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ニューヨーク的思考
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2012 年 2 月 29 日

カテゴリー:NYこのごろ

DSNY(NY衛生局)

  この前の日曜日に久々に車を洗いました。マンハッタンの土地事情では自分で洗車する場所はありません。優雅にガレージで洗車など夢のまた夢。この狭い土地でそんな余裕はありません。洗車場に車を持って行って12㌦でフルサービスの洗車です。細長いトンネルをベルトコンベア式に車が次々と運ばれていってそのトンネルの過程でワックスや洗剤などをかけられながら最後は水で洗車して風で乾かして車が出てきます。仕上げは7人がかりで水をふきあげて終わりです。
  一度も自分で自分の車洗車できたことはありません、それどころか自宅を含めマンハッタン内の駐車場に自分で自分の車をパークすることも出来ません。駐車場が狭く、また、エレベーターで車を上位の階に運んで駐車することが多く、駐車も隣の車とほとんど接触するくらいの感覚でとめねばならない神業だからです。すべて駐車のライセンスを持ったParking Guy(駐車場係)がやります。駐車場の入口まで運ぶと持ち主は触ることも出来ません。
  もちろん、出庫するときも同じで、会社からの帰宅時間では長い列ができ、自分の車に乗れるまで1時間近くかかることもあります。マンハッタン内は渋滞も多く、どうしてかと言うほどすぐにクラクションを鳴らします。鳴らしても前には進まないだろうって思いますがね。路地を運転して困るのが週に3回くるDSNY(衛生局)。大きなトラックでゴミを回収しますが仕事が終わるまで頑として動かず、これが前にいると次の交差点まで20分も待たされることもあります。
  今日はDSNYの不正が発覚して大きな問題となっています。ごみの出し方が悪いと住民に対して罰金のチケットを切ることができるDSNYですが、ごみがきちんと置かれているにも関わらず平然とチケットを切って住民の家に投函しているDSNYの職員の風景が例の監視カメラに複数記録され大騒ぎとなっています。こんなところでも活躍する監視カメラです。

広域通信高校 一ツ葉高校 校長

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