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ニューヨーク的思考


NYにもどりました。 2010 年 1 月 10 日

昨日、マンハッタンに戻りました。雪も降ってともかくさむい。NYの冬はこれだったんだと思いだしました。最近、デトロイトで起きたテロ未遂で米国便は搭乗する前にボディチェックと荷物検査、機内も着陸前に化粧室の検査、また、缶に入った飲み物のサービスはなくなり、すべてコップでの提供でした。長いフライトにまたセキュリティがタイトになってくつろぎ感もへった気がします。入国の際は例によって”何のためにそんなに長く米国を離れていたのだ”と質問されました。答え方によってはこの質問から始まって10分以上も質問攻めに会い、挙句、名刺を出したりとか大変な目に会います。米国在住なので長い間、日本などの海外にいるとテロ防止のために徹底的に調べられます。14時間のフライトのあとの緊迫の一瞬です。今回は私が校長なので学校に行ったと言うと、妙に校長のサウンドが良かったらしく、もしくは校長にふさわしく見えなかったのかオフィサーも微笑んで、質問もあっというまで終わりました。今度から入国の際は一ツ葉高校の校長を名乗ろうと決めました。さて、本日土曜日は華氏20度以下、マイナス8度以下です。この寒さになれるのにちょっとかかります。

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立川校<東京都>開校! 2009 年 12 月 12 日

2010年新学期より立川キャンパスを開校します。これでNYを含め6キャンパス体制となります。2010年には新たにもう1キャンパス開校の計画もあります。新規のキャンパス開校の準備や指導充実のための体制作りなど、日本にもどってからはとても忙しく、それを理由になかなかブログも更新できませんでした。NYは感謝祭が終わり、本格的クリスマスのムードです。町の動きもスローになり、一足早く日本の正月気分です。私も年内に仕事を一区切りつけて、年明け早々にはNYに一旦戻ります。限られた時間の中で色々と片付けてしまわなければならないと、ちょっとあせりぎみです。

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スクーリング終了 2009 年 11 月 6 日

先週、第三回目のスクーリングを終了しました。回を重ねるごとに内容が濃くなり、生徒諸君も満足のようでした。今回は文楽の見学などがありました。生徒諸君の反応が心配でしたが感激したとか、もっと長く見たかったとか予想以上の反響に驚きました。秋晴れに恵まれた中、本校でのスクーリングは中々の出来でした。今回は2日間をかけて全員に校長の個別面談を実施しました。みんな緊張気味でしたが、一人ひとりの個性に触れることが出来てとてもよかったと思いました。これからのキャンパスでの教育実践のよい励みと勉強になった校長です。

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しばらくは発信地ニッポンです。 2009 年 10 月 20 日

先般、ニューヨークより一時帰国しました。もうすぐ本校でのスクーリングがはじまります。帰国早々、スクーリングの準備で大忙しです。秋深まる中、本校は本当に良いシーズンを迎えています。今月は一ツ葉高校が開校してちょうど1年と言う節目の月にもなります。生徒の皆さんにも喜んでもらえるような充実したスクーリングを行いたいと思います。日本は本当に良い季節でとても気分が良いです。ニューヨークはもう冬の足音がきこえる冷え込みでしたが、日本の今はすがすがしくて本当に素敵です。皆さんとも本校で秋を満喫したいと思います。

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国連総会 2009 年 9 月 22 日

9月のこの時期は毎年、ニューヨークの国連本部で国連総会があります。この総会、各国のそうそうたるメンバーが終結するのですがニューヨークで生活する私たち市民にとっては結構な忍耐となります。国連ビルは1番通りと42丁目あたりから数ブロックにわたりますが、総会開催中の一週間は周囲はすべて通行止めです。ミッドタウンの目抜き通りが通行止めとなり、あちこちに警官がセキュリティの強化で配置されます。マンハッタンへの通じる都市高速道路のFDRも要人が通るたびに予告なしに封鎖されます。そのたびに車はぴたりとも動けずへたをすると1時間もの待機をしいられます。セキュリティや工事、事故を理由とした道路の封鎖はNYでは珍しくはありませんが、一週間続くこの事態は本当に不便です。各国の要人の中には米国が”ごろつき国家”とこきおろすイランやリビアの代表もきます。リビアのカダフィは先般、多数の米人を飛行機爆破で殺したテロ犯罪者を英国から解放し、リビアで英雄扱いをしたことで米国内での批判が高まっている中での渡米です。反対集会やデモなど、ニューヨークは国連総会本体だけでなく騒がしい一週間となります。

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USオープンテニス終了 2009 年 9 月 16 日

2週間にわたるグランドスラムが終了しました。男子シングルスも女子シングルスも予想になかった結末となってしまいました。男子シングルスでは世界ランク2位のアンディマリーが3回戦でクリックに敗北、ナダルも準決勝でデルポトロにまさかの敗北。決勝でフルセットまで戦ったフェデラーもまたまさかのこの世界ランク6位のデルポトロに敗北。デルポトロはまだ20才!テニスの世界では17歳からがすでに世界ランクへの道なのでおどろく年齢ではないのですがやはり若い!若いのに27才の王者フェデラーに堂々と挑む姿は感服です。勝利の後のインタビューで英語の受け答えのあと母国語で涙を流して関係者に感謝している姿を見て感動しました。純粋な気持ちは忘れてほしくないですねえ。本大会、女子シングルスでのセリナウィリアムズの準決勝戦、NYでは大騒ぎとなりました。ラインズマン(女子ライン審判)のフットフォールトのコール(サービスの違反行為)、明らかに間違いの判定、しかし、あとが悪い。怒ったセリナがライン審判女子を罵倒、審判女子が主審に報告、運営責任者が飛んできて、彼女は反則コードで負け。このシーンは何度もTVで流れました。NYの関心は複雑です。罵倒は悪い、しかしなぜあそこで反則コールなのか?セリナは依然も同様なあからさまに故意といってよいような間違いの違反判定を受け、優勝を逃しています。ハーレムからのし上がった女王、黒人だけにいろいろと事態の深みを考えさせられます。

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9.11 2009 年 9 月 13 日

昨日はあの貿易センタービル、ペンタゴンに旅客機が突っ込んだ9月11日でした。もうあれから8年も経ちます。NYでは3000名近くの人があのテロ攻撃で亡くなり、その痛みはいまだに市民の心に焼き付いています。8年前の事件日は雲ひとつない青空であの貿易センタービルからの煙だけが空を濁らせている風景を覚えています。出勤途中の車からみる異様な煙と次々に入ってくるラジオからの情報、”アメリカが攻撃されています。”、車の中で聞いたこの言葉と外のあまりにも天気の良い秋晴れはかけ離れて、にわかに自分のすぐそばで起こっている状況が理解できませんでした。あの青空の元で起こったあまりにも似合わない大惨事。何年たってもこの悲劇を忘れる市民はいないでしょう。事件当日と違い、昨日は雨と突風の中で追悼式は行われました。ことが起こった原因として米国の保安上の問題は何度も指摘されていますが、それより、どうしてこんなことが起こるんだ、ともっと単純に思います。戦争や対立は依然として止んでいません。アメリカの平和は本土を守ることで実現していますが、戦地に派遣されている兵士たちに平和はありません。一体、いつまでこの状態が続くのか・・・。この9・11は米国が依然として戦闘中の国であることを再確認させられる日です。

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USオープンテニス 2009 年 9 月 7 日

8月31日(月)からUSオープンテニスがNYではじまりました。2週間に及ぶグランドスラムですが、今週は毎日が晴れ。32年のテニス歴を誇る校長としては毎年、見逃せないイベントです。開催地はニューヨーク市のクイーンズ、フラッシングにあるナショナルテニスセンターです。私の自宅から車で20分に位置しています。毎年、期間中に1回か2回は出かけて観戦します。有名選手が残る終盤戦はアーサーアッシュスタジアムなどの大きなスタジアムで観戦するしかなくこれならTVのほうがよいといった感じですが、3回戦程度までなら普通のコートで試合があってまじかで世界の一流選手が見れるのでたまりません。グリップの握り方までしっかりと見え、とても興味深いです。去年は錦織選手が間近で見れてしかも3回戦まで勝ち進んでで盛り上がりましたが、今年は残念、出場していません。ニューヨークの楽しいところの一つははこうやって間近に大物を見れるチャンスがあることでしょうか。USオープンが始まる前の週末に私がテニスコートでトレーニングをしていたら、よこでただならぬ打球音がして、みてみるとかのフェデラー、アンディマリーも模範選手と仰ぐ、サントロ選手が練習をしていいました。普通のプレイヤーとかわりなくやっているのがいかにもニューヨークです。このUSオープンテニスが終わるといよいよニューヨークの秋が深まります。

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NYビーチ事情 2009 年 8 月 24 日

ここ一週間はようやくニューヨークにも夏が来たような天気でしたが今日はハリケーンBILLの影響で曇りと小雨です。相変わらず夏を忘れさせてくれます。ハリケーンが東海岸に沿って北上するため、2、3日前から近郊のビーチは入水禁止です。海に入れるかどうかは当局の判断に任され、たとえ海が静かであっても許可がない限り入れません。実際、今回はハリケーンがまだずいぶん遠くにあるのに水泳禁止です。せっかくビーチに来たのに海に入れず帰る市民からは大きなブーイングです。海水浴場の周りは警察が巡回して違反者を逮捕します。海の汚染状況でも水泳禁止が発令され、警官ともめた末に逮捕されて留置場に送られる人が毎年います。徹底した危機管理は行き過ぎのようにも見えますが、これがまたニューヨーク流です。

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雨の夏日、更新中 2009 年 8 月 5 日

ニューヨークの夏は雨日を更新中です。6月1日から昨日まで雨だった日が37日間あったという報道です。夏の雨日の多さではすでに歴史上の4位の記録になっているらしく、このまま雨日が続けば史上最多の雨日の夏となりそうです。今日は久々晴れて夏が戻ってきました。そう言えば、こんな日に人と会った時の最近のあいさつは”Finally Summer came.”<やっと夏がやってきた>と言うのがお決まりになっています。ニューヨークの夏は決して過ごしやすくはないのですがやっぱり晴れ間がないとさびしいです。ビーチの売り上げも昨年比70%ダウンと言うのでこれも笑いごとでは済まされません。通常、8月後半から9月にかけてはもう秋風が吹きます。今年は本当に夏のないニューヨークになりそうな勢いです。

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