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ニューヨーク的思考


ニューヨーク最新情報:コロナで変わったニューヨーク市(13)守りに入ったニューヨーク市 2020 年 8 月 8 日

USAは50州から成り立つ国家です。NY州知事のクオモ氏はExecutive Orderによって30数州からのNY州入りを原則禁止。入る場合は2週間の自主隔離を義務としています。違反の場合、最高1万㌦の罰金。

これらの対象となる州はコロナ感染が拡大している州です。50州のうち、30州以上が感染拡大が続いているわけですから大問題です。一番感染がひどかったニューヨーク州がまさか一番早く、しかも全米一優秀な州に復活することは誰も想像していなかったでしょう。以下が禁止される対象となる州の条件です。陽性率などによって日々変わるところが、またか科学的と言えます。

This is based upon a seven day rolling average, of positive tests in excess of 10%, or number of positive cases exceeding 10 per 100,000 residents.

ただ、このExecutive Orderをどのように運営するのか、具体的な指示は出ていませんでした。今週、NY市のデブラジオ市長は大胆な案をだしました。市内感染者数69名の日に発表があったのはCheck Point Program。

これはNY市に入る人や車を警官や保安員を動員してランダムにチェックすると言うプログラムです。他州からの移動者には2週間の自主待機を促し、所定のFormを渡し、罰金制度のことを説明します。

ペンステーションでは乗客にFormを渡し注意を促しています。

車が他州から市に入るためのトンネルや橋のGateで警官が車を止めて注意を促す。ニューヨーク市も必死です。他州から遊びに来るのはいいがニューヨーカーの健康を守ってほしいとは市長の弁です。州が動く、市が動くことで市民の意識も変わります。

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ニューヨーク最新情報:コロナで変わったニューヨーク市(12)コロナ禍の中、日本からニューヨークに留学できるのか 2020 年 8 月 4 日

コロナ禍の中、日本からニューヨークに留学できるのかと言う質問がありました。

答えはYESです。

このブログシリーズの第一回に書いたように日本から米国への入国には問題はありません。

JFK国際空港の入国時にPCR検査や検温、問診票さえも必要ありません。基本的にニューヨーク入りはノーストレスです。

ご承知のようにフルタイムで留学するはFビザ(学生ビザ)が必要です。パートタイムで3か月以内の留学にはエスタでOKです。

米国大使館は今年3月からFビザの申請をストップしていましたが

7月24日に発表されたICEのガイドラインではFビザをすでに持っている人は米国内でオンライン授業だけのコースを受講できる。今から取得する人は対面授業を織り交ぜたオンライン授業とのブレンドコースか100%対面授業のコースを受講しなければならない。との指針です。

New York English Academy (NYEA)では生徒さんの安全を第一に考え、安全が確定するまでオンライン授業主導でのコース設定です。

ブレンドコースであっても極力、対面授業を抑えて安全第一に徹します。もちろん、安全な環境が整えばSocial Distancingを守り対面授業へと移行します

NYに滞在してオンライン授業も悪くはありません。感染を心配せずに本物の英語を習得できます。オンライン授業ではひとりひとりへの対応が対面授業より細かで、積極的に授業に参加すれば英語力も対面よりずっと早く伸びるはずです。

またNYCでの生活は安全に対する規制はあるものの感染にびくびくしながらの生活ではありません。NYC滞在を楽しむには十分な環境と思います。

私も日本から帰る前はかなり心配していましたが規制が厳しい分、市民は感染に気遣って行動しています。その分、ずいぶんと安心して暮らせます。オンライン授業を受けながら実際の生活で英語力を磨き、使って実践することが十分できます。

米国は9月が新学期です。先日、市長のデブラジオが9月の公立学校の開校にむけたガイドラインを発表したところ、すぐにクオモ知事の応酬です。たった38ページのガイドラインでどうして学校が健全に運営できるのかと言う意見です。ヤンキースのガイドラインでも80ページ以上あるとの指摘でした。

このクオモ知事の指揮の元、NY州は劇的な回復を果たしました。彼は特に学校に関しては慎重です。親がやらせたくなければ行かなくてもいい、オンライン授業で参加しろと言います。

NYEAも対面授業のReopenには慎重です。オンライン授業の利点を最大限生かし、安全な環境の中で生徒さんの英語力アップを目指します。

マスクはもちろん対面では必要ですが語学の場合、マスクの授業は発音が聞き取りにくい、口の動きを読めないなど多くの問題があります。拙速な対面授業の再開はサービスの低下につながりかねません。

またNYEAからSFC(Saint Francis College)を目指す皆さんにはSFCからのオンラインによる特別セミナーも受講できます。

コロナは留学のスタイルも変えています。

 

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ニューヨーク最新情報:コロナで変わったニューヨーク市(11)トップの判断がコロナを防ぐ 2020 年 8 月 1 日

日本で感染が拡大中。

私が日本を離れて2週間の間にものすごい勢いで日本での感染が拡大してびっくりです。

2週間前、日本を発つとき、日本の感染はマイルドで米国へ向かってニューヨークに戻るのが憂鬱でした。ニューヨークでまともに暮らせるのか、感染は大丈夫かという不安でニューヨークに向かうのが気が進みませんでした。

6か月以内にNYに戻らなければ永住権がなくなる。この事情がなければおそらくまだ日本で米国とニューヨークの動向を見守ることにしてたでしょう。

米国全体はまだまだ感染が拡大しています。一番ひどかったNYは今や米国の優良州、感染者数が一番少ない州になっています。NYCの感染者数は東京より少ない。逆に今は日本に戻ることの方が心配です。

米国は自由な国、民主主義の国と米国民が信じている。ところがかなりの官僚主義。御上の権力はすごい。権力者は一日にして法律を変え、トップダウンで国、そして州を仕切る。

NY州を仕切るのはクオモ知事。新しい州の立法はあっという間に可決され、もしくは可決させられ、クオモがサインをするとそれがExecutive Orderとなって現行の法律を超えた超法的な新法律が期間限定で出来上がる。これがNY州のコロナ対策に劇的でスピーディな効果を与えます。

問題が浮上すれば矢継ぎ早に繰り出されるExecutive Order。その数は200を超えている。そのたびにNY州の生活が変わる。

市長のデブラジオもクオモのOrderに沿って細かなOrderをだす。NY市民の生活がコロナに対してどんどん変わっていきました。

中でも彼らがコロナ対策で絶対譲らないのが換気とSocial Distancingに関するExecutive Orderです。解放まで4段階のスッテプの最終ステップに来たNYCですが、いまだにレストランの室内飲食は禁止です。室内で飲食をすると感染が広まると言う認識です。

レストランは屋外でしか営業できません。屋外Barも禁止です。屋外だからいいと言うことで屋外で酒類を売り、住民が集ってパーティをしたという事件がありました。翌日にExecutive Orderが発令。クオモは会見で本当に怒りながら禁止令を出しました。

禁止令が出たその週には100件以上の店舗を摘発。Executive Orderにそって警察が動きました。罰金10万㌦(110万円)の上にライセンスはく奪。さすがに酒売りはなくなりました。

先日レストランのオーナーがTVで環境を語っていました。売り上げは70%減。キャスターが冬になると屋外の営業もできなくなるねと聞くとそのオーナーは言葉を失っていました。市長のデブラジオは屋外で営業が出来るようにと道路の封鎖を広げたりと策を出しますがレストランの正常経営には程遠い。

NYCの感染者数抑え込みは多くの人の犠牲の上で成り立っています。

 

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ニューヨーク最新情報:コロナで変わったニューヨーク市(8)USTA National Tennis Center 2020 年 7 月 26 日

今日はUS Openの会場になるUSTA Bellie Jeen King National Tennis Centerに行きました。Webで会員登録をして予約します。車で20分。Center自体は全面クローズでフロントデスクにWeb予約者だけが入れます。

マスク着用で予約者の列にSocial Distancingを守って並びます。もちろんプレー中はマスクをはずします。基本的にシングルスのみのプレーしか許可されていません。例外として家族の場合はダブルスも許可されています。非常に合理的なルールと思います。

Securityが厳しく受付でIDのチェック、誓約書の提出をしなければなりません。当日の飛び込みは禁止。

コロナ対策の注意書きです。

1.他のプレイヤーとの距離を6Feetとること 2.コートからボールを拾うときは足とラケットを使うこと 3.チェンジコートの時はSocial Distancingを守ること 4.ボールやラケット、その他器具を使った後は顔を触らないこと 5.ダブルスをやるときはパートナーとSocial Distancingを守ること 6.プレー中、後、前、手を洗うこと 7.ラケットなどの器具を拭くこと 8.自分のタオルをつかうこと

いやあ細かいです。テニスだからサーブの時はどうしてもボールに触れることになりますが、コートの入る前に注意を喚起するのによいサインだと思います。

日本でもテニスをやりますが、このコロナの最中に一面に10数人もの人が入って交代でダブルスをしていました。何も考えてないんだなあとあきれてました。

NYのNO1テニスセンターは日本とまるで違って大真面目な対策です。この細かい積み上げが今のところNY市の感染者数を抑えている。

NY市では昨日から野球も再開です。もちろん無観客試合です。スタンドに観客の写真がずらりと並べられてのはさすがにアメリカならでのユーモアです。

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ニューヨーク最新情報:コロナで変わったニューヨーク市(7)NJの日本食料品店 2020 年 7 月 25 日

となりのニュージャージー州(NJ)の日本食料品の店MITUWAに行きました。

隣の州とはいえ、自宅から車で20分程度。

少々割高ですが、日本の食料品はほとんど手に入ります。朝10時に着きましたがすでに多くの人が店の前に行列を作っています。入店制限です。こんなに並んでいるとは思いもせずびっくりです。6FeetのSocial Distancingを保ち後尾に列を作ります。さすが客はアジア系が多い。中国語と韓国語が聞こえてきます。

一人客が出たら一人入店、2人出れば2人入店というスピード。入店できるまで40分もかかりました。店は中堅規模のかなり大きなスーパー。広い売り場には30名ほどしか客がいなく、思った以上に安心して買い物ができます。食堂はオープンしていますが店内での飲食はすべて禁止。Take Outのみです。もちろんレジにはシールド。

NJもNYと同じくみんなマスクしています。

NYのクオモ知事がリーダー役となり、ニューヨーク州、ニュージャージー州、コネチカット州は足並みをそろえての規制やReopen体制です。と言うのもニュージャージー州ジー州、コネチカット州に居住してニューヨーク市で働く人が多いためです。この政策はうまく運んでニューヨークの感染者激減の一つの要因となりました。

 

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ニューヨーク最新情報:コロナで変わったニューヨーク市(6)クオモ知事のコロナ会見 2020 年 7 月 24 日

本日クオモ知事のコロナ対策アップデートの会見がありました。

ニューヨーク市の感染者数は7月24日は82東京都は23日366名

いつの間にかNY市より東京の方がはるかに多い感染者数になっています。NY市はピークの4月上旬で1日の感染者数が6000名を超える日もありました。それが今、劇的に減少です。

今日はクオモ知事の会見がありました。彼の眼はすでに今期の冬のインフルエンザのシーズンに向いています。来る冬ではインフルエンザとコロナの症状が近く、検査の体制を新たに整え両方を一気にやる考えです。過去に大変な経験をしたので次の対策が早い。

今、PCRの検査場は州内で800箇所。自宅付近にも歩いて5分の場所にあります。すべて無料です。ラジオやTVでは風邪の症状や咳、倦怠感、があればすぐに近くの検査場へ行けとPRしています。無料で安全とのPRです。

NYCが6000名もの感染者を出したとき、州がとった行動はロックダウンだけではありません。野外施設などを改造して病床をふやす。それと大事なことは市民に対する啓もうです。

他州の感染者が少ない中、NY州は米国のHOT SPOTとして警戒されました。毎朝クオモ知事の発表する客観的Dataに基づく感染防止の行動指示。ある時は警察による強引な取り締まり。Social Distancingを守らない市民を逮捕するなど。今ではこの手法がなくてもみんなルールを守っています。

ニューヨーク州の考え方は感染を抑え込むにはTEST! TEST! TEST! です。ともかくPCR検査をやって多くの人を検診する。これで一時期は多くの感染者がでたものの、現在65名と言う結果です。

クオモの会見でニューヨーク州は他州が出来なかったことをやり遂げたとの弁がありました。ここまで来るのに4か月です。日本はようやくPCR検査が本格化し始めたところ。数はもっと増えるでしょう。NYCと回復に同程度なら11月時分に落ち着くと言う計算になってしまいます。

今日のクオモの会見では新たに屋外での食事は認めるが屋外での酒だけのSalesは認めないとの発言が改めてありました。屋外で酒を飲みSocial Distancingを無視して騒いだケースがあったためです。この店はライセンス停止となり閉鎖です。日本も飲食は厳しくルールを作らないと感染は止められないと危惧します。NY市の成功事例は日本でも役立つと思います。

New York Walker

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ニューヨーク最新情報:コロナで変わったニューヨーク市(5)店の様子 2020 年 7 月 22 日

街を歩くと無くなったテナントがかなり目につきます。

今は多くの人がマスクをして街を闊歩していますが、数か月の外出禁止令は相当な経済ショックに違いありません。多くのレストランが営業出来ているのが不思議なくらいです。

レストランでの食事は屋外のみ。屋内の食事は許可されていません。7月20日月曜日にPhase4の最終段階へと進みますがジム、映画館、劇場、屋内での食事はまだ許可されません。

日本では夜の街を中心に感染が拡大しているようですが、NYCではバーは一切禁止。つい先日、屋外で酒を売り大勢がSocial Distancingを無視して盛り上がると言う“事件”が発生。怒ったCuomo知事は食事を出さない酒だけを売ることを禁止しました。3回注意を受けると店はシャットダウンです。” Three Strikes and You will be closed.” 徹底しています。

昼間の屋外での食事は許可されているものの、狭い場所に結構な人・・。いくら屋外でも大丈夫かなあと心配します。それでもレストランをつぶさないための最小限のサービスが許可されたと言うことです。

小規模なワイン屋に行きました。店の中に一人しか入れませんでした。知らずに店に踏み込んで先客と店員から注意を受け外に出ました。よく見ると一人だけしか店内に入れないとの通知がドアに貼ってあります。店に入ってもワインを触ることは出来ずに店員に好きなワインを言って持ってきてもらいます。先に行ったワイン屋は玄関口で手の消毒をされ、その後は携帯など店を出るまで触るなと言われましたがワインは自分で触れました。店によってPolicyが全く違う。ここにはコロナ制限ながらアメリカらしさが残っています。

よく見ると他の店の前にも行列です。Social Distancingをとりながら人々が店の前に列を作っています。店内の入場制限です。店前には商品に触れるなと言う通知を入り口での手の消毒そして” No Mask, No Entry” 。ニューヨークは本当に感染防止第一に様変わりです。

 

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ニューヨーク最新情報:コロナで変わったニューヨーク市(4)NYEAは生徒の安全第一です。 2020 年 7 月 22 日

駐車場で久しぶりにGeorgesと対面!元気そうだ。Georegesが留守の間、5ヵ月も車の面倒をみてくれました。日本で買ったGeorgesお気に入りのお菓子をお礼に渡しました。彼も手袋とマスクをしています。駐車場担当も感染防止だ。私もマスクと手袋で車に乗り込みNYEAに向かいます。

都市高速FDRはいつもならHeavy Traffic(渋滞)ですすまないが、平日と言うのにスイスイとすすむ。自宅勤務の影響か?NYEA近くの駐車場に車を止めます。車のセキュリティチェックを受けたのち駐車場担当者に車を任せます。駐車場はガラガラ。担当者はマスクをしているが手袋はしていない。そのかわり車を扱うごとに手の消毒をしているのが分かる。それぞれが感染防止のそれぞれのPolicyがあって決して一律ではないようです。

学校は大きなオフィスビルの10Fに位置しているがいつもビジネスマンでごった返すロビーには人がまばらです。

ロビーには十数基のエレベーターがずらりと並びますがやはりどのエレベーターも2名限定です。しかも乗る位置まで指定されている。エレベーターの角とその対面の角に一名ずつ。エレベーター2名はどこのビルもルールのようだ。ラッシュ時は大変だろうなと想像してしまった。

10F学校に到着。久しぶりにDavidと対面!太ったな?Stay Home生活の影響かなあ?2時間にわたって今後の運営について話し合いました。

昨日のニュースでニューヨーク市は月曜日にPhase4に入ると言っていました。ニューヨーク州はPhaseを4段回に分け、徐々にもとの生活に戻してきた。一番遅れていたニューヨーク市が月曜日の7月20日にPhase4に入ると言う。NYEAもReopenできる対象になっています。

いろいろと今後の件を検討したところ、NYEAがReopenをすぐにするは早すぎるとの見解で一致しました。

先般ICEが9月から対面授業を受けない学生は退去させると言うとんでもない規則を通知し、学校側も大慌てになりましたが、ハーバード大学やマサチューセツ大学がこの通知を提訴、この通知はすぐに撤去されました。トランプ政権の思慮の無さを浮き彫りにしたと思います。

11月の選挙を優先しているのだろうが、国民の安全が後ろ回しになっているのが事実。トランプ自身の利益優先にみえます。アメリカの回復を急ぎ、選挙で結果をアピールしたい。そのわがままな考えのためにトランプよりのフロリダ州などは感染爆発で大変なことになっている。

NYEAは生徒の安全第一でやろうとDavidと意見が一致しました。もっとコロナの状況が落ち着くことが優先だとの見解です。今、すべて対面に戻すのは次期が早すぎるとの判断です。オンライン授業の形態を主導として、プライベートレッスンの対面授業は実施していく。一対一なら距離を保てるとの判断です。またオンライン授業とは別に指定日を決めて対面生徒指導の時間を設ける。

ニューヨークは米国の中で一番落ち着いている場所で、今のところ、一番安全な州です。Davidと私が一番心配したのが今指定されているフロリダなど危険地区16州からの人の流れです。

ニューヨーク州は努力の甲斐あって感染者が激減しました。これを続けるためにニューヨーク州は他州からの感染防止のため他州からの移動者には2週間の検疫を義務付け、従わない場合は最高1万㌦(110万円)の罰金だと言っています。ただ、強制力はなく、具体的な管理方法は指示されていません。本当に安全なのかもう少し見極める必要があります。

 

New York Walker

 

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ニューヨーク最新情報:コロナで変わったニューヨーク市(3)自宅周辺 2020 年 7 月 21 日

時差ボケ解消と1時間ほど川辺の公園を散歩しました。

みんなマスクしている。マスクをしたまま走っている。アメリカ人、いやニューヨーカーの感覚が見事に変わったと思う。

マスク着用を否定し、Reopenにはやばやと踏み切ったフロリダやカリフォルニアの南部の州はいまや感染爆発。収拾がつかない。ニューヨークは5ヵ月をかけてここまで来ました。ニューヨーク市の感染者数は今は東京より少ない。人々の意識は完全に変わっている。

むしろ、日本から帰ったばかりの自分の意識に注意しないとルール違反を起こしてしまいそうだ。感染防止に対する関心度はいまやニューヨーカーの方が日本人より高い気がする。日常のルールの一覧表はない。注意深く、色々な情報を集めるしかない。

散歩している人たちはSocial Distancingを守って他社との距離を開けて歩く。

5か月前はこのルール中々守られずに警察が罰金を取ったりしていたが今は自然な感じで当たり前として定着しているようだ。

部屋に戻ったら昨日ネットで注文した食料品などを部屋まで店員が配達に来ました。

いつものようにチップをわたすのか?それとも感染防止でチップは受け取らないのか?タッチレスで感染防止優先ならチップはいらないはずだが・・・

部屋のチャイムが鳴ってドアを開けるとDeliveryは荷物をドアの前に置いて “Thank You. Have a good day.” で去って行った。

Noチップ。やはり感染防止が第一。徹底している。

これらの新習慣になれるのに、時間がかかると思いました。

明日は感染防止のために車で学校に出かけることにします。でもNYでは車は駐車場の担当が車を運転して駐車場から出し入れをします。当然、車のハンドルなどは色々な人が扱う。感染防止はどうしようか?みんなどうしているのか?

どうしたらいいのかよく分からりませんがとりあえずビニール手袋をすることと決めました。

New York Walker

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ニューヨーク最新情報:コロナで変わったニューヨーク市(2)5ヵ月ぶりのニューヨーク 2020 年 7 月 21 日

久しぶりのニューヨークです。リムジンタクシーから見る風景は前と様変わり。みんなマスクしている。ビニール手袋をしている人もいる。ニューヨークを発って日本に戻ったのはコロナがここで爆発する寸前の2月下旬でした。それから日本でコロナの感染拡大で5ヵ月も足止めを食ってしまいました。

日本でもNYの色々とニュースがTVや新聞でいろいろ流れ、またNYCのFOXニュースなど毎日聞いていましたが、感染拡大のニュースが多く不安が募るばかりでした。本当にNYにもどって大丈夫なのか?

コロナ感染の心配はもちろんですが、NYCでは生活様式が依然と大きく変化しているはず。買い物もどうやったらいいのかすごく不安です。一時期はデリバリーも出来ないとの情報もあり、今はどうなっているのか?

リムジンタクシー内はとりあえずマスク着用でOK。いよいよ自宅に着きました。

親しいドアマンとの対面!お互いマスクを着けたまま、ハグナシのジェスチャー。彼曰く“Everything is Crazy. Everybody wears face mask.” ホント、アメリカ人がマスクするなんて以前に見たことがない。いまはみんながマスクしている。

さて、部屋に戻る。エレベーターを利用するがエレベーターの中に注意書き。“Maximum Two People please””Please Wear a Face Mask”エレベーターには2人しか乗れない。徹底している。大きな感染者数を出したNYC。今は感染者数が激減して落ち着いているが、過去の経験に学んだ教訓。エレベーターは2人のみ。これが常識になっている。エレベーターの中に2人乗っているところに女性が走って乗り込もうとしたがストップ。“Oh I am Sorry”とは彼女の弁。いまやこれが当たり前になっていることが分かる。


食料を買いに行った。みんな、Social Distancingで6Feetの距離を保っている。レジ前には床に6Feetごとにマーク。みんな距離を保ちながらレジを待つ。現金は禁止。クレジットカードのみ。タッチレスだ。

食料品のあとにワイン屋によった。大きな店だが入り口でSanitation。入り口に店員が立って手の消毒を促し、サングラスを外すように指示がある。手の消毒は分かるがサングラス?どうもマスクとサングラスでは人物の識別ができない。万が一万引きがあった場合証拠の隠しカメラが役に立たないことが理由らしい。

まあ戻ってからの一日目はこんなギャップか・・

部屋に戻ってExecutive DirectorのDavidと連絡。彼も自宅勤務が続き、学校に出てくるのはほとんど5ヵ月ぶり。彼も先週PCR検査で陰性結果、お互い、コロナに感染していないことを確認して明後日の金曜日17日に学校で今後の打合せをすることを約束しました。

New York Walker

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