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ニューヨーク的思考
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2014 年 1 月 31 日

カテゴリー:NYこのごろ

スーパーボール 表と裏

 快晴です。部屋の中にいるといっぱいの日差で暑いくらいです。でも外は体感マイナス10℃以下。本当にたまらないギャップです。外に出る準備をすると大変な厚着になるわけですが出るまで部屋の中では暑くてたまりません。
 イーストリーバ沿いの公園は毎朝、散歩やジョギングを楽しむ人たちが数多く見かけるのですがここ1週間はさすがに走っている人は見かけません。私も毎朝のジョギングが日課ですが、この状況ではとても出来ません。
 さて、この寒さの中、昨日水曜日に Super Bowl Boulevard(スーパーボールブルバード)が正式にオープンしました。34丁目から47丁目のブロードウェイに作られたスーパーボールを盛り上げるための通りです。目玉はTobboganと言う巨大な滑り台です。60フィート(21Mほど)の高さがある巨大滑り台、滑り下りるレーンは大きく波打ちながら下に向かい横に8レーンがつながります。8人の人が同時に滑るわけです。”そり”のような板をお尻に敷いてゆっくり波打ちながら滑り落ちていくと言うしろものです。一人5㌦のアトラクションです。その他スーパーボールのゴールをまねたものやスーパーボールに関係する商品やアトラクションがずらりとあります。
 このスーパーボール通りの開会式にはデ ブラジオニューヨーク市長、クオモ知事も参加し、スパーボールをニューヨークのお祭りに盛り上げます。米国人は色々な行事を祭りに盛り上げるのが本当に上手と思います。その大がかりな仕掛けもそうですが盛り上げること自体が米国気質のように感じます。
 こんな健全なお祭りムードの中、このSuper Bowl Boulevardから数ブロックしか離れていないLower Eastで買春と麻薬の販売組織が今朝方、警察の急襲で全員逮捕されました。18人の組織で大がかりに麻薬と買春の取引をおこなっていたようです。彼らはParty Packと称し麻薬と買春のセット販売をしていたようです。まあ、買う方も買う方ですが、この販売、数週間前、つまりスーパーボールが盛り上がり始めたころから活発になり、他州からスーパーボールを目や手にやってくる人たちをターゲットしていたようです。スーパーボールで裏ビジネスも活況になるとは米国の気質はやはり異質な感じがします。

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