Menu

ニューヨーク的思考
RSS Feed

2013 年 5 月 3 日

カテゴリー:NYこのごろ

ヘイ タクシー!

  今日のニューヨークは本当にいい天気です。快晴で暑くもなく寒くもなく、心地よい微風があります。こんな日はピクニックでも、と思いますが、米国には日本のようなゴールデンウィークはありません。ニューヨークは平常通りの平日です。日本からはGWを利用して多くの観光客が来ていることと思います。
  さて、その観光客にも関係することですが、今日からUberと言うスマートホン向けアプリが本日解禁となりました。このアプリはニューヨークのYellow Cab(タクシー)をスマートホンで呼べるものです。ニューヨークではタクシーは不足気味。繁華街でつかまえるのは大変です。日本では珍しくもないタクシーをスマートホンのアプリで呼んだり、もっと日本で一般的なことは電話で呼ぶことですよね。
  ところがニューヨークでは電話でタクシーを呼ぶことはできません。街中を流しているYello Cabが予約客を乗せることは法律で禁止されているからです。またそれ以上にタクシーの運転手はタクシー営業の免許と車の持ち主にリース料を支払い営業しています。つまり実態は個人営業なので電話するにも電話するタクシー会社がありません。
  では空港など行くときにぜひ予約したいときはどうするか?その場合は高めの料金を支払ってYello Cabとは違うLimoを予約します。Limoは予約客専門のタクシーなわけです。台数は圧倒的にYello Cabが多いです。ニューヨーク市はこのUberと言うスマートホンアプリを導入することで市民や観光客の利便性を図ろうとしたわけです。
  ところがLimoの協会は当然、大反発で法廷騒動となりました。LimoにしてみればスマートホンのアプリでYellow Cabをがすぐ来るようではLimoの客数が減るというわけです。民主党の2名の市議もLimo側に立ってアプリは法律違反と主張しました。最近になってこの2名がそれぞれLimoの協会から3000㌦(30万円)位を受け取っていたことが発覚、物議がありました。
  その判決が火曜日にあり、アプリは合法と判断され本日からお披露目です。確かにグランドセントラル駅の前でタクシーを待つと30分近くと言うのは珍しくありません。このアプリが救世主となるか?Daily Newsのスタッフによる実験では場所によってはアプリで連絡して20分以上を待たされ、通りがかりのタクシーを手を挙げて拾った方が早いとありました。
  すぐ来ると言ってこないことも平気なこの街。私もよっぽでない限りはこのアプリを使う気がしません。

広域通信制高校 一ッ葉高校校長

ブログランキング・にほんブログ村へ