工事だらけです。 2009 年 7 月 28 日
ともかく、道路の補修工事がやたらと多い。マンハッタンの南北を走る都市高速道路FDRはいたるところで工事です。いつもの渋滞に拍車がかかったような渋滞になります。たた3マイルを40分もかかることもあります。ひどいのが車線が消えて、ただでさえ広くない3車線の道路幅がわかりません。それを平気で走っているのが不思議です。この工事は最近になってひどくなって、これはオバマ大統領のStimulus Plan<景気対策プラン>の影響と思います。ニューヨーク州だけでなく、となりのニュージャージー州でも道路工事はひどく、あちこちで渋滞です。先日、所用でペンシルバニア州に行きましたがやはり高速道路のあちこちで工事です。景気対策の一環と承知していますが、その効果はまだ実感できません。オバマ大統領の景気対策についてはじわじわと辛口評価が出ています。いつになったら明るい話が咲くことか。
夏らしくないニューヨーク 2009 年 7 月 24 日
記録的な冷夏です。暑い日がさっぱり続きません。ビーチなど行く気になりません。本当、夏はどうなったんだろう?って感じです。今週も雨ばかり、こんな天気じゃ、何月なのかわからなくなってしまいます。去年の今頃は連続して30度を超える夏日だったのですが今年は20度を超える程度で、おまけに雨です。暑さのない夏、なんかちょっと気抜けした感じです。
サマースクールでした 2009 年 7 月 18 日
昨日、投稿していた記事に間違いがあって訂正記事を書いています。ニューヨークの学校はもう6月下旬から夏休みに入っています。ただテストで基準点を満たさなかった生徒たちにはサマースクールという特別補講が待っています。基準点を満たした生徒はバケーションをとっていますが、そうでない生徒はこの特別補講に参加しなければなりません。通常数日間の補講が行われ最終日には試験があって9月からの進級の有無が決まります。昨日からこのサマースクールがはじまって新聞にバスに乗っている生徒たちが親指を下に下げてブーイングをしている写真が出てました。参加する生徒にとっては楽しいばかりでない夏休みです。
話はかわりますが、一ツ葉高等学校ニューヨークキャンパスがニューヨークの日系の新聞の一面記事で大きく紹介されました。ニューヨークキャンパスの今後の活動が期待されてることを改めて感じさせられました。
自由の女神 再開 2009 年 7 月 5 日
今日の独立記念日からNY、米国のシンボルである自由の女神に渡ることが再開されました。2001年の9月11日に起きた同時多発テロ以来、セキュリティの理由により閉鎖されていた観光スポットが再開されます。米国へやってきた移民達のシンボルと言われてきましたが閉ざされてから8年です。ようやくニューヨークがもとのニューヨークにもどったような気がします。8年前の同時多発テロは車で出勤中の時、ラジオ放送で知りました。グランドセントラル駅周辺は打ちひしがれて多数の人が泣いていました。それでも自体の大きさがわかったのは大渋滞の中、4時間かけて家に帰りつき、TVをみてからです。これを機に米国はアフガン、イラクへと進行を始め、いまだにその戦争は終結していません。日本にいると平和や安全のことをひしひしと感じさせられる機会が減りますが、ニューヨークで暮らすと本当に毎日が平和であってほしいと願わざるを得ません。中東の情勢のニュースが流れない日はありません。現在、多くの米兵が出兵していることを考えるとこの独立記念日は米国に住む者にとっては大きな意味があります。今回の自由の女神の再開は一日250名に絞られています。チケットを手に入れるのも大変そうです。米国の厳戒態勢は続いたままです。
独立記念日前夜 2009 年 7 月 4 日
明日土曜日、7月4日は米国の独立記念日です。学校や郵便局、銀行、会社などは今日前日の金曜日からお休みで連休モードです。この時期に夏休みのバケーションを取る人が多く郊外のハイウェーも混みます。今日は週末のワインを買いに知り合いのジョンのところへ行きました。いつもは客はまばらなのですが、キャッシャーにオーナーのジョン自身が立って並んでいる客をさばいていました。みんな、買う買う、ビールは箱ごと何ダースも、ワインだって箱いっぱい。きっとこれからホームパーティでしょう。さすがに今日は誘われたコーヒーも断りました。商売の邪魔をしてはいかん・・と思って。明日はマンハッタンの西側のハドソン川でメーシーズ主催の花火が上がります。例年、東側のイーストリバーでやっていたのが何十年かぶりの変更です。イーストリバーは自宅から近くだったので歩いて見に行ってましたが、今年はウェストまで人混みめがけていくのは遠慮します。何はともあれ、独立記念日は家族で過ごす、これがアメリカです。この日から本格的な夏のシーズンへと突入です。
赤信号なのに 2009 年 7 月 1 日
またしても出勤途中の出来事です。最近、出勤の道順を変えたのですが。今日の朝、1アベニューと39丁目の角で左折のため赤信号で停車していました。すると後ろのタクシーが激しい勢いでクラクションを鳴らし、赤なのに前に進むように催促します。勿論、無視を決め込んでクラクション鳴らされっぱなしで信号が青に変わってから左折し、次の信号で止まっているとさっきのタクシーから黒人の女性客が降りて私の車のそばで私に向かって”左折のサイン、見落としたろ?”と言います。とっさ”本当?”とだけ返しましたが、信号は間違いなく赤だったし、合点がいかず、オフィスにたどり着いてから現場まで徒歩で見に行きました。やはり信号機には左折専用の矢印はなく見落としていない・・・っと、あっと気づくと信号機の上の方に小さな標識”After Stop Left Turn Permitted on Red (一旦停車の後、赤でも左折可能)” がありました。いやあびっくりしました。マンハッタンの中で赤でも左折できる場所があるとは・・おそらくここだけではないでしょうかね。マンハッタンには10年以上住んでいますが、このような標識は初めてです。隣のニュージャージー州に行くと信号機が赤でも禁止標識がない限り右折は出来ます。しかし”左折可”はニュージャージーでも見たことありません。<ここでは左ハンドルです。普通、左折は簡単には出来ません>ちょっとした驚きでした。
マイケルジャクソン余波 2009 年 6 月 28 日
DailyNewsでは今日もマイケルジャクソンの報道一色です。急死した際に一緒にいた主治医に興味が向けられています。紙面の都合か、連日大きく報道されていたイラン大統領選挙の結果に対する改革派のデモや犠牲となった学生の追悼集会の中東関係の報道がなりをひそめます。NY州の議会も空転しているのですがその様子の報道もぱったりとなくなりました。本当にマイケルの死は大きな出来事です。NY州の議会ですが6月上旬から民主党と共和党の主導権争いで空転、先日、知事が議員に向かって仕事をしないのなら給与を支払わないと宣言したところです。こんな発言は日本では見られませんが、ここではすごく自然な発言の気がします。今日は久しぶりに晴れています。ようやくNYの6月が来た、という感じです。
マイケル ジャクソン急死 2009 年 6 月 27 日
昨日ニューヨーク時間の夕方、マイケルジャクソンが亡くなったと言う情報がインターネットやTVで流れました。タイムズスクウェアやハーレムのアポロ劇場の前などにマイケルの死を悼む人たちがぞくぞくと集まり、追悼のダンスをしていました。今日のニューヨークタイムズ、デーリーニュースなどすべての新聞の一面がマイケルの記事です。40年近く前、マイケルがデビューした当時の黒人音楽は白人音楽と全く違うものとして米国人には認識されていました。現在は黒人のオバマ大統領を抱える米国なので、もはや人種差別はないように見えますが実態はなかなかそうではありません。日本は単一民族の国家なので人種問題に関してはそう気になることもないかもしれません。人種のるつぼのような米国、人種も文化も違う人たちでできたこの国に共通の価値観をつくり出すことは本当に難しいと思います。しかし一人の黒人歌手が米国はもちろんのこと、全世界に共通の価値観をつくりだしたという偉業。マイケルジャクソンは急死をいたく惜しまれるに値する人物だと思います。
Tiger Woodsも雨で 2009 年 6 月 19 日
今日からゴルフのUS OPENが始まりました。NYのBethpageで始まりましたがあいにくの大雨で中断です。ここのところNYでは晴れ間がほんの少ししかありません。今週は特にひどく毎日、必ず雨が降ります。6月のNYは一番よい季節なのですが今年は異常で雨ばかりです。ところでNYでもゴルフは人気で休みなどGolf Range(ゴルフ練習場)に行くとたいてい満席です。終わりそうな人を見つけてはもう終わるかと聞いて後ろで待ちます。何とも原始的です。もちろん、日本のようにボールが自動的に出たりはしません。鉄の柵でガードされた車に映画に出てくるジェイソンのようなフルヘルメットをかぶった担当者が乗り込んで打たれたボールを集めます。ほんと、米国の基本は田舎でローテクなんだなあと感じます。それにしてもこの雨、止まなければ明日もUS OPENは順延です。
違反切符払いました。 2009 年 6 月 14 日
違反切符をオンラインで支払いました。WebのアドレスがNYC(ニューヨーク市)Finance(財務)となって、なんかイメージ違うなあと思ってサイトへ行くとそこはニューヨークの財政に関するサイトでオンラインペイメントのボタンも大きくありました。やっぱり罰金は市の貴重な財源なんだと再認識、支払いを済ませるとThank you for your payment to the City of New York(ニューヨーク市への支払いありがとう)というメールが届いて苦笑。さすがにまたお待ちしていますのメッセージはありませんでしたが・・。数年前、ブルンバーグ市長が当選したとき、市の財政難を救うためにひそかに罰金の徴収を特別奨励し、非常に厳しくなったことがあります。その時は市民団体から罰金を不用意に取るのをやめろというメッセージ広告がTVに流れていました。今はあのころよりもっと深刻な不景気、市民としては無駄な金が出ていかないように十分に注意する必要があるなあ。