Menu

ニューヨーク的思考
RSS Feed

2012 年 6 月 7 日

カテゴリー:NYこのごろ

監視カメラ2

前にも書きましたがニューヨークには多くのsurveillance cameraと言う監視カメラが存在し、犯罪の防止やまた、犯人逮捕に貢献しています。NYPD(ニューヨーク市警)が取り付けたsurveillance cameraだけでなく、民間人がアパートなどの玄関先やデリなどの店主が取り付けたものを含めればこの監視カメラはいたるところにあります。エレベーター内、またビル内のいたるところにも設置してあります。
  一昔前はこのニューヨーク市でもプライバシーの問題が騒がれてこの監視カメラの是非が問われました。そんな時期から10年以上を経た今、この監視カメラはニューヨークの街の一部に溶け込んでいます。逆に911同時多発テロ以来、この監視カメラはテロの対策などに必要不可欠との認識が高まっています。
  ニューヨークにテロを仕掛ける人物がイスラム教徒であるためにNYPDの目はイスラム教へと向かいます。ここに人種と宗教の問題が大きく浮上し、国防もままならくなる現状があります。
  911の仕掛け人が隣のニュージャージー州にいたことからNYPDはニューヨーク州を超えてニュージャージー州にまで監視カメラを取り付けました。ニュージャージーのイスラム教徒の教会やイスラム教徒の良く集まるレストラン、そして小学校までです。
  今日、ニュージャージー州のイスラム教徒の団体がNYPDをイスラム教徒に対する差別とプライバシーの侵害であると訴えました。簡単に解決しそうにない問題がまた一つ。人種と宗教にまつわる問題は本当に日常茶飯的です。民主主義と自由を声高に正義とするアメリカ、その声に沿わない実態がいつもこのような裁判と言う形で露呈している気がします。

広域通信制高校 一ツ葉高校校長

ブログランキング・にほんブログ村へ