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ニューヨーク的思考
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2010 年 7 月 22 日

カテゴリー:未分類

NY交通事情

先週、所用でPA<ペンシルバニア>まで行きました。片道通常2時間半のドライブですが、この日のNY戻りは5時時間半、なんと通常の2倍以上もかかりました。大型連休でもないのにNY周辺の高速道路は本当に時間が読めません。ニューヨークから20マイルの手前<30数キロ>で突然の渋滞。4車線がぴくとも動かない。のろのろ運転を1時間ほど続けてようやくその理由がわかりました。ある地点から工事でいきなり一車線になっているのです。それはわからんではないですが・・工事か・・と思いこの延々と続く封鎖されている3車線、なんと封鎖解除までの間、工事車両は1台もなく、工事の後すらない!なんで封鎖したままにするかね!と腹が立つのは移民の私たちだの感覚ですかね。他人のことはまず横に置いてと言う自己中心のこの国の象徴のような出来事です。家路を急いで運転しているとこんどはマンハッタンに渡るGW<ジョージワシントン橋>のずいぶん前で渋滞。こうなったらもう焦ってもだめ。だけど料金所に殺到する車は車線の奪い合い。みんな殺気立っている。そりゃ、さっき1時間渋滞くらって今度はこれじゃあ、やっぱそうでしょう。車線をはみ出してめちゃめちゃになっているこの状態。警官が来て交通整理すればよいものをと思いますが、これもいつものことで当たり前になっている。あれっと思ったらまえのプリウスとハンマーの2台が1台のように合体!衝突です。言い合いしてますがね、もう後の祭り。ここの料金所前で事故を見たのはこれで5度目。これだけ、みんな車線変更をしかも強引にやれば起こるでしょう。私の身に起こらなかったことを感謝してようやくマンハッタンのFDR<都市高速>に乗って、もうすぐ我が家かと思うとこんどはこのFDRも渋滞。渋滞でオオバーヒートしている車を数台見たのでここからは暑い中、クラーを切ってのいたわり運転。ようやくたどり着いたら夜になっていました。本当にまいった!でもこれは特別なことではなくNY近郊ならいつこんな目にあっても当たり前です。この交通事情の悪さは東京の比ではありません。NY近郊はアメリカらしいおおらかさがない。NYはアメリカじゃないってよく聞きますが、これもその理由かと思ってしまいます。

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