あれれ、どこ行ったStorm
火曜日、朝は大変な積雪のはず。しかもまだまだこの吹雪は続くはず。なので昨日の月曜日から公立の学校は休み、ニューヨーク市民には外出禁止勧告が市長から出されていた。アレー。朝、雪降ってないし、道路にも積雪がないし。
確かに昨日の夕方はほとんどホワイトアウト状態。これは2日間とんでもないことになる、と私も思いました。ところが午後8時くらいには雪は小康状態、市から出される情報では午後11時に地下鉄が全面ストップとのことで、誰しもが夜中の豪雪を疑っていなかったはず。結果、予報はおおこけ、市長からの指示もおおこけ。この騒ぎは何だったのか?
夕方6時出発の便でロンドンに向かおうとしていた人たちが、滑走路で6時間待機させられた後、知事から出された旅行禁止令によって結局は午前12時に空港ロビーに戻る。ところが道路もシャットダウンの状態。結局、ロビーで一夜を過ごすことになる。とんでもない目に遭っています。
詳しくは知りませんが日本では航空会社や空港の判断によって事態の対処方法を取っているはず。ここ、ニューヨークでは市長と知事がすべての指示を出す。学校の開校の有無から地下鉄の運行まで。指示が的確であったら市民も納得します。
今回はまたしても裏目。デブラジオ市長は去年の同時期、豪雪の中、学校をオープンさせると言う判断で大変な非難を受けました。今度は逆。この知事と市長の情報がうまく交換されていたかどうかが問題となっています。不確定要素の多い気象に対する対処方法まで責任を問われる市長と知事。それだけにその職務は市民のためと言うことでしょうが如何にもアメリカン。
ともかく大きな被害がなくて良かったと思います。
New York Walker