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ニューヨーク的思考
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2015 年 6 月 23 日

カテゴリー:NYこのごろ

入国はKIOSK

米国に入国する際は必ず、入国審査があります。ニューヨークのJFK空港では入国審査がかなり自動化されています。到着するとKIOSKにパスポートやグリンカードを読み込ませ入国手続きを簡略化するものです。これは、当局が集めたDataと本人を照合して入国に問題ないか自動調査するものです。
 問題なければ入国手続きはあっという間に終わり、入国審査官の質問もほとんどありません。大変便利のようなのですが、それでも入国審査に長蛇の列が出来る。もっと困ったことは、間違ったDataがDHS(Department of Homeland Security)に記録されている場合です。過去の犯罪記録が間違って入力されたり、テロリストリストと照合する場合、名前が似ていて入国審査が厳しくなったりとかするケースです。KIOSKでこの判定が出ると入国書類に×が付きます。そうすると問題ある入国審査グループに入り、長蛇の列に加え、審査が遅くなる。
 そればかりか、別室取調べもあり得ます。たまったものではありません。これを回避する方法がGlobal Entryを手にすること。しかし、一旦、審査の厳しい組になったらGlobal Enteryを手にすることはとても難しい。便利なようでKIOSKシステムには長短があります。

New York Walker

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