2014 年 7 月 29 日
カテゴリー:NYこのごろ
Chokehold
事件です。警察官が容疑者を逮捕する時にChokehold。つまり、後ろから首を絞めて地面に頭をこすりつけ、数人がかりで逮捕。違法のタバコを売っていたと言う容疑者を取り押さえました。大柄な黒人を数人がかりで警官が押さえつけたところ、息が出来ないと言ったきり亡くなってしまいました。
スマートフォンでこの一部始終が撮影され、大きな問題となっています。Chokeholdは禁止されている逮捕方法です。また亡くなった容疑者は黒人。黒人に対する差別問題がまたも再燃です。
休暇を取っていた市長は戻ると同時に記者会見、対応に追われています。市長は市民と警官の間が上手くいくように最善の努力をする。それが重要だと言うコメントを中心に記者会見をしました。
ニューヨークの警官はよく問題視されます。市長が言うように警察サイドと市民サイドと言う垣根みたいなものがあります。警察が市民生活を守って市民が感謝すると言うのが本当でしょうが、銃が野放し状態、また数多くの警察官が殺されている事実、きっと警察官も怖いのだろうと思います。
今回のような悲劇を避けるためには銃販売の全米禁止などもっと犯罪に対する根本的対処が必要と思います。