やっぱり大荒れで雪が積もってしまいました。NYの天気は本当に変わりやすく、あっという間に白銀の世界です。朝の5時過ぎには公立学校の休校の宣言がTVで流れていました。1996年以来の雪による休校宣言と言ってましたので、本当にまれな出来事です。今年、最悪の吹雪ということです。市に言わせるとリーマンブラザーズ破たん以来の不景気の中、この予期せぬ３月の吹雪は除雪車の出動や道路にまく塩などの経費が掛かり、大きな痛手だそうです。除雪車のおかげで都市高速のFDRなどは通行に問題がありませんが、一歩マンハッタンに入るとあちこちでの積雪で、動けない車もたくさんあります。私は今日は運転しません。5年程前、雪道を運転して３００メートルほどコントロールが利かず、蛇行した経験があります。幸い、事故にはなりませんでしたが、こわかった。チェーンなしで雪道はつらいです。みんな本当によく平気で運転できるなって、感心です。

ところで来週3月9日は一ツ葉高校の第一回卒業式です。明後日、デトロイト経由で帰国します。今日は雪のおかげで飛行機もキャンセルがずいぶん出ましたが、明日から大丈夫のようです。出発が今日でなく本当によかったです。

明日は14インチ（30センチほど）雪が積るとの予報です。外れてくれればうれしいのですが。雪がつもってもマンハッタン内はチェーンタイヤは違法です。市の衛生局が除雪カーで雪を排除するのですが、それでもすべって非常にあぶない。事故も起きます。でもみんなチェーンなしです。もちろん雪道用の特殊タイヤも禁止です。路肩にメーターで駐車している車などは雪で動けなくなったりします。状況に応じて市は動けない車の駐車違反を容認したりしますが、それもまちまちで、ともかく市民にとっては雪はうれしいばかりではありません。それでも雪が積もるとセントラルパークでソリをしたり、街中をスキーで歩いたりと、これがNYのいいところですかね。

個人的には吹雪はかんべんしてほしい校長です。

PCTECHは42丁目とマディソン通りのミッドタウンの真ん中に位置しています。私はマンハッタンの北部からマイカー通勤ですが、毎日、ＦＤＲという都市高速をつかって通勤しています。日本と違ってこのＦＤＲは無料なのですが当局の財政難の折、何とか当局(ＭＴＡ)は通行料を取ろうとしています。最初は混雑料とでも言うのでしょうかCongestion Fee、と称するものそして今はマンハッタンにかかる橋の通行料を論じています。不景気で税収が少なくなって州も市も新しい税収入に目を向けています。州知事のパターソンは肥満税と称して肥満のもととなるコーラなどに税金をかけると言っています。結局は市民の負担が大きくなるばかりなのですが。最近は私の愛読している新聞のＤａｉｌｙＮｅｗｓも土曜と日曜は２５㌣の値上げです。じわじわと不景気が身の回りに押し寄せている感じです。

朝のＦＤＲはもちろんラッシュでとても高速の役目を果たしているとは言えません。晴天で車の中は良い気持ちなのですが車を降りると氷点下、このギャップにだまされてしまう毎日です。今、PCTECHでは欧州からの入学者がピークを迎えようとしています。おもに夏の短期留学希望者です。ちょっと早い気もしますが渡航の準備等を考えれば今が応募のピークとなります。入学者たちは５月くらいからぞくぞくとニューヨークへやってきます。６月がニューヨークの一番良い時、寒い今の時期をさけてみんな季節の良い時をねらってやってきます。寮の確保など、PCTECHは今から忙しいシーズンをむかえます。

夕方もラッシュですが通行料が無料の限り、ＦＤＲで今日も帰宅します。

ブログ、しばらくぶりです。相変わらず、ニューヨークはさむい。

先日、SchoolDirectorのRitinとMeetingをしてPC TECHで従来の英会話コースやIT資格試験コースに加えて3月より、TOEFLの受験コースを設置することになりました。前から問合せが多かったのですが中々、準備が整わず今日になってしまいました。

と言うのもニューヨークは何をするにも規制が厳しく、まずライセンスなしにできることはありません。PC TECHもニューヨーク州教育庁のライセンス校ですが、教える先生ももちろんニューヨーク州教育庁のライセンスが必要で、それに加えて教える教科のカリキュラムや教材も教育庁の認可を必要とするのです。なので、新しいコースの開始は言い出してからずいぶんと暇がかかってしまいます。今回のTOEFUL講座もようやく開講って感じです。

そう、ライセンスと言えば、マンハッタンの東側のイーストリバーで休日に釣りなどをしているおじさんらを見かけますが、実は釣りをするにもライセンスがいるのです。何かと規制の厳しいニューヨークなのですが、事故が起きる前の安全策っていうとこです。

英語の得意な一ツ葉高校の生徒ならニューヨークでTOEFLの最高点を目指すのも悪くない。ニューヨークでとったスコア証明書などちょっとしゃれてませんか。

新学期入学の出願がはじまっています。一ツ葉高校では新入学生受け入れのための準備も着々です。09年の大学受験指導はグループ全体のノウハウを十分に活かしてパワーアップで取り組んで行く所存です。

そういえば、日本の新学期は4月ですが米国は9月が新学期です。自由な校風の米国学校生活と思われるかもしれませんが、ここニューヨークでは教えるほうも教えられるほうも大変タイトです。試験の結果が基準点に満たない場合は夏休みを削って補講に参加しなければなりません。最悪、留年もあります。私立高校になるとあまり点数がひどい場合、校長に呼び出されて学校をやめるように督促されます。これは、ニューヨークでは年に2回ほど学校の査定があって、その結果で先生にボーナスがでたり、また結果が何回か続いてひどいときは学校が閉鎖になります。実際、年間で20数校が閉鎖、そのご、またメンバーを入れ替えて開校という繰返しをしています。新しく開校するときにチャータースクールと言って民間企業がその開校をすることもあり、その数は少なくなく、公営よりそのパーフォーマンスが客観的に認められています。

まったく日本と違う、実質優先のこの学校制度。見習うところがとても多いと思います。米国のよいところはどんどん一ツ葉高校に輸入しようともくろんでいます。

昨日はオバマ大統領の就任式がありました。前大統領ブッシュの時と違い、えらい盛り上がりでしたね。就任式はワシントンで行われましたがここニューヨークでもあちこちで盛り上がっていました。ハーレムに設置された大画面やタイムズスクウェアなどでこの歴史の変わり目の瞬間を皆が見守っていました。初のアフリカンアメリカンのオバマ大統領に夢を託す米国は本当に良い変化を求めているとひしひしと伝わりました。

今日はいつものようにDaily Newsを買おうとスタンドによるとどこも売り切れてないと言います。昨日のオバマの就任式で新聞が売れまくっているようです。なぜかNew York Postはいっぱい売りの請っているのですが・・＜人気ないもんなあ＞。PCTECHでDaily Newsが手に入らないと言うとSchool Director のRitinが売り場の人間がDaily Newsを隠して常連客にしか今日は売っていないと言いました。さっそく彼が知り合いのスタンドでDaily Newsを買ってきてくれました。買うスタンドはまちまちですが私だってDaily Newsの常連客なのですがねえ。まあともかくちょっとしたオバマ現象です。今日はヒラリーが国務長官に任命される予定で、米国もいよいよ新体制で積算する問題にチャレンジです。We can change.　本当にそう願います。

今日の朝、8時過ぎでマイナス15℃でした。どうしても新聞を読みたかったので近くのデリまで行きました。ずいぶんと防寒したつもりでしたが甘かった。さむい！ともかくさむい！空は快晴なのに信じられないです。新聞を手に入れたらいそいで部屋に戻って風呂に入ってしまいました。

新聞は例のUS Airの不時着の件で持ちきりです。経済など暗いニュースのなか、155名を救ったパイロットは今や全米中のヒーローです。事故当時、私もTVでその様子を見ていましたが、その日は雪も降ってHudson Riverにも氷がはっていて、とても寒い日でした。ともかく全員無事で本当によかったです。

このような事件があったとき、日本と違うのが必ずNY市市長が関係者と一緒に市民に対してコメントを出します。この日はブルーンバーグ市長だけでなくパターソン州知事も事故の2時間過ぎにはTVでコメントを発表していました。市長はNYのすべての出来ごとに関心があることがよく伝わり、また消防や警察も市長の手中にあるのがよくわかります。あまりに寒い日や暑い日も市長が市民に注意を直接、呼びかけます。日本でももっと市長の露出度をあげたらって思いますが・・・1月20日はオバマ新大統領の就任式で彼は今日から列車でフィラデルフィアからワシントンに向かいました。

大きな節目を迎える米国という気がします。

今日は比較的暖かいです。と言っても０℃ですが・・、街歩く人は毛糸の帽子をかぶってまるでスキー場の格好です。明日からは相当、寒くなるらしく予報によると零下14℃の最低気温になると言うことです。正直、身の危険を感じてしまいます。風が強いそうで体感温度はマイナス20℃近いと報道しています。”Bone Chilling”って・・つまり骨まで冷えるって報道しています。すごい表現だなあって他人事のように感心してしまいます。おっと関心している場合ではありません。私の身の安全もさることながらPCTECHの生徒たちに早速情報を提供します。出来るだけ外にいないことが大切、カフェインも控える方がよいと伝えます。部屋の中はポカポカなんですがねえ。３日間はFreeeeeeez!のニューヨークのようです。

冬のニューヨークはやっぱさむい。今日はあたたかいなあと思うと0℃です。ちょっと遅めのA Happy New Year と久しぶりに会う知り合いたちと挨拶です。まずポストにたまった郵便物に目を通してさっそくPCTECHに行きました。

午前中のPCTECHは生徒でぎっしりでとても活気があります。英語を習っている生徒が多いのですが、ITの資格試験準備のクラスも盛況でした。スクールディレクターのMr.Ritinに言わせると例の米国の金融破たんから資格取得を目指す生徒が増えているそうです。土曜日もITクラスは盛況だそうで、学校としてはうれしいことですが、やっぱり不景気の波は確実に広がっています。ある企業の雇用説明会で長蛇の列ができたとTVでも報道されています。今日は朝の11時からオバマ次期大統領が景気対策の演説を20日の就任前に行いました。この厳しい環境の中で生徒たちが夢を失わず自分の道を進んでくれる事をただただ願うばかりです。

さて、明日から一ツ葉高校の各キャンパスも営業開始です。2009年が始まります。生徒たちも新鮮な気持ちできっとやってきてくれることでしょう。さて、校長は明日、ニューヨークにしばらく戻ります。PCTECHキャンパスの指導もしなければいけません。さて明日からのブログはどうしようかと悩んでいます。日本での出来事はしばらくは他のスタッフに頼んで、校長は特別版と言うことでニューヨークの情報などをお届けしようかな・・ニューヨークはとても寒いので本当はこの時期には戻りたくありません。が、随分と家も空けているし、自慢の車（トランザムです）も心配です。と言うわけで、いったんマンハッタンに帰ります。では行ってきます。着いたらまたブログします。