2009 年 9 月 13 日
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9.11
昨日はあの貿易センタービル、ペンタゴンに旅客機が突っ込んだ9月11日でした。もうあれから8年も経ちます。NYでは3000名近くの人があのテロ攻撃で亡くなり、その痛みはいまだに市民の心に焼き付いています。8年前の事件日は雲ひとつない青空であの貿易センタービルからの煙だけが空を濁らせている風景を覚えています。出勤途中の車からみる異様な煙と次々に入ってくるラジオからの情報、”アメリカが攻撃されています。”、車の中で聞いたこの言葉と外のあまりにも天気の良い秋晴れはかけ離れて、にわかに自分のすぐそばで起こっている状況が理解できませんでした。あの青空の元で起こったあまりにも似合わない大惨事。何年たってもこの悲劇を忘れる市民はいないでしょう。事件当日と違い、昨日は雨と突風の中で追悼式は行われました。ことが起こった原因として米国の保安上の問題は何度も指摘されていますが、それより、どうしてこんなことが起こるんだ、ともっと単純に思います。戦争や対立は依然として止んでいません。アメリカの平和は本土を守ることで実現していますが、戦地に派遣されている兵士たちに平和はありません。一体、いつまでこの状態が続くのか・・・。この9・11は米国が依然として戦闘中の国であることを再確認させられる日です。