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ニューヨーク的思考
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2012 年 5 月 11 日

カテゴリー:NYこのごろ

5月の憂鬱

  5月だと言うのにニューヨークの朝晩は依然、寒いです。気温が上がったり、下がったりと気を付けないと体調がくるってしまいます。今日は五月晴れのいい天気ですが、このシーズンでニューヨーカーを悩ませるのは”花粉”です。
  日本でもスギ花粉などが大変で多くの人が花粉症に悩まされていますね。ニューヨークでもこの花粉症は同じくあります。英語ではPollen Allergyと言って花粉にたいするアレルギーを言います。
  今日はこのPollen(花粉)が結構多くて鼻がムズムズ、目もかゆくて不快です。ニューヨークのPollen(花粉)は杉花粉ではなく、Mulberry(クワ)・Oak(オーク)・Birch(カンバ)などです。毎年、4月下旬ころからこの花粉が飛びまわり、6月に入るとピタリと止まります。  日本では花粉症の対策に白いマスクをしますが、ニューヨークではそのような習慣がありません。日本のようなマスク自体が売っていません。
  マスクと言えば病院用かもしくは非常時用で日本で見るソフトなマスクではなく固いプロテクターのような先のとがったマスクです。そもそも、街中でマスクをした人を見かけることがありません。
  私がこの非常マスクを着けている人をニューヨークで見たのは2度です。1度目は911のテロの後、消防隊員やボランティアの人たちが、貿易センタービルのがれき撤去時に猛烈なチリや煙などの有害物から身を守るために着用していた時。2度目は新型肺炎のSARS(サーズ)が中国で流行した時、空港の職員たちが着用していた時です。
  米国人にとってマスクは非常時のもので、予防的な意味ですることはまずありません。悪質なインフルエンザ(Flu)が流行していた時に予防のため、日本から持ってきた白いマスクをしていたことがありますが、それを見た黒人から”Where u got that funny mask, man?”(どこでそんな面白いマスク手に入れたんだい?)とからかわれたことがります。
  マンハッタンの中で白いマスクを私一人がつけて歩いていたのがよほど奇妙に見えてのでしょう。さすが、それ以来、マスクをつけるのは躊躇しています。あとで思えばサングラスもしていたので不審者で逮捕されていたかもしれません。マスク、ひとつでも文化がこんなに違います。

広域通信制高校 一ツ葉高校校長

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