Menu

ニューヨーク的思考
RSS Feed

2013 年 1 月 27 日

カテゴリー:NYこのごろ

教師のランキング

ニューヨークはここ1週間、マイナス10℃を下回る寒さが続いています。PCTECHのすぐ近くにあるBryant Parkの噴水も凍ってしまいました。風もなく快晴で部屋で窓越しにいると暑いくらいあるのですが、外に出ると氷点下の厳しい世界。何ともこのギャップが納得いきません。
  明日、日曜から月曜にかけてIce Stormが通過するらしく、おそろしく冷たい雨が降るようです。ニューヨークも勿論、寒いのですがミシガン州やイリノイ州はもっと極寒で建物が氷で覆われている姿がTVで流れます。
  ニューヨークでは家主がアパートの中に暖房をつけることを法律で義務と定めています。しかし、暖房の効かないアパートも多く、アパートの中でセーターを着たまま寝て寒さをしのいだり、コンロを付けて暖を取ったりする人たちがたくさんいます。何度訴えても暖房の設備が付かないためにあきらめている人たちがたくさんいるわけです。
  昨日は雪が降って今朝道路には氷が張っていました。住宅事情などを考えるとニューヨークの寒さは命取りになりかねません。TVのニュースではこの極寒の中、飼っているペットのことをわすれるなと流れています。ペットばかりでなく人間同士も気を付けなければなりません。
  このような季節の悪い時期、スクールバスのストライキは1週間以上も続いています。それに加えてブルンバーグ市長と教師の組合が教師の評価基準を巡り、対立し、連邦政府から学校に回される予算がストップされると言う事態を招いています。寒さをよそに教育現場ではそれぞれの主張がヒートアップ。それでも、教師の評価の方法を巡っての対立ですから評価のない日本よりは数歩先を行っています。

ブログランキング・にほんブログ村へ