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ニューヨーク的思考
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2009 年 9 月 22 日

カテゴリー:未分類

国連総会

9月のこの時期は毎年、ニューヨークの国連本部で国連総会があります。この総会、各国のそうそうたるメンバーが終結するのですがニューヨークで生活する私たち市民にとっては結構な忍耐となります。国連ビルは1番通りと42丁目あたりから数ブロックにわたりますが、総会開催中の一週間は周囲はすべて通行止めです。ミッドタウンの目抜き通りが通行止めとなり、あちこちに警官がセキュリティの強化で配置されます。マンハッタンへの通じる都市高速道路のFDRも要人が通るたびに予告なしに封鎖されます。そのたびに車はぴたりとも動けずへたをすると1時間もの待機をしいられます。セキュリティや工事、事故を理由とした道路の封鎖はNYでは珍しくはありませんが、一週間続くこの事態は本当に不便です。各国の要人の中には米国が”ごろつき国家”とこきおろすイランやリビアの代表もきます。リビアのカダフィは先般、多数の米人を飛行機爆破で殺したテロ犯罪者を英国から解放し、リビアで英雄扱いをしたことで米国内での批判が高まっている中での渡米です。反対集会やデモなど、ニューヨークは国連総会本体だけでなく騒がしい一週間となります。

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