中は歴史ある山都町の探索、五郎ケ滝まで歩き、滝との感動の出会い。その後、茶摘を実体験してお茶の葉っぱの柔らかさにみんな感激。ちょっと疲れたけどよい経験になったようです。本校にもっどてからは木の株に思い思いの言葉を習字で描きました。
昨年の11月のスクーリングは初めてで私たち職員も遣り残したことがいっぱいあって反省しきりでした。今回は2度目のスクーリングで一度目の経験と反省を活かし、よりもっと生徒諸君中心にまた生徒諸君参加型に改めました。それぞれの時間で大いに盛り上がることが出来て校長も満足しました。アンケートにまたスクーリングに参加したいと書いてあってとてもうれしく思っています。次回は更に充実したスクーリングの日を企画しようと今から案を練っています。
スクーリング、準備中です 2009 年 5 月 11 日
来週は本校でのスクーリングです。本校周辺の史跡を学んだりと活きた学習が出来るようにと、今、着々と準備を始めています。英語の授業ではグループ校のNILS(日本語学校です。)からカナダ人とアメリカ人の生徒も参加してもらって、生徒諸君に活きた英語に触れてもらうことも考えています。実はアメリカからNILS来た生徒はニューヨークのこれまたグループ校PC TECH(NYマンハッタンにあるビジネス学校です。)で日本語コースに在籍していた生徒です。スクーリングでみんなに会える日を今から楽しみにしています。
GWが終わります。 2009 年 5 月 6 日
ゴールデンウィークもとうとう今日までとなりました。一ツ葉高校も明日から授業が本格的にスタートします。本年度から授業内容を大幅に改定しました。GW直前には年間行事や授業内容の確認会議を行い、いよいよ明日から新しいスタイルの授業、生徒諸君の夢が実るような授業がスタートします。ベネッセの模試等も取り入れ、進学には本格的に取り組みます。GWで浮世離れしてしまった生徒諸君!明日からまたキャンパスで会うのを楽しみにしています。
キャンパスミィーティング 2009 年 4 月 2 日
新学期にむけてのキャンパス職員のミィーティングを実施しました。昨年の10月に開校した一ツ葉高校にとって始めての4月新学期です。生徒それぞれの目標に向かって実りのある指導を行うことを確認しました。一ツ葉高校には一般コースをはじめとして大学進学コース、高卒認定コースとそれぞれの目標にあったコースがありますが、既存のコースだけでなく、その生徒にあった授業を提供するような生徒本位の学習スタイルを提供することを確認しました。大学進学コースや高卒認定などとの組み合わせ、更にはNYへの留学コースとの組み合わせとさまざまなサービスの提供が考えられます。キャンパスの職員も昨年末からの研修のおかげでサービス形態の知識が増え、自信を持っています。
まずは職員の成長に安心しました。今月の中旬からキャンパスでは正規の授業が開始となります。新しい生徒諸君と目標に向かって一緒にがんばって行けることを今から楽しみにしています。
帰国早々、忙しかったあ 2009 年 3 月 14 日
先週、金曜日に帰国してこの1週間、ともかく忙しかったです。まずは一ツ葉高校の卒業式に校長みずからの卒業証書の授与。すべてのキャンパスをまわって、皆に卒業証書を授与しました。卒業生たちはいずれのキャンパスでも神妙でいつもとは全くちがった雰囲気でした。在校生からの送辞に思わず涙するシーンもあって卒業式は感無量、盛り上がっていました。ご父兄のみなさんも本当にうれしそうで、卒業後の活躍に期待が高まります。みんな、本当に卒業、おめでとうございます。みなさんは一ツ葉高校の第1回目の卒業生です。今後のご活躍を期待します。
一ツ葉高校の卒業式でなくグループ校の日本語学校NILSの卒業式もありました。100名ほどのNILSを卒業する生徒が次の目標に向かって卒業式に参加しました。海外から日本語を学びに来た生徒達です。日本語の習得を終えてのNILSの卒業はとても意味のあることです。ほとんどの生徒は日本の大学へと進学します。校長は代表として祝辞を述べました。小郡市の市長にも祝辞を述べていただき、こちらも大変盛り上がりました。
まだまだ、忙しさは続きました。NYから帰ったばかりと言うのに・・・
3月11日は公立高校の入試日です。校長は入試解説のためにTVの生番組にも出演しました。撮りなおしのできない”生”なのでとても緊張しました。
本当に大忙しの日々でした。