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ニューヨーク的思考
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2014 年 6 月 26 日

カテゴリー:文化

ニューヨーク的思考 社会構成2

さて、ニューヨーク的と言うか米国的思考をする社会の仕組みとして2番目。米国は官僚主義です。つまり役所、役人が強い。日本的に言う”公僕”の考え方はありません。学校を開校するのにFire Inspectionが必要となります。消防署に何度電話をしても留守番電話につながるばかり。1ヶ月も2ヵ月も経っても返答がありません。忘れたころにようやく返答が来る。役所関係に問合せをするとだいたいこのパターンが基本です。教育庁に問合せをする。やはり留守番電話、いつ返答が来るのかもしくは来ないのか全く分からない。e mailを出しても返答がない。運が良ければやがて返答が来る。アパートに不備があってHousing Departmentに連絡をする。全くの返答なし。1年経っても返答が来ない。そんな役所とのやり取り。みんなこれが当たり前と思って生活している。そんな日常からせっかちに急いでも無駄だと分かる。そんな風土の中からゆっくり構えるニューヨーク気質が見えるのかも。

NY Walker

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