ブラックアイス警報

　今日はかなり暖かい6℃まで気温が上がりました。明け方は0℃くらいで昨日一旦温度が上がり、また明け方下がった状況です。National Weather Service（気象庁）からニューヨーク地区にBlack Ice Warning（黒い氷警報？）が朝方出ていました。ブラックアイス警報とは聞きなれない言葉ですが、要するに道路の凍結注意報です。
　道路の路肩にはまだ積もった雪が解けずに氷になって残っています。この氷は車がとばしていく泥水を吸ってかなり汚くなっています。つまりこの汚れた氷が一旦、泥水になって解けて道路に流れだし、更にまた道路上で凍結すると言うものです。解けた氷水はまっ黒でそのまま道路で凍結するので目視での確認が難しいと言う警報です。
　日本ならチェーン規制ですが、ニューヨーク近辺ではチェーンやスノータイヤは見かけません。各自の注意が必要です。私も10年ほど前に、雪道の路上で車の制御が聞かなくなり、車が数十メーター蛇行したこわい経験があります。どの車もチェーンなしで帰宅していたので安心していたのですが、この雪になれている人たちと私では運転慣れに差があったように思います。もう20回近くこの冬を経験することになりますがやっぱり雪が降るとあの蛇行を思い出し、車の運転は控えてしまいます。
　来週の半ばにはまた新たなWinter Stormが近づくようで、この時期、車を利用するときには天気予報と相談してとても神経質になります。