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ニューヨーク的思考
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2009 年 6 月 27 日

カテゴリー:未分類

マイケル ジャクソン急死

昨日ニューヨーク時間の夕方、マイケルジャクソンが亡くなったと言う情報がインターネットやTVで流れました。タイムズスクウェアやハーレムのアポロ劇場の前などにマイケルの死を悼む人たちがぞくぞくと集まり、追悼のダンスをしていました。今日のニューヨークタイムズ、デーリーニュースなどすべての新聞の一面がマイケルの記事です。40年近く前、マイケルがデビューした当時の黒人音楽は白人音楽と全く違うものとして米国人には認識されていました。現在は黒人のオバマ大統領を抱える米国なので、もはや人種差別はないように見えますが実態はなかなかそうではありません。日本は単一民族の国家なので人種問題に関してはそう気になることもないかもしれません。人種のるつぼのような米国、人種も文化も違う人たちでできたこの国に共通の価値観をつくり出すことは本当に難しいと思います。しかし一人の黒人歌手が米国はもちろんのこと、全世界に共通の価値観をつくりだしたという偉業。マイケルジャクソンは急死をいたく惜しまれるに値する人物だと思います。

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