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ニューヨーク的思考
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2015 年 7 月 7 日

カテゴリー:NYこのごろ

Global Entryで入国

 先日、Global Entryと言うシステムではじめて米国に入国しました。これは前にも書きましたが、入国審査をスピーディーにするもので事前にWeb審査を受け、その後、指定された日時に移民官と面接を行い、合格すればGlobal Entryと言うパスがもらえるものです。このシステムは米国市民、永住者に限られています。
 今年の2月に申請して受理されていたのですが今回が使用する初めてのチャンスでした。成田からJFKに到着すると独立記念日の連休前もあってかすごい混雑で入国のためのKIOSKにはすでに長い列。列はTourist、US CitizenそしてGlobal Entryの3列に分かれています。
Global Entryは列と言う列もなくあっという間に審査用のKIOSKにたどり着きます。KIOSKでグリーンカードをかざすと、旅行期間中の質問がでます。タッチパネルで質問事項が終えるとレシートが印刷、それをもって入国審査官に会うこともなく難なく、入国です。
でも次に関税に見たこともないような長い列、あーあ、結局、ここで時間がかかれば同じかあと思いました。一旦は列に並びましたが列の脇にGlobal Entryと書いた別の誰も並んでいない列を発見!あっという間に空港ロビーに出ることができました! これは本当に便利!入国に要する時間は本当に僅かです。
私はこのGlobal Entryを問題なく取れましたが、実は拒否される人が毎年、何万人といるのです。本当に犯罪歴がある人は仕方ありませんが、犯罪歴の間違いであったり、なんとテロリスト一覧の名前と似ていると言うことで拒否です。
 拒否に対してアピールは出来るものの、一旦入力された情報は簡単には修正されないようです。このような情報間違いによる被害はいたるとこにあります。情報国家米国の別の側面です。

New York Walker

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