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ニューヨーク的思考


車検だ 2017 年 7 月 29 日

 日本に一時帰国したりでもう8月間近になってしまいました。ニューヨークも暑いが日本より湿気がない分ましかな。夏休みは生徒も増えて学校も活気があります。
 ニューヨークで厄介なことの一つが車。毎年、車検があります。今年もその時期。正確には毎年Car Inspectionがあって2年毎に陸運局に車の登録更新をしなければなりません。登録更新はWebで136㌦支払えば完了で登録証が届きます。あとはフロントガラスの内側に貼ってある古い登録シールを剥がして新しいシールを貼る。またCar Inspectionも終わると新しいシールに張り替えます。
 フロントガラスの内側は結構なシールだらけ。これがまた剥がすのが大変でこの暑い中、汗だくです。剥がしたら剥がしたでフロントガラスには傷が入る。ホント面倒くさいし、シール張り替えは車にはよくない。
 Car Inspectionは近くの町工場に予約を取って持っていく。予約は相手の言いなりだし、朝、車を持って行っていつ検査終了か分からないので部屋で待機して電話を待つことになる。一日、預かってもらえばいいじゃないかと思うでショ。工場に行くと納得するが、マンハッタンの工場は住宅地のど真ん中で究極狭い。よく車が入るなと言う入り口から地下の狭い工場へと続く。何ともせせこまい。本当にアメリカらしくない工場。
 まあ、言っても仕方ない。毎年のことです。また一日、車検でつぶれてしまいます。

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新しいオプション 2017 年 4 月 13 日

ここ数日ようやく春らしい気候になってきました。桜もちらほらと。
 先日、認可団体ACCETから学校の査察が5月と通知がありました。今回はAccreditationの更新なので大事じゃないはず。とはいえ、2日間にわたる現場検査です。やはり緊張する。
 3月、4月は何かと認可ごとが多い。体も固くなる。マッサージに行ってみよう!と言う言葉が頭をめぐる。実は20年以上、ニューヨークで生活をしながらマッサージなるもの一度も言ったことが無い。日本に戻った時はちょくちょくお世話になるものの、ニューヨークのマッサージ店は見るからに怪しげ。狭い入口にカーテンを仕切ったドアと言うのが一般的で中の様子がわからず何やら怖い。値段は60分55㌦と表記してあるが、チップをどれくらい要求するのか・・。どんなサービスなのか・・。などなど心配店がいっぱい。
 でも、この背中のはりは何とかしたい。ミッドタウンには日本人がやっているマッサージ店もあるが、法外に高いし、休みに何もミッドタウンまで行きたくないし、くつろぐなら自宅近くか。あのカーテンがあるドアの店に行くのか・・。
 とうとう行ってみました。4名のセラピストは中国人。まともです。全員、免許もち。ライセンスがなければ営業できないはず。果たして日本人がやっているマッサージ店はライセンスもちかなと疑問がよぎる中、ここのマッサージはまともでした。
 さすがに狭いベッドでしかもパンツ一枚になるのは日本とはかなり違うが、オイルでのマッサージはそれなりに癒されました。チップは10㌦。つまり1時間65㌦。安くはないがNYならこんなものか。
 ニューヨーク生活でもう一つ新たなオプションが加わりました。

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Feel Like 105℉ 2016 年 8 月 13 日

 何と気温が40℃近くまでに急上昇。Excessive Heat Warningが金曜日から日曜日の夜まで発令されています。土曜日のHeat Index Valueは105℉から110℉(40℃から43℃)。気温と湿度でとても暑く感じます。
 車の中はクーラーが十分に効かない状態。暑い。日本ではこれくらい夏なら当たり前の暑さですかね?
 100℉位に感じる気温になるとニューヨークでは必ず市長自ら注意を促します。ここが日本とは違う。気温や天候の急激な変化には市長が直接、注意する。今のデブラジオ市長に限らず、歴代市長の役割です。市長は市民の生活を守るための存在。
 ニューヨークの市長は警察、消防、すべてのトップに立ち権限は絶大なものがあります。日本のように県警や消防が別指令系統ではなく、市長がトップです。非常に分かりやすい。その代り、何かあるたびに市長が市民の前に出て注意を促します。それで今日は暑さの注意。
 エレベータに乗ると電気会社のCon Edからのメーッセージ。停電を避けるためにできるだけ空調を使うなとのこと。それは無理でしょう。みんな空調は使います。それで暑くなると毎年、どこかの地区が停電します。いつかマンハッタンが丸3日間、停電したことがありました・・。あんな目にまた遭いたくない。でも空調なしでは到底過ごせない。

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都市高速はボコボコ 2016 年 8 月 12 日

 マンハッタンを外郭を走る都市高速は3車線あるが相当狭い。隣の車と接触しないでよく走れていると思う。速度は40マイル(64K)に制限されているがみんな50マイル(80K)以上で飛ばす。こんな狭い車線を50マイルから60マイル出す。
 タイヤがバーストしてから私は制限速度を守ることにしました。この高速道路、あちこちにくぼみがあってスピードを出すと車への衝撃が多い。くぼみの上を走るたびにタイヤが上下してまたバーストするのじゃないかと心配になってしまう。
 この高速、もっと最悪なのがくぼんだ個所に鉄板が貼ってある。相当な厚みのあるこの鉄板、スピードを出して乗り越えるとタイヤが破裂するくらいの衝撃がある。危なくてスピードは出せない。
 でも60マイル以上で走り抜けていく車もある。くぼみや鉄板の上を通るたびに飛ばしている車はバウンドしている。本当にあぶない。毎年、1回は道路の舗装をやり直していたと思う。早く舗装しないと安心して走れない。
 マンハッタンのドライブは本当に気を使います。

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エンストしないように 2016 年 7 月 17 日

 破裂したタイヤは無事に交換。念のため、すべてのタイヤを交換しました。バッテリーも4年近くになるのでこれも思い切って交換。暑い夏、高速の真ん中などで車がストップしては大変と思うと多少の出費は仕方ない。
 以前、バッテリーが上がり、車が動かなくなった時、日本で言うJAF、AAAに電話をしました。待っても待ってもやってこず、2時間近くしてやって来た奴が言ううには、見つけきれなかった、時間切れと言ってそのまま帰ってしまいました。途方に暮れ、また電話して待つこと1時間、ようやく新たなAAAがやって来た。
 その時はさすがにAAAを信用できずに修理屋にも出張サービスを頼んでいてAAAと出張サービスがガチンコ。当然、3時間も待たせられたAAAに悪態をついて電話して頼んだ修理屋に任せました。この日も夏の暑い日だった・・。
 米国では日本並みのサービスは期待できない。車は特に・・・。国土が広い分、エンストしたらすごく時間がかかる。サービスの質も低い。本当に用心が必要です。

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タイヤ破裂 2016 年 7 月 11 日

週末に愛車トランザムでニュージャージー州に向かいました。快晴でとても気持ちの良いドライブのはず。ところが・・。マンハッタンの都市高速FDRを抜けてマンハッタンとニュージャージー州を結ぶワシントンブリッジに乗った途端、運転席側の後部座席下で大きな音。運転席側の後部タイヤが何かを巻き込んだような音です。バリ!バリバリ!そのあとまきこんだ何かが、後部の車体をたたくような音が続きます。
 高速走行中で止まるわけにもいかず、目的の高速出口を出て一般道。まだもしつこく続くパタパタと言う音。ものをタイヤに巻き込んだにしては大きすぎる。近くの知り合いのBody Shop(修理屋)にそのまま持っていくことを決意。
 信号待ちの後、発進させたとことで後部タイヤに大きなガンと言う音とおおもに後部車体が下がったような感じ。すぐにストップして下りて見ると、なんと後部の運的側のタイヤが破裂してなくなっている。後部の運転席側にあるべきタイヤはなく車輪だけ!強烈なゴムの焼けた臭い!相当なショック!
 まだ気が動転している最中にパトカーがやってきた!What’s up?とサングラスの警官が高圧的な態度。警官はゆっくり運転して路肩に止めるかレッカー車を呼ぶかどっちかにしろと言う。タイヤなしで運転できるなど思いもしないからBody Shopに来てもらうとか言っていると怒りだした。仕方なく運転してみるとガリガリ音を立てながら車は動く。幸い、近くのタイヤ屋に入れて修理を頼んだ。これも幸い、違反切符なしで警官とはさようなら。
 タイヤ屋にいた人が親切でスペアタイヤに取り替えてくれた。あとで修理工場に行き、聞いてみるとタイヤは4年ほどで亀裂が入ることがあるって。あーあおどろいた。日本でタイヤが破裂した経験はないし、20年ほどの米国生活でも始めて。高速を走り続けて破裂していたら大きな事故になっていたかもしれない。ぞーとする。
 今後は3年毎にタイヤは交換することにします。

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6月だ 2016 年 6 月 6 日

 もう6月です。早い!6月はニューヨークで一番過ごしやすい時期。ただ、まだ花粉症の被害は続くが・・。
卒業式のシーズンでもあります。また、学年の終了の時期、そして夏休み。6月中旬から9月の上旬までが学校の夏休み。家族と過ごす時間が長くなるこの時期、たいていの生徒は何かのサマーキャンプを受講します。テニスや水泳、サッカーなど、民間が様々なプログラムを出していて、それに参加します。働いている親は一日中、子供の面倒はみれませんからね。
 学年の終わりと言うと9月から次の学年に進級する新学期。しかし、学年末の試験の結果が悪い生徒は進級できない。ここのところは日本より厳格です。また、進級できない生徒を多く抱え込むと学校の評価が下がり、最悪、廃校と言う厳しいシステム。よって生徒も先生も必死。学年末の成績が悪い生徒は夏休み返上で補習です。ここも日本と違ってしっかりしている。
 同じ夏休みでも成績によってはかなり違う。まあ、でもながいVacation Seasonの始まりです。

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寿司屋がなくなった 2016 年 4 月 30 日

 いやあ驚きました。よく行っていた寿司屋が閉店していました。ブロードウェーにあるこの寿司屋、30年以上もの歴史があります。食事に言った時、オーナーシェフとよく話をしてニューヨークでの商売の厳しさで盛り上がっていました。
 昨年から移転話があるとかでロックフェラー近くで3倍の広さの場所に移転するとオーナーも張り切っていました。昨年11月の移転予定でしたが11月になっても移転せず、しかしここニューヨークでは良くある話。移転のプロセスもなかなか進まない話でまたも去年はも盛り上がっていました。
 今年3月に行ってみると退去したあと。ああ、移転したんだと思いきや。Webのニュースで閉店を知りました。どうも、移転先の話がおかしくなった模様でそのまま、現在の賃貸契約も切れた模様です。
 2年前、私たちの学校が317Madisonから現在の場所に移転する時も大もめ。317Madisonの大家は3ヶ月で出ろと急に言う。移転先は見つからない。まず、317と退去延期で弁護士使ってもめる。何とか11月まで延期したが現在の場所の大家は約束の工期を守らない。現在の80Maidenの場所の工事が終わったのは明けて1月。本当に大変な目に遭う移転でした。 移転さわぎはそればかりで終わることなく新しい場所で営業する営業許可書の取得がものすごく大変。ものすごく時間がかかる。ここの寿司屋の閉店の話はとても他人事に思えません。へたしたら同じ目に遭っていた。
 ニューヨークは家主が徹底的に強い。日本のようにテナントを守る義務がありません。寿司屋のオーナーは新規の移転先と現在の場所の大家が同じで融通がきくと話していました。なのに・・やられたな!と憶測してしまいます。損得だけで動くのが家主。
 きっと家主の損得勘定でやられたんだろうと想像してしまいます。

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しびれるゴルフ場② 2016 年 4 月 26 日

さて見知らぬ4人のグループが出発です。前もうしろもぎっしり詰まっている。
 1番ホールのTee Boxに立つとなぜか1番ホールのフェアウェイに10人以上のプレーやがうろうろしているように見える。1番ホールのグリーンをめがけてドライバーを打とうとすると正面からボールがこちらめがけて飛んでくる。よくみると1番ホールTee Box手前にボールがごろごろある。
 ドライバーを打つにも前からプレーヤがこちらに向かってきているので危なくて打てない。よく見て分かった。1番ホールのグリーンのすぐ横が2番ホールのTeeBOXでこちら1番ホールのTeeboxの斜めうしろが2番ホールの目指すグリーン。つまり、お互いが向き合って打っている!
 向こうからボールが飛んできて危ない。でもプレイヤーたちは平然。ほとんど1番と2番は合体状態。
 In最初の10番ホールはOut最後9番ホールのグリーンとほぼ同じ場所。危ないなあと思っていると後ろの組からWATCH OUT!とでかい声。10番でドライバーを打とうとしている私たちの組に直撃。当たら無くてよかった。
 もうここまで来ると笑うしかない。こっちが打つ玉も隣のホールの人に当たりそうなる。用心すれば大丈夫かと言う気になった。メンバーの一人ジターは周りがうち終わるまで木の後ろに潜む。ホント、3方向位からボールが来るので人の気配がする限り危ない。こんな感じでみんなプレーは限りなく遅い。
 そろそろ小休止でトイレに行きたいが見当たらない。まあOutが終わればあるだろって。なんとない。えーー。我慢するしかないあと9ホールもある。9時に家を出て終わったら3時半。6時間半、トイレナシ。いやあ気を抜けないゴルフだった。気持ちがトイレに行けばおしまいだった。コースでトイレナシのゴルフ場ははじめて。
 ホントしびれるゴルフ場でした。

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しびれるゴルフ場① 2016 年 4 月 25 日

 しびれるシリーズ第2弾!
 米国は日本とは比べられないほどゴルフ場が多い。パブリックゴルフ場だと安いところで25ドル+Green Fee5㌦程度。安い!夏場はペンシルバニア州のポコノ山に避暑もかねてゴルフ場に行きます。
 ニューヨークのゴルフ場は人多そうだし、高そうでと敬遠していましたが、近場でやってみたいと言う欲求にかられ、自宅から40分ほどで行けるラガーディア空港近くのパブリックゴルフ場Forest Park Golf場に行きました。Webで11時に予約。カート付きで44㌦、前後、全く予約なし。上手くいけば一人でも回れるかも。
 しかし、カート(電気自動車)付きの予約は1時間に一つしかない。あとはWalk。意味不明。行ってみればわかるか・・・ついてみて分かった。ほとんどの人が手押しのカートをもって歩いている!しかも多い!1コースに数名も人がいるように見えるのはなぜ?たくさんのプレーヤーがフェアウエイを横切っている!ただならぬ状況を垣間見てしまった。
 ともかく受付にいく。手押しカートの貸し出しはない。なんとみんな自前のカートを車に積んで持ってきている。まず、ここからこのゴルフ場のシステムにはずれてしまった。
 ゴルフクラブを背負って回るのは重すぎる。カート(車)を使うことにした。予約通り11時のスタートか?と聞くとAny Timeとの返事。なんだそりゃ!予約の意味ナシ!
 1コースに行ってまず驚いた。Tee Boxに立っていると次から次に知ら無い人たちがやってきて最後に4人組になる。皆、知ら無いもの同士。しかも、歩く人、手押しカートの人、電動カート(車)の私とゴチャゴチャの組合せ。こんなあ。プレーのスピードがあわないんじゃないの??
 気さくな挨拶のあと、いざ出発。全くお互いを気にしないのがニューヨーカー。知ら無いもの前提がこのゴルフ場らしい。メンバーの一人ジェリーにここのゴルフ場どう?と聞くとWorstと言う返事。どんなゴルフ場や・・

②で続きを書きます。

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