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ニューヨーク的思考
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2014 年 3 月 7 日

カテゴリー:NYこのごろ

新聞がなくなる日

 米国の広告。日本と同じでTVによるコマーシャルはとても多いです。ラジオでのコマーシャルも聞きあきるほど多い。看板の広告もそこそこある。電車の中の広告も日本と同じくらい。映画館の広告も日本と同じくらいある。ただ新聞折り込みチラシは極端に少なく思います。
 米国の新聞業界は下降線をたどっています。インターネットがここまで普及する前の15年位前は新聞による広告は盛んでした。ただその時も日本のようなチラシ折込はごくわずか。広告の主体は新聞記事下に入れる広告が主体でした。求人も新聞のWatntedの欄にいれる。スーパーの広告も新聞の別ページ内。そんな新聞広告が盛んな時期。新聞を取るのは当たり前。朝起きるとアパート内の各部屋のドアの前にはその住民が頼んでいる朝刊がずらりとならびました。
 今はそんな風景はありません。米国の新聞はインターネットにとってかわったようです。NY Timesも経営を危ぶまれ、タイムズスクウェアにある本社ビルも手放しました。ワシントンポストはアマゾンの創業者が買い取るとの話。この新聞業界のあり様はいずれ日本にも押し寄せるでしょう。いままで普通だったものがなくなる。時代の節目の最先端を米国は走ります。

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