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ニューヨーク的思考
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2014 年 2 月 19 日

カテゴリー:NYこのごろ

米国式しごと

 DHS(国土安全保障省)とACCET(政府認可団体)に提出する書類の期限が迫り、忙しくしています。提出書類の内容は多岐にわたり、社内でも複数の人間が関わり、更に弁護士やコンサルタント会社からも情報を寄せ作成します。このような時、複数の米人とやり取りをしながら仕事を進めていくのですが時々、日本との商習慣、文化の違いで戸惑います。
 会社同士の取引であっても担当以外はタッチしない。担当者が病気になれば一切ストップ。実際今回はコンサルタント会社の担当者がインフルエンザで業務は1週間停止。まあ、このようなことにはこの米国ではもう驚きませんが、日本では期限がある中、こんな事態は起きないでしょう。
 米人にありがちなのは持論は決して曲げない、間違っていてもそれを認めることが中々できない。お互いに求める真意にたどり着くまで時間がかかります。それでも役所の官僚とは違って民間同士の場合はいづれお互いの利にたどり着くのですが。ともかく時間がかかる。
 今はカリフォルニアの会社とやり取りをしていますが米国内時差でニューヨークとは3時間差。同じ米国内でもこちらが午前中に情報がほしくても午後からしか連絡がつきません。米国の仕事は超特急という概念は捨ててやらねば番狂わせをします。今週が書類作成の山場となります。

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