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ニューヨーク的思考


13F 2012 年 2 月 16 日

 本日も異常に暖かいNYです。小雨が降っているもののとても信じられないNYの冬です。PC TECHはNY州からライセンスを受けたビジネス学校ですがマンハッタンのど真ん中、42丁目とマディソン街に位置します。マンハッタン内の学校は日本のそれのように独立した建物ではなく多くがビルの一角に位置しています。これは私立の学校ばかりでなく、公立の学校やチャータースクールと言う米国特有の学校でも同じです。PC TECHも32階建てのビルの8階にあります。
 さて、エレベターに乗るとあら不思議、13Fのボタンはありません。日本でもよく知られる不吉な”13日の金曜日”。米国では13と言う数字は縁起の悪いもだという言い伝えがあります。キリストの処刑された日だとか、最後の晩餐の人数だとか、実はいづれの話も本当の根拠にはならないのですが・・13は嫌われるようです。日本でも4が嫌われたりしますが4Fが無くなるという大胆な表現はしませんよね。信心深い人が多いアメリカのせいなのか・・。TVドラマでも映画でもそうですが米国人は日本人以上にSFのような何か未知の現象に面白みを感じているように思います。13Fも実はそんな国民性からきたシリアスなものではなくジョークを含んでる気がします。

広域通信制高校 一ツ葉高校 校長

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バレンタインデイ 2012 年 2 月 15 日

 今日はバレンタインデイ。米国も結構、盛り上がります。日本では女性が男性に愛を告白する日とかですね。チョコレートが象徴で女性から男性にチョコレートをあげる。”義理チョコ”などのことばもありますね。米国では男女双方がその愛情を表現して確かめるのが普通のようで、双方からプレゼントをあげます。PCTECH最寄りのグランドセントラル駅の中のケーキ屋さんはこの日になると男女問わず、ケーキを求めて列ができます。
 レストランと言えば日本ではクリスマスが稼ぎ時、米国ではクリスマスになると休業するレストランも多くその事情も違います。実はこのバレンタインデイが1年間で一番レストランの売り上げが上がる日です。バレンタインデイのスペシャルメニューが用意してあり、1か月ほど前からメールなどで宣伝しています。米国ではチョコレートは主役になりませんが、日本と同じロマンチックな日には変わりありません。日本にはチョコレートのお返しもかねてホワイトデイというのもありましたね。米国ではホワイトデイの習慣はありません。このロマンティックな一日、いつになく暖かい季節外れの気候です。

広域通信制高校 一ツ葉高校 校長

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Whiteney Houston 2012 年 2 月 13 日

ホイットニーが亡くなりました。彼女はNYの隣のニュージャージー州の出身です。NY市民にとってもとても身近なスターでした。原因は明らかになっていませんが、浴槽でおぼれたのではないかと言われています。薬がその原因とされています。マイケルジャクソンも薬が原因で亡くなりました。数々のヒット曲を生み出したスターたちのその最期がこんな形で終わるとは本当に悔やまれます。冥福を祈ります。

一ツ葉高校 校長

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NYジャイアンツ!NO1! 2012 年 2 月 7 日

 昨日のスーパーボール、日本でも放映されたようですね。見事、NYジャイアンツの逆転優勝!タイムズスクウェアのバーでも盛り上がって一時期は喜んだファンたちで交通渋滞になったようです。試合終了後の10時過ぎにはクイーンズ地区から花火が打ちあがりました。試合はニューヨークから車で14時間のインディアナポリス。でも優勝の瞬間、この地で花火。いかにニューヨーカーが注目しているか分かるでしょう。昨日のスーパーボール当日はレストランで全品半額などお祭りムード、今日は祝勝ムードでスポーツ店ではジャイアンツのTシャツなど朝5時からのセールスがありました。米国では野球とアメフトは米国内で優勝するとWorld No1!世界一とみんな言います。明日の火曜日にはマンハッタン内を凱旋パレードです。

一ツ葉高校 校長

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2月2日は春占い 2012 年 2 月 3 日

 米国では2月2日はグラウンドホッグDayと言いって春が早く来るのか占う日です。ウッドチャックと言うリスの大きくなったような小動物が冬眠の穴から外をうかがいに出てくる日と伝えられています。ウッドチャックが後ろを振り向いて自分の影を見れば穴に戻ってまた冬眠する。つまり春はなかなかやって来ない。見なければもうすぐに春がやってくると言う言い伝えで、この2月2日はウッドチャックに春の到来を予想してもらいます。
 ニューヨークではスタテインアイランド島の動物園に市長が毎年やってきてウッドチャックを穴から出して春の到来を聞きます。今年は自分の影を見ることなく穴から出てきたウッドチャック。市長によると暖かい日が続いていて春はもうすぐだし、今度の日曜日も暖かくアメフトのNYジャイアンツがスーパーボールも優勝すると言っていたそうです。ウッドチャックがスパーボールの予想をしたかどうか分かりませんが、この冬は本当に暖かい。15年以上、この地で冬を過ごしましたが初めての暖かさです。当局によると1932年以来の記録的暖かさで冬の平均気温を2、3℃上回るそうです。

一ツ葉高校 校長

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こんどの日曜日はスーパーボール 2012 年 2 月 2 日

 ここ2週間は10℃近くあって異常に暖かい日が続いています。さてさて、今度の日曜日はアメリカンフットボールの全米一<米国では世界一と言っていますが>を決めるスーパーボールが東部時間の夕方6時から開始となります。いつも寒い時期にあるこの暑い試合ですが今年は異常気象でなんとなく雰囲気が違う。それもそのはず、今年はなんとニューヨークのGiantsチームが決勝進出です。2007年に決勝に進出して以来ですからニューヨーカーはかなりの盛り上がりです。
 前の決勝の際もTVで応援しました。試合内容はよく覚えていませんが、放映前に近くのスーパーで買い物をしているとなぜかしら人気が少なく、外も人通りが少なくなっていたのを覚えています。みんなTVを観に帰ったのか・・と思った記憶があります。このスーパーボールの日は米国ではお祭りのようなもので食料品店でも”スーパーボールメニュー”と称してチキンナゲットなどビールとよく合うような食材を宣伝しています。市内のスポーツバーではもう予約でいっぱいのところもあるようでGiants決勝進出が決まった2週間ほど前から騒ぎが大きくなっています。今回のハーフタイムのショーはあのマドンナが予定されているようで、話題がいっぱいです。
 NY Giantsの本拠地は実はニューヨークのお隣の州ニュージャージにあって、ニュージャージー州の住民はNYジャイアンツではなくてNJジャイアンツだとクレームをつけたりしますが、そこはそこ。おなじ近隣ですから一緒に応援すればいいと言うアバウトな感じであくまでもチーム名はNYジャイアンツです。
 スーパーボールが終われば一歩、春に近づくと言う感じですかね。Indiana州のIndianapoliceで2月5日開催です。

一ツ葉高校 校長

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雪 積もりました。 2012 年 1 月 22 日

昨晩から雪が降り続き、朝は全面真っ白な雪景色となりました。4インチ<10cm>くらいでそれほど多くはないのですが、マンハッタンで見る今季冬に入ってから初めての積雪です。昨年のハロウィーン<10月>に3インチほど季節外れの雪が積もりましたが今季の冬に入ってからは初めての積雪です。雪が降ると車が動かなくなったり、電車が動かなくなったりしないようにと市長を責任者として衛生局が雪かきに駆り出されます。2010年にこの雪かきが後手に回って市の交通がマヒし、市長と衛生局に対して猛烈な批判が集中、それ以来、雪の対策に力を入れてきた市です。今回はGPSのシステムを取り入れて、どの地域が雪かきが終わって、どの地域が終わっていないのか、また、除雪車はどこにいるのかが分かるようになりました。ただ、今回がはじめての新システムの稼働の日。はたしてどうなるか。

一ツ葉高校 校長

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快晴!でもマイナス10度 2012 年 1 月 16 日

今日は雲一つない快晴です。部屋の窓には太陽の光があふれんばかりです。部屋にいるととても暖かく気持ちの良い日曜日です。が、外はマイナス10℃・・・・・。なんなんでしょうかね、このギャップ。NYマンハッタンは海に面した島ですが、完璧な大陸気候。山はほとんどありません。昨日は突風の中、雪が舞い、雲がすごい勢いで動いている、でも晴れているというような奇妙をこえた不気味な天気でした。この冬のシーズン、雪が降る中で雷が鳴ることも珍しくありません。この厳しい気象条件に世界の中心NYがあるのが不思議です。もっと気候の良いところのほうが活動しやすかったろうにと思ってしまいます。なぜこんな地のNYがこんなに栄えたのか?ゆったりした気候より厳しめの気候のほうが人を刺激するのでしょうか。

一ツ葉高校 校長

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NYの新年 2012 年 1 月 4 日

 米国の年明けは大晦日のカウントダウンに始まります。NYではタイムズスクエアで恒例のカウントダウンです。年が明けても日本のようにおせち料理やお雑煮があるわけでなし、もちろん初詣もありません。NYに住むと日本の正月気分が本当に懐かしくなります。クリスマスから始まる年明け気分ですが1月1日は何もない新年の第一歩という感じです。1月2日からはみんな、平常通り働きます。PCTECHも2日から平常通りの授業が始まりました。”正月気分”がないのがここ米国の新年です。ちょっとさみしい気もしますが、ずるずると正月気分を引きずるよりはスパッと新年の切れ目を感じたほうがよいのかもしれません。NYはこれから寒さが本格的に厳しくなっていきます。

一ツ葉高校 校長

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NYのクリスマス 2011 年 12 月 14 日

アメリカのクリスマスは11月下旬の感謝祭から盛り上がります。感謝祭の次の日には恒例のクリスマスセールスがあり、破格の値段でほしいものが手に入ります。毎年、お目当ての商品を手にするために深夜から列をなして開店を待ちます。この感謝祭後のセールスが終わると11月30日にはロックフェラーのクリスマスツリーが点灯し、いよいよクリスマスまっしぐらです。今年もあと10日でクリスマスイブになりますが、ほとんどの会社は23日の午前中でクローズします。日本のようなクリスマスソングが鳴り響くこともなく静かにクリスマスを迎えます。元々、キリスト教の神聖な日ですからあたりまえですが。このクリスマスに合わせて頭が痛いのが”クリスマスチップ”。駐車場の管理人やマンションのドアマンやその他ハンディマン<雑用係の人>にクリスマスカードを贈るのですがカードと一緒に現金を渡します。このクリスマスチップは幾らという規定はなく人それぞれなのです。毎年、幾ら渡したらよいのか悩みながら渡していますが私の額が足りているのかそれとも多すぎるのか分からないままです。日本では馴染みのないこのチップ制度。クリスマスのこの時期に渡し漏れがないように配って回るのも結構大変な仕事です。このチップは1年間の感謝の意味なので当然、感謝の度合いが高い人は多く渡すことになり、人によって額が違うため、間違わないように渡すのも大変です。チップの渡しが終わればようやくクリスマス気分、と言ってもキリスト教ではない私には米国のクリスマスはピンときません。米国は1月2日から平常通りに仕事が始まりますのでこのクリスマスが日本のお正月のようなものです。

一ツ葉高校 校長

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