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ニューヨーク的思考
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2012 年 9 月 29 日

カテゴリー:NYこのごろ

川になった高速道

  ものすごい豪雨です。ニュージャージー州からマンハッタンに入ると突然の渋滞。またもUN(国連)の影響か!と思いましたが、車はノロノロながら進むのでそうではないようです。もし要人のための安全確保なら道路は完全に封鎖され、車はピクリとも動かなくなるからです。
  止みそうもない激しい雨の中、渋滞は1時間近くになります。対向車線を走る車は水しぶきを容赦なくかけて通り過ぎていきます。何が原因でこの渋滞か分からないままある地点に届くと、先のほうは車が流れているではありませんか。いったい何が?私の車が渋滞の原因になっている現場に着いて原因がわかりました。
  道路が豪雨で川のようになってかろうじて通れるのが左側一車線だけ。それもノロノロ運転です。高速道路が雨で通れない状況に遭遇したのは初めてです。驚きました。ニューヨークは勿論、大都会ですが、大陸性気候でその自然はかなり野性的です。高速道路はどの国よりも早く発達したのですがその分、かなり古く傷んでいます。もともと水はけの悪いこの高速道路に豪雨で道路が川になっていまうと言う信じられない光景です。
  10年ほど前ですがやはり集中豪雨が出勤時間に起こり、地下鉄がいきなりストップ、ダウンタウンまで歩いて出勤したことがあります。地下鉄もどの国より早くに発達した代わりにそのインフラは古く、豪雨で止まるし、豪雪でも止まります。ニューヨークでの生活は結構、天候に左右されます。強い雨が降ると言うのはストーム(嵐)を意味し、構えなければどんな不都合に出会うか分かりません。今はうそのように雨は止んでいます。ストームは小型台風のようなものです。

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