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ニューヨーク的思考
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2012 年 2 月 22 日

カテゴリー:NYこのごろ

USPSとUPS

  今日は最近の暖かさでなく、例年の冬のように日が陰って寒いです。と言っても最高7℃にはなる気候です。郵便局に小包を出しによりました。連休明けのせいか、人が多く長い列が出来ています。ニューヨークでは郵便を出すにも列が出来てこれで30分や1時間かかることも珍しくありません。何故か、受付窓口はいっぱいあるのに担当者はたったの二人。後ろの列からは何人が窓口にいるの?との声。皆、イラついています。
  郵便局は米国ではUSPS,日本にもある民間の宅配が有名なFedExとUSP。このUSPと名前がよく似ていますね。UPSはUnited Parcel Serviceで民間です。郵便局のUSPSとUPS、間違えやすい名前です。米国の郵便局USPSもemailなどに押されてここ数年、売上ががったりへり、縮小に追い込まれてしまいました。
  USPSではオバマ政権のもと3000人に及ぶレイオフが実施されます。それでも再建の道は遠く、最近First Class の封書が45セントに値上げになりました。今は円高ですが円を本来の基準100円としても封筒に貼る切手は45円と言うことで米国の郵便料金は値上げしても日本の値段と比べてまだまだ低いと思います。USPSは配達ミスも数多くあり、届かなかったりすることもしばしばで、私の郵便受けに他人の封書が合ったりするのは日常茶飯事でこれが自分の送った郵便だったらと思うとぞっとします。民間のUPSやFedExがこの国の国民の支持を得、USPSが窮地に追い込まれたのもサービスの結果かと思うと納得かもしれません。

広域通信高校 一ツ葉高校 校長

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