Menu

ニューヨーク的思考
RSS Feed

2010 年 2 月 15 日

カテゴリー:未分類

オリンピック始まりました。

冬季オリンピックもはじまって盛り上がっています。先日、インターネットを観ると日本の若い選手がユニフォームのズボンを腰まで下げて、論議を呼んでいる記事を発見しました。記事の中にそのファッション(?)は米国に由来し、黒人が主になすファッションだとか・・確かにNYでGパンのズボンを腰まで下げて歩いている黒人を夏場は見かけます。が、それは決してメインのファッションではありません。米国の学校では日本の学校のように体育の時間に背の低い順番に並ばせたり、軍隊式整列などすることはほとんどありません。生徒それぞれの”個”を大事にします。遠足なども見た目は生徒各々がバラバラに歩いてその前後を教師が固めるようなスタイルで統率感がまるでありません。制服の学校もありますがほとんどが私服で思い思いの格好をしています。そのような彼らですが、消防学校の生徒たちが訓練でイーストリバー沿いを走った風景を思い出します。掛け声をかけながら先頭には大きなユニオンフラッグ(国旗)、みんな丸坊主。沿道の人たちも声援を送ります。もちろんユニフォームに乱れはありません。”個”を大事にする米人はチームも大事にします。一人ひとりがバラバラに見える米人でも国旗の下では一つ。この精神は日本に曲がって伝わっている気がします。個性のバラバラのところだけ取って米国流と言うのは違います。国旗を背負って出場するオリンピック、国の代表として秩序を大事することは当たり前だと思いますが。それが格好の良さではないかと。

ブログランキング・にほんブログ村へ