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ニューヨーク的思考
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2012 年 6 月 26 日

カテゴリー:NYこのごろ

Gay Pride Parade

  今日は朝から雷と伴う雨(Thunder Storm)。昨日、日曜日の晴天とは変わってどんよりした暗い天気です。日曜日にはゲイ・プライド・パレード(Gay Pride Parade)が5番街でありました。毎年、同じ時期にある大規模なパレードです。パレード名の通り、ゲイやレスビアンのカップルが自分たちの生き方を堂々と主張するパレードでニューヨークだけでなく、近隣の州からも多くの参加があります。同性のカップルに支援を送る市民も多く、同性のカップルたちが行進をする沿道ででパレードを見守る周りの市民からも声援の声が飛びます。
  今年は特にニューヨーク州が2月に同性婚を合法化して初めのパレードで大いに盛り上がりました。参加者はレインボーの旗を振り、知事のCuomo、市長のBloombergも行進に参加しました。日本の感覚でみると異常なように見えますが、米国社会の中では同性同士のカップルが普通に生活している姿が自然になっています。今の米国の流れでは同性婚を認める方向に大きく動いているように思えます。
  宗教上の問題、子供に対する教育への問題等、色々と議論はつきません。しかし、何十年も同性同士で生活していて世帯として認められず政府の世帯への支援も受けられない、同性同士のカップルに連れ子がいる場合の養育の弊害をどうするののかなど。すでに多くの問題に直面している人たちが大勢います。このような現実を見て、同性婚容認への動きは当然の流れになっているようです。

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