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ニューヨーク的思考
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2013 年 5 月 10 日

カテゴリー:NYこのごろ

Bike レンタル 5月27日スタート

  今日でレンタル自転車(Rental Bike)の登録者が8,000名を超えました。ニューヨーク市は4月15日から市が運営するレンタルバイクの使用者の募集を開始し、今日で24日です。ボストンにも同じようなシステムがありますがボストンが2年をかけて到達した8,000名の登録者をわずかな日数で達成したことになります。
  市長のブルーンバーグはグリーンエネルギー使用の主張者です。マンハッタンの中で車の数が減り、その代わりに自転車が活躍すればスモッグや渋滞も減るという考えです。利用者は年間登録をしなければなりませんがクレジットカードがあれば誰でも登録します。利用時間は1回45分までで年間95㌦。一日の単価にすると26セント(26円)と言う破格値です。
  Citi Bikeと呼ばれるこのシステム、6,000台の自転車をセントラルパーク(59丁目)より、南に330のDocking Stationを置いてサービスするというものです。近い将来には10,000台の自転車と600のステーションとしたい市側。利用者にとっては拡大は利便性が高まり、もちろん、歓迎です。自転車の専用道路も今後、増やすと市長の鼻息は荒い。
  賛成する人もいれば反対者もいるのがここニューヨーク。コーポと呼ばれる一般の人が入ることができない格式あるアパートメントからさっそくの訴訟です。マリリンモンローなど有名人が入居従ったコーポはマンハッタンのパークアベニューやウェストビリッジにあります。どんなに有名な人でも居住者の環境を悪くするような人は入居できないと、委員会が決めています。コーポの委員会が認めない限り入居はできません。マリリンモンローはあまりにも有名すぎたため、報道陣やファンの襲来を心配した委員会から認可はおりませんでした。そのコーポの前にステーションが出来たので、問題になっています。自由な国、アメリカですが、特権階級専用の場所があるのもアメリカです。

広域通信制高校 一ツ葉高校校長

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