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ニューヨーク的思考
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2015 年 7 月 7 日

カテゴリー:NYこのごろ

情報管理

 Global Entryに続く情報管理の話です。当局が国家安全保持のために盗聴を許可されている。これが米国の国会で問題になったのはご承知だと思います。マンハッタンを歩くといたるところにsurveilunce camera(監視用カメラ)。テロや犯罪防止のためと考えれば仕方ないことですがやはり監視が強いとの印象は避けられません。
 米国居住者はSS(ソーシャルセキュリティ)番号を与えられています。このSS#は色々な情報とリンクしています。と言うのは免許証を取得する際にSSを記入する、携帯電話を買うときにSSを記入する、銀行口座を開くときにSSを記入する、グリーンカード取得の際にもSS。つまりSS#でほとんどすべの情報がつながっている。
 携帯電話を買った時の話です。販売店で携帯電話を購入したらその手続きとして最後に第3パーティ(?)から電話で確認がありました。あなたの知っているStreet名は次のどれですか?など本人しか知らないような質問です。また、購入した車は次のどれですか?などもありました。あとで考えるとSS#にリンクした情報だと察しました。
 国が管理している情報をある機関が利用している。自由な国と言う印象とはまた別の管理国家と言う印象です。日本も背番号制を導入しようとしています。個人情報と言う割には米国のような情報管理が進んでいます。

New York Walker

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