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ニューヨーク的思考
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2013 年 4 月 25 日

カテゴリー:NYこのごろ

NY市長選 ネガティブキャンペーン

またしてもネガティブキャンペーンが始まりました。ニューヨークでは今年の秋に市長選があります。現市長のブルーンバーグは2期までだった市長の在任期間を法律を変えて3期としました。ブルーバーク市長に時代が12年もの間、続いたわけです。
市長に一番の有力候補とされているのは、現市議会議長の女性市議Chirintin Quinn(クイン氏)です。46歳のクイン氏はロングアイランド市ナツソー群出身。1999年から市議を務め、2006年から現職の市議会議長の職に就いています。同性愛者であることを自ら告白し、ニューヨーク州が同棲結婚を認めたあと、大きな結婚式パーティを開いて著名人を数多く集め、話題となりました。ヒラリークリントンなどと並ぶ、女性政治家の実力者として名が売れています。また現在、市長の有力候補として支持率25%以上を得て当選の最先端にいます。
  このクイン氏が3年前にグリニッジビリッジの病院閉鎖に手を貸し、開発業者から金を受け取った、ニューヨーカーは医療サービスをクイン氏から奪われたと、不気味な音楽をバックにナレーションが流れ、クイン氏の顔がクローズアップされます。毎度のことですが、選挙の終盤戦になると必ず、このようなネガティブキャンペーンが登場します。今回は無党派からのキャンペーンのようですが真意はわかりません。
  TVで突然、違和感のある暗い音楽が流れ、暗い声でナレーションが流れる。同じパターンのネガティブキャンペーンです。日本ではなじみがない分、ここまでこけおろしていいのか、と思ってしまいます。また、こんな暗いメッセージ、逆効果じゃないかとも思ってしまいます。

広域通信制高校 一ッ葉高校校長

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