公立学校、不出来で閉鎖
Brooklynの3つの公立学校が閉鎖になります。デ・ブラジオ市長の指示です。
前市長のBloombergは学校の成績や治安が悪いことを理由に150もの公立学校を閉鎖し、その反対に民間が運営するCharter Schoolを増やし続けました。Charter SchoolのほとんどはSuccess Academyと言う会社が運営し、市の経費の使い道を含め、未だに論議は続いています。
デブラジオはこのSuccess Academyの代表と以前からも対立があり、市長選の際に学校閉鎖はしないとの公約をしました。2年間、学校を閉鎖せず、今回はとうとう閉鎖です。
閉鎖の理由は1校は入学者数が少ないこと。生徒はいまたったの60名です。2校目は州の英語のテストに合格している生徒が全校で2%。3校目は卒業率が32%です。結局、市の指導でも改善が見られず、手に負えず閉鎖の決断。
もともと、退廃した学校が多かったニューヨーク。前市長Bloombergの閉校とCharter Schoolの新設と言う荒っぽいやり方で再生したのは事実です。ブラジオも自らの政策変更を余儀なくされた形です。
教育の中立と言って政治介入しない姿勢をまだ堅持している日本。教育は国の柱と思えば、国が多いにコントロールに関与するのは当たり前と思うのですが。
前市長Bloombergのやりかたは賛否両論ありますが、市の教育に積極的に関与したことは大きな意味があると思います。
New York Walker