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ニューヨーク的思考


ハドソン川 自転車道 2015 年 5 月 23 日

 月曜日はMemorial Dayです。日本語に訳すると戦没将兵追悼記念日。過去、米国のために戦った兵士を追悼すると言うFederal Holidayです。このMemorial Dayは毎年、5月の最終週月曜日と決まっています。土曜日から始まる3連休です。多くの人が故郷に帰ったり、家族と旅行に行くと言う大型連休です。
 不景気が続いた米国ですが、今年はここ10年間の中で一番、旅行に出る車の数が多いと報道しています。景気回復の兆しのようです。
 私は人が多いこの時期には旅行に行きません。今日はさわやかな快晴。Bike(自転車)でHudson River Greenwayを走る予定です。Hudson River Greenwayはハドソン川に沿ってマンハッタンの北から南を走る自転車専用道路です。北はニュージャージー州をむすぶGeorge Washington Bridge、南は自由の女神が見えるBattery Parkまでおよそ13.4㍄(21KM)で往復して40Kmくらいです。
 海外沿いのこの道は景色が良く終点では自由の女神もみれます。ただ、半端じゃないBikerの数、自転車道を歩く歩行者など、用心しないと事故になりかねません。南行きと北行きが隣り合わせの決して広くない自転車道。高速で走る自転車同士がぶつかることもあります。
 Bikerたちは皆真剣。この緊張感も半端じゃない。

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Registration 2015 年 5 月 14 日

 前回車検が終了とブログに書きましたが、正しくはCar Inspectionでこれは年1回必ず行い、車のフロントガラス左下に外から見えるように内側から貼る。年ごとに色が指定されていて1年を超えても点検を終わっていない車はすぐに分かります。
 渋滞で交差点前で並んでいて後ろの車がPoliceにつかまりました。Car Inspectionの期限切れです。あぶなかった。先日終わった私の定期点検もじつは期限切れ後でした。更新していなかったら同じ目に遭っていた…。
 まあ警官も仕事なので仕方ないですが、わざわざ、渋滞する場所に来て期限切れのの車に切符を切ると言うのは本当に罰金稼ぎにしか思えません。
 ニューヨークはこの定期点検の他、Registration(登録)と言って、DMV(陸運局)に2年に一度更新する義務があります。これもステッカーを運転席側の左隅にCar Inspectionステッカーに横に貼る。フロントガラスが貼物でゴチャゴチャになって嫌なんですが仕方ありません。
 Registration(登録)はインターネットで100数十㌦支払えば10日ほどでシールが送られてきます。前のシールを剥がすの大変でやっているうちにフロンガラスは子傷だらけ。ナンバープレートもインターネットで注文できます。勿論、自分で付け替えです。
 色々、自分でやらねばなりませんが効率的かも。

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車検です 2015 年 5 月 8 日

 昨日、Car Inspection(車検)に車をもって行きました。ニューヨークでは毎年、車検を受けなければなりません。車検自体は37㌦と安いのですが一緒にオイルチェンジや定期点検をお願いすると200㌦はかかります。今回は240㌦です。このうちの130㌦はLanor Fee(作業代)。つまり労働費が一番高い。
 町工場の場合、労働費が一時間70㌦前後。やった内容を見るととても2時間かかったようには見えませんが・・。
 マンハッタン内のBody Shop(修理工場)はメチャメチャ狭い。今回は少しでもいいサービスをと思って新しい工場を探しました。でもやっぱり狭い。車がぎりぎり1台通るような入り口です。入り口に通じる路上は一方通行で両サイドに車に駐車。車がやっと1台通れる路上から工場の入口へと入らねばなりません。入り口には車がはみ出して入れることはできない。うしろから来た車にクラクションをならせれも待つしかない。まあ、いつものことです。
 受付でどのくらい時間がかかるか聞いても教えてくれない。終わったら電話すると言うだけ。これもいつものことです。
 朝8時に車を預けて、携帯に電話が鳴ったのが10時過ぎ。まあ、早い方か。先客がいたので私の定期点検は8時から始まるはずはない。でも2時間分のチャージ。これもいつものこと。
 ともかくめんどーしい車検は終了し、そのまま学校へと向かいました。どこの修理工場も似たようなもの。文句を言う人も見ないし、みんなこのサービスにならされていると言う感じです。

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ネズミ退治 2015 年 5 月 8 日

 Rat(大ネズミ)は地下鉄によく出没します。ある時、どうした拍子からか電車の中にRatが乗り込んで大騒ぎとなったことがあります。女も男も席の上に立って床を走り回るRatから逃げる。U-tubeに掲載されたこの光景、大の大人がネズミごときと思うかもしれませんが、それは並の大きさではないネズミ。かまれて病気にでもなったら大変と思うとやはり大騒ぎです。
 実はRATは地下鉄だけでなく特定の居住地にも出没して住民を悩ませます。昨年、Ratに関する苦情電話が一番多かった地区はBrooklynのBedfordで830件、同じBrooklynのBushwickで661件、BronxのFordhamで651件、QueensのJamaicaで634件。そして何と高級住宅街のマンハッタンの西側Upper Westでも662件です。
 この事態を受けてDe Blasio市長はおよそ3Million ㌦(3億円)かけてRatの駆除に乗り出すと宣言しています。従来、毎年40万㌦(4000万円)の予算ですから6倍以上です。スタッフが夕方、Ratの後をつけ、住処をみつけ、罠や毒入りのエサで退治すると言うものです。成功すればものすごいですが、ネズミが生き残っている限り、その繁殖はものすごく、とても簡単ではないように思えます。
 自然と一緒の大都会ニューヨークですが、ネズミはいただけません。

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Prenup 2015 年 5 月 6 日

 ニューヨークに限ったことでは無いでしょうが、ニューヨークのカップルで結婚しないまま、長く一緒に生活するケースは良く見かけます。子供が出来てからようやく結婚するとか。
 米国の離婚率は世界4位とのことで単純に婚姻者数を離婚者数で割ってしまうと50%以上の離婚率になってしまいます。まあ、どの方法が正しい離婚率の出し方になるのかは横に置いて、結婚せずに実質所帯を持っているカップルが別れてしまう例も含めると米国はやはり離婚率が破格に高いと言えます。
 結婚すれば分かれる時にもめごとになる。つまり弁護士を雇わなければ解決できなくなり、高い料金がかかる。そんな懸念でまずは結婚はしないで所帯をもつと言うカップルが結構多い。本当に二人でやって行けるかの試運転。
 さて結婚するカップルでもPrenup (Prenuptial Agreemnt)と言う婚前契約を結ぶケースが少なくない。つまり結婚中に得た財産や、子供が離婚する時にはどうなるのかを決めておいてから結婚する。まったくロマンチックではありません。しかし、結婚に失敗したときを考えればそっちの方が安全と言う考え方。これはセレブや金持ちだけでなく、一般人でも一般的な考え方です。
 でも、お互いの利益が関わりあうこと、議論があるのは間違いないはず。Prenupのおかげで冷めたカップルも多いのでは?と思ってしまいます。

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5 Boro Bike ツアー 2015 年 5 月 4 日

 今日は快晴。23℃と快適なコンディションの日曜日。
 ニューヨーク市では本日、5Boro Bike Tour(ファイブボロ バイク ツアー)が実施されました。スポーツ自転車でニューヨーク市内を回るというイベントです。市内の一部の車道が封鎖され、自転車専用道路となります。
 都市高速FDRの一部もバイクに解放されると言う大がかりなツアーです。マンハッタン南のバッテリーパークを出発点にセントラルパークの中を北上し、ブロンクスに入り今度は南下して出発点方向へとFDRを走ります。50丁目付近からクイーンズへと向かい、ブロンクスを横切ってスタテンアイランドが終点です。
 距離は40㍄(60k位)。参加者は32,000人です。朝の7時から夕方5時まで続くこのツアー、壮観です。
 私ですか?勿論、参加しましたと言いたいのですが、このイベントを知ったのは昨日のTV。間に合いません。来年はぜひ、参加したいと思っています。

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バイク街中デビュー 2015 年 5 月 2 日

今日はハイブリッドバイクでニューヨーク街中デビューです。ニューヨークは自転車に対して規制が厳しい。ただ、その分、自転車もルールを守れば走れる場所を街中に確保してあります。
 まず自転車に乗るにはヘルメット着用はMUSTです。ベルを自転車につけなければ50㌦の罰金。音楽を聞きながら走るのも両耳にイヤホンは違法です。自転車に乗る人の安全のためですが細かい。
 公園に入ると歩道と自転車道が一緒の道路もありますが、日本のように街中で自転車が走れはありません。当然、街中では混みあう車道を走ることになります。渋滞する自動車の合間を縫って走り抜けるRiderも多くいます。でも、それは基本的に危ない。
 自由に走れる公園に行くにも街中は走る必要があります。実は街中に車道の脇に自転車専用道路があるStreetがいくつかあります。これを利用すれば比較的安全に走れる。マンハッタン内はこの専用道路を使用すればどこへでも大丈夫。
 限られたこの自転車専用路はニューヨーク市が出している自転車Mapで確認ができます。

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ハイブリッドバイク 2015 年 5 月 1 日

バイク(自転車)を買いました。しばらく日本にいました。その間、クロスバイクを始めました。毎回60㎞ほどの訓練をしていました。これが面白い!確かに完璧に慣れるまではもう少しかかりそう。体幹をしっかり鍛えないと長時間走行後には必ず体のどこかに無理が来る。それでも練習を重ねるごとにかなり楽になりました。バイクのことは良く知らず、ともかく長距離を走りたいと思い日本ではよく分からないままクロスバイクを購入しました。さて、ニューヨークに戻ってからはもっと本格的にやろうとロードバイク購入をめざし、昨日バイク店に行ってきました。親切な店員で色々と細かいことを教えくれます。結局、合うサイズがなかったこともあり、いやそれより、このニューヨークでのバイクデビューにはロードバイクはまだ敷居が高い気がしてやっぱりクロスバイクに落ち着いてしまいました。初めて知りましたが米国ではクロスバイクとは言いません、ハイブリットバイクと言います。ロード用にも市内用にも両方OKと言う意味らしく、これは日本で使うクロスバイクと言う表現よりいいかもしれません。買ったハイブリッドバイクは米国製のTREK7.4、770㌦です。日本よりは安い気がします。早速、公園を一周、まずまずの載り心地。ニューヨークは自転車専用道路もあってコースを選べば面白い。もらったバイクロードマップを片手に早速コース研究です。

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また車検か 2015 年 4 月 14 日

 ニューヨーク州では車の車検は毎年です。私の車も車検を受けなければ違法になってしまいます。料金は40ドル弱でそう高くはないのですが、毎年の車検はさすがに面倒です。
 日本のようにメーカーに出すのでなく個人営業のBody Shop(自動車修理工場)に持っていくことになります。まず中々、予約が取れない。毎年ですからそれはそうでしょう。また工場も儲けが多いわけでなく、料金が安いので車検の客はどこの工場ももあまり歓迎しません。
 クレジットカード利用がほとんどOKのこのニューヨーク、なぜか車検は現金払いだけでです。他の修理代はクレジットカードOkなのに。理由は定かでないが現金で帳簿をごまかしているのかと思いたくなります。
 やったかやらないか分からないような30分程度の検査で終わりです。車検がパスすると新しい1年間有効のスッテカーを貼ってくれます。Inspection(車検)をしたいと言うと、工場によっては露骨に”ああ、新しいステッカーがほしんだね?”と聞かれたりします。
 本当に車の安全に役立っているのか大きな疑問です。面倒しいこの車検、もっと実利的なものに変えてほしいとついつい思います。

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官僚主義2 2015 年 3 月 23 日

 15年前はESLの学校は割とルーズ。10年以上もESLの学校を転々としていると言う人が結構の数いました。2001年の9.11以降、SEVPの導入により学生ビザステータスの管理は格段と厳しくなりました。
 更に2011年のオバマ大統領の新法により学生ビザに必要なI20を発行する学校に大きな条件が付きました。政府外郭団体による認証(Accreditation)を得ること。ここ数年は当校もこの認可を得るために苦労をしました。この認可を得れずに廃校になった学校もあります。
 米国のこのような方針変更はいきなりやってきます。法律はロビースト達によって議会にあげられ、新法が可決すると、当事者にはメールでいきなり通知。今回のこの大きな変更は新聞やTVなどで大きく報道されることなくSEVPからのメール通知だけでした。メールを受信し損ねたらおしまい。
 只今、私はグリーンカード(永住権)の更新中です。昨年の12月に指紋採取に出向きました。3月で失効するグリーンカードの裏面には9月までの延長が刻印されています。指紋採取から大体6か月で新しいグリーンカードが来るはず。これもいつ来るか分からない。一方的に郵送です。
 何でも一方通行で、米国のこのようなサービスの一番のネックは、今現在、どうなっているのかと直接、聞けないことです。プロセスは気の遠くなるほど長い。でも、聞いても進捗は教えてくれない。つまりいつごろになるのかさっぱりわからない。それでもみんな黙って待つ。
 これが当たり前になっているから。

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