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ニューヨーク的思考


ニューヨーク最新情報:コロナで変わったニューヨーク市(8)USTA National Tennis Center 2020 年 7 月 26 日

今日はUS Openの会場になるUSTA Bellie Jeen King National Tennis Centerに行きました。Webで会員登録をして予約します。車で20分。Center自体は全面クローズでフロントデスクにWeb予約者だけが入れます。

マスク着用で予約者の列にSocial Distancingを守って並びます。もちろんプレー中はマスクをはずします。基本的にシングルスのみのプレーしか許可されていません。例外として家族の場合はダブルスも許可されています。非常に合理的なルールと思います。

Securityが厳しく受付でIDのチェック、誓約書の提出をしなければなりません。当日の飛び込みは禁止。

コロナ対策の注意書きです。

1.他のプレイヤーとの距離を6Feetとること 2.コートからボールを拾うときは足とラケットを使うこと 3.チェンジコートの時はSocial Distancingを守ること 4.ボールやラケット、その他器具を使った後は顔を触らないこと 5.ダブルスをやるときはパートナーとSocial Distancingを守ること 6.プレー中、後、前、手を洗うこと 7.ラケットなどの器具を拭くこと 8.自分のタオルをつかうこと

いやあ細かいです。テニスだからサーブの時はどうしてもボールに触れることになりますが、コートの入る前に注意を喚起するのによいサインだと思います。

日本でもテニスをやりますが、このコロナの最中に一面に10数人もの人が入って交代でダブルスをしていました。何も考えてないんだなあとあきれてました。

NYのNO1テニスセンターは日本とまるで違って大真面目な対策です。この細かい積み上げが今のところNY市の感染者数を抑えている。

NY市では昨日から野球も再開です。もちろん無観客試合です。スタンドに観客の写真がずらりと並べられてのはさすがにアメリカならでのユーモアです。

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ニューヨーク最新情報:コロナで変わったニューヨーク市(7)NJの日本食料品店 2020 年 7 月 25 日

となりのニュージャージー州(NJ)の日本食料品の店MITUWAに行きました。

隣の州とはいえ、自宅から車で20分程度。

少々割高ですが、日本の食料品はほとんど手に入ります。朝10時に着きましたがすでに多くの人が店の前に行列を作っています。入店制限です。こんなに並んでいるとは思いもせずびっくりです。6FeetのSocial Distancingを保ち後尾に列を作ります。さすが客はアジア系が多い。中国語と韓国語が聞こえてきます。

一人客が出たら一人入店、2人出れば2人入店というスピード。入店できるまで40分もかかりました。店は中堅規模のかなり大きなスーパー。広い売り場には30名ほどしか客がいなく、思った以上に安心して買い物ができます。食堂はオープンしていますが店内での飲食はすべて禁止。Take Outのみです。もちろんレジにはシールド。

NJもNYと同じくみんなマスクしています。

NYのクオモ知事がリーダー役となり、ニューヨーク州、ニュージャージー州、コネチカット州は足並みをそろえての規制やReopen体制です。と言うのもニュージャージー州ジー州、コネチカット州に居住してニューヨーク市で働く人が多いためです。この政策はうまく運んでニューヨークの感染者激減の一つの要因となりました。

 

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ニューヨーク最新情報:コロナで変わったニューヨーク市(6)クオモ知事のコロナ会見 2020 年 7 月 24 日

本日クオモ知事のコロナ対策アップデートの会見がありました。

ニューヨーク市の感染者数は7月24日は82東京都は23日366名

いつの間にかNY市より東京の方がはるかに多い感染者数になっています。NY市はピークの4月上旬で1日の感染者数が6000名を超える日もありました。それが今、劇的に減少です。

今日はクオモ知事の会見がありました。彼の眼はすでに今期の冬のインフルエンザのシーズンに向いています。来る冬ではインフルエンザとコロナの症状が近く、検査の体制を新たに整え両方を一気にやる考えです。過去に大変な経験をしたので次の対策が早い。

今、PCRの検査場は州内で800箇所。自宅付近にも歩いて5分の場所にあります。すべて無料です。ラジオやTVでは風邪の症状や咳、倦怠感、があればすぐに近くの検査場へ行けとPRしています。無料で安全とのPRです。

NYCが6000名もの感染者を出したとき、州がとった行動はロックダウンだけではありません。野外施設などを改造して病床をふやす。それと大事なことは市民に対する啓もうです。

他州の感染者が少ない中、NY州は米国のHOT SPOTとして警戒されました。毎朝クオモ知事の発表する客観的Dataに基づく感染防止の行動指示。ある時は警察による強引な取り締まり。Social Distancingを守らない市民を逮捕するなど。今ではこの手法がなくてもみんなルールを守っています。

ニューヨーク州の考え方は感染を抑え込むにはTEST! TEST! TEST! です。ともかくPCR検査をやって多くの人を検診する。これで一時期は多くの感染者がでたものの、現在65名と言う結果です。

クオモの会見でニューヨーク州は他州が出来なかったことをやり遂げたとの弁がありました。ここまで来るのに4か月です。日本はようやくPCR検査が本格化し始めたところ。数はもっと増えるでしょう。NYCと回復に同程度なら11月時分に落ち着くと言う計算になってしまいます。

今日のクオモの会見では新たに屋外での食事は認めるが屋外での酒だけのSalesは認めないとの発言が改めてありました。屋外で酒を飲みSocial Distancingを無視して騒いだケースがあったためです。この店はライセンス停止となり閉鎖です。日本も飲食は厳しくルールを作らないと感染は止められないと危惧します。NY市の成功事例は日本でも役立つと思います。

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ニューヨーク最新情報:コロナで変わったニューヨーク市(4)NYEAは生徒の安全第一です。 2020 年 7 月 22 日

駐車場で久しぶりにGeorgesと対面!元気そうだ。Georegesが留守の間、5ヵ月も車の面倒をみてくれました。日本で買ったGeorgesお気に入りのお菓子をお礼に渡しました。彼も手袋とマスクをしています。駐車場担当も感染防止だ。私もマスクと手袋で車に乗り込みNYEAに向かいます。

都市高速FDRはいつもならHeavy Traffic(渋滞)ですすまないが、平日と言うのにスイスイとすすむ。自宅勤務の影響か?NYEA近くの駐車場に車を止めます。車のセキュリティチェックを受けたのち駐車場担当者に車を任せます。駐車場はガラガラ。担当者はマスクをしているが手袋はしていない。そのかわり車を扱うごとに手の消毒をしているのが分かる。それぞれが感染防止のそれぞれのPolicyがあって決して一律ではないようです。

学校は大きなオフィスビルの10Fに位置しているがいつもビジネスマンでごった返すロビーには人がまばらです。

ロビーには十数基のエレベーターがずらりと並びますがやはりどのエレベーターも2名限定です。しかも乗る位置まで指定されている。エレベーターの角とその対面の角に一名ずつ。エレベーター2名はどこのビルもルールのようだ。ラッシュ時は大変だろうなと想像してしまった。

10F学校に到着。久しぶりにDavidと対面!太ったな?Stay Home生活の影響かなあ?2時間にわたって今後の運営について話し合いました。

昨日のニュースでニューヨーク市は月曜日にPhase4に入ると言っていました。ニューヨーク州はPhaseを4段回に分け、徐々にもとの生活に戻してきた。一番遅れていたニューヨーク市が月曜日の7月20日にPhase4に入ると言う。NYEAもReopenできる対象になっています。

いろいろと今後の件を検討したところ、NYEAがReopenをすぐにするは早すぎるとの見解で一致しました。

先般ICEが9月から対面授業を受けない学生は退去させると言うとんでもない規則を通知し、学校側も大慌てになりましたが、ハーバード大学やマサチューセツ大学がこの通知を提訴、この通知はすぐに撤去されました。トランプ政権の思慮の無さを浮き彫りにしたと思います。

11月の選挙を優先しているのだろうが、国民の安全が後ろ回しになっているのが事実。トランプ自身の利益優先にみえます。アメリカの回復を急ぎ、選挙で結果をアピールしたい。そのわがままな考えのためにトランプよりのフロリダ州などは感染爆発で大変なことになっている。

NYEAは生徒の安全第一でやろうとDavidと意見が一致しました。もっとコロナの状況が落ち着くことが優先だとの見解です。今、すべて対面に戻すのは次期が早すぎるとの判断です。オンライン授業の形態を主導として、プライベートレッスンの対面授業は実施していく。一対一なら距離を保てるとの判断です。またオンライン授業とは別に指定日を決めて対面生徒指導の時間を設ける。

ニューヨークは米国の中で一番落ち着いている場所で、今のところ、一番安全な州です。Davidと私が一番心配したのが今指定されているフロリダなど危険地区16州からの人の流れです。

ニューヨーク州は努力の甲斐あって感染者が激減しました。これを続けるためにニューヨーク州は他州からの感染防止のため他州からの移動者には2週間の検疫を義務付け、従わない場合は最高1万㌦(110万円)の罰金だと言っています。ただ、強制力はなく、具体的な管理方法は指示されていません。本当に安全なのかもう少し見極める必要があります。

 

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ニューヨーク最新情報:コロナで変わったニューヨーク市(3)自宅周辺 2020 年 7 月 21 日

時差ボケ解消と1時間ほど川辺の公園を散歩しました。

みんなマスクしている。マスクをしたまま走っている。アメリカ人、いやニューヨーカーの感覚が見事に変わったと思う。

マスク着用を否定し、Reopenにはやばやと踏み切ったフロリダやカリフォルニアの南部の州はいまや感染爆発。収拾がつかない。ニューヨークは5ヵ月をかけてここまで来ました。ニューヨーク市の感染者数は今は東京より少ない。人々の意識は完全に変わっている。

むしろ、日本から帰ったばかりの自分の意識に注意しないとルール違反を起こしてしまいそうだ。感染防止に対する関心度はいまやニューヨーカーの方が日本人より高い気がする。日常のルールの一覧表はない。注意深く、色々な情報を集めるしかない。

散歩している人たちはSocial Distancingを守って他社との距離を開けて歩く。

5か月前はこのルール中々守られずに警察が罰金を取ったりしていたが今は自然な感じで当たり前として定着しているようだ。

部屋に戻ったら昨日ネットで注文した食料品などを部屋まで店員が配達に来ました。

いつものようにチップをわたすのか?それとも感染防止でチップは受け取らないのか?タッチレスで感染防止優先ならチップはいらないはずだが・・・

部屋のチャイムが鳴ってドアを開けるとDeliveryは荷物をドアの前に置いて “Thank You. Have a good day.” で去って行った。

Noチップ。やはり感染防止が第一。徹底している。

これらの新習慣になれるのに、時間がかかると思いました。

明日は感染防止のために車で学校に出かけることにします。でもNYでは車は駐車場の担当が車を運転して駐車場から出し入れをします。当然、車のハンドルなどは色々な人が扱う。感染防止はどうしようか?みんなどうしているのか?

どうしたらいいのかよく分からりませんがとりあえずビニール手袋をすることと決めました。

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ニューヨーク最新情報:コロナで変わったニューヨーク市(2)5ヵ月ぶりのニューヨーク 2020 年 7 月 21 日

久しぶりのニューヨークです。リムジンタクシーから見る風景は前と様変わり。みんなマスクしている。ビニール手袋をしている人もいる。ニューヨークを発って日本に戻ったのはコロナがここで爆発する寸前の2月下旬でした。それから日本でコロナの感染拡大で5ヵ月も足止めを食ってしまいました。

日本でもNYの色々とニュースがTVや新聞でいろいろ流れ、またNYCのFOXニュースなど毎日聞いていましたが、感染拡大のニュースが多く不安が募るばかりでした。本当にNYにもどって大丈夫なのか?

コロナ感染の心配はもちろんですが、NYCでは生活様式が依然と大きく変化しているはず。買い物もどうやったらいいのかすごく不安です。一時期はデリバリーも出来ないとの情報もあり、今はどうなっているのか?

リムジンタクシー内はとりあえずマスク着用でOK。いよいよ自宅に着きました。

親しいドアマンとの対面!お互いマスクを着けたまま、ハグナシのジェスチャー。彼曰く“Everything is Crazy. Everybody wears face mask.” ホント、アメリカ人がマスクするなんて以前に見たことがない。いまはみんながマスクしている。

さて、部屋に戻る。エレベーターを利用するがエレベーターの中に注意書き。“Maximum Two People please””Please Wear a Face Mask”エレベーターには2人しか乗れない。徹底している。大きな感染者数を出したNYC。今は感染者数が激減して落ち着いているが、過去の経験に学んだ教訓。エレベーターは2人のみ。これが常識になっている。エレベーターの中に2人乗っているところに女性が走って乗り込もうとしたがストップ。“Oh I am Sorry”とは彼女の弁。いまやこれが当たり前になっていることが分かる。


食料を買いに行った。みんな、Social Distancingで6Feetの距離を保っている。レジ前には床に6Feetごとにマーク。みんな距離を保ちながらレジを待つ。現金は禁止。クレジットカードのみ。タッチレスだ。

食料品のあとにワイン屋によった。大きな店だが入り口でSanitation。入り口に店員が立って手の消毒を促し、サングラスを外すように指示がある。手の消毒は分かるがサングラス?どうもマスクとサングラスでは人物の識別ができない。万が一万引きがあった場合証拠の隠しカメラが役に立たないことが理由らしい。

まあ戻ってからの一日目はこんなギャップか・・

部屋に戻ってExecutive DirectorのDavidと連絡。彼も自宅勤務が続き、学校に出てくるのはほとんど5ヵ月ぶり。彼も先週PCR検査で陰性結果、お互い、コロナに感染していないことを確認して明後日の金曜日17日に学校で今後の打合せをすることを約束しました。

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ニューヨーク最新情報:コロナで変わったニューヨーク市(1)コロナ禍の中、日本から米国へ入国できるか? 2020 年 7 月 21 日

コロナ対策で以前と変わったニューヨーク市の様子を特集でお届けします。

そもそも日本からニューヨークに入れるのでしょうか?

日本からニューヨークJFK空港に戻る道中からレポートします。

7月14日(火)大韓航空夕方便で成田を出発し、翌朝10時のJFK行きに搭乗します。成田空港にはほとんど人がいませんでした。インチョン行きに搭乗する客もまばらで本当にゴーストタウンの様相です。インチョンに到着、やはりここもやはりガラガラ。

トランジットカウンターで検温ののち、Quarantine Certificateを渡され、手荷物検査ののち出発ロビーに向かいます。免税店を含め、レストランなど半分以上の店は閉まっています。

人がいないのはある意味、快適なのですが、人が少ない早朝でもこんなインチョン空港は見たことがありません。薄気味悪いものを感じます。

空港内簡易ホテルで一泊の後、次の15日(水)大韓航空朝便でNY JFK国際空港へと向かいます。飛行機はいつもの飛行機より小ぶりです。乗客が少ないからでしょう。空港も飛行機も人がほんとうに少なく、むしろJFKに向う途中でコロナに感染する気がしません。よっぽど日本国内の移動の方が心配でした。

NY のJFK国際空港に無事着陸。JFKについてからPCR等の検査があるのか、搭乗前から気になっていたので米国に戻った人のブログをいろいろ調べて、まず大丈夫と確信してきましたがやはり不安。

JFKも人がいません。世界を代表する成田、インチョン、JFKの大空港がすべてガラガラ。これで世界経済が持つわけがないと改めてコロナの恐ろしさに寒気がしました。

午後8時前、インチョン空港に人はいない

うわさどおりJFKではコロナに関する質問も検査もまるでなし。すんなり到着ロビーです。2週間の自己検疫も申し伝えられることがありません。ニューヨークに入るのは全くストレスなし。

いつも混雑する到着ロビーには向ける人はゼロ。到着ロビーに入ることが禁止されているのです。来ているはずのリムジンタクシーの姿もなし。到着ロビーを出たところでピックアップしてもらいました。いつものニューヨークとは違う。みんなマスクしている。

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Excessive Heat 2019 年 7 月 29 日

 NYの夏は湿気が少ない分、日本より断然に過ごしやすいと思う。日本の夏は終始、湿気がひどい。でもNYでも日によってものすごい湿気がある。こちらは華氏で温度を見るので華氏90°とかひどいときは100℉になる。それに湿気がひどいときは体感温度が110°を超える。これは43℃くらい。
 ここまでヒートアップするとNY市長が関係各位を引き連れてWarningの会見をする。外に出るのは控えること、クーリングの出来る場所があること、プールの時間が延長したこと、など。市長に引き続き、どれだれ危険かDoctorからの説明があり、近隣の人が大丈夫か注意しろと説明がある。
 先々週は体感温度115度まであがり、市長会談があり、トライアスロンのキャンセルが声明された。大げさのようだが、最高責任者は市長とはっきりしていて、日本みたいに警察や消防が単独で会見することはない。いや、日本は気象庁か・・。
 US Open Tennisの時期がやってくるがUS Openも85度以上になるとキャンセルになる。およそ30℃でコートが冷えるまで順延になる。
 これが国際機運とすると日本はおかしい。炎天下での甲子園。来年はまちがいなくExcessive Heatの中での五輪。NYでは考えられないCrazyな発想だ。

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留学生のみなさん。不法滞在の定義が厳しくなっています。 2018 年 6 月 18 日

中国人の父親が国外追放の通知をICEからうけました。
彼はアメリカ人女性と結婚して子供が二人います。家業はネイルサロンで、主に奥さんが切り盛りし、彼はもっぱら子育て。アメリカ人女性は中国系ですが、アメリカで生まれたアメリカ国籍のアメリカ人。
彼らは想像もしていなかった新法で裁かれました。
結婚相手が市民である場合、そのパートナーはグリーンカードを申請して、数年を経てアメリカ国籍を得ることができます。
彼は中国から旅行ビザで入国し、その後不法滞在で数年を過ごしていました。
今までのアメリカなら不法滞在があったとしてもグリーンカード取得の条件がある人なら永住権取得のプロセスが進み、海外追放などあり得ませんでした。
どうして?今までは不法滞在日数は不法滞在が公式に発覚したその日からカウントすると言う法律に基づき、彼のようにグリーンカードの取得時に不法滞在が公式に発覚してもその日から不法滞在の日数のカウントが進み、しかもグリーンカード取得のプロセスにのれば、カウントは止まる。つまり今まで不法滞在があってもアメリカ人になれるチャンスがあった。不法滞在の人が就職して就労ビザを得、アメリカ国籍を取得した話はちらほらと聞いていた。
が!新法では不法滞在のカウントは正式に発覚した日からではなく不法滞在を始めた日にさか戻って計算される。。180日の不法滞在をすると3年から10年は米国に入れない。1年以上の不法滞在は二度とアメリカには入国できない。トランプによる移民追い出し策のNY第一号の犠牲者がこの彼となってしまった。彼はグリーンカードの申請時に逮捕され、奥さん、子供と離れ離れ。今はNJで軟禁状態。
他人事ではありません。留学生の皆さん、十分に気を付けてください。

New York Walker

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新学期 2017 年 9 月 8 日

 9月最初の月曜日がLabors Dayで実質最後の夏休み。いよいよ昨日から学校が始まった。
 Back to School!日本は4月が新学期だけど米国は9月が新学期。自宅近辺にはいつの間にかできた学校が結構数あります。私の自宅周辺はビルが立ち並び、一軒家はありません。なので、日本のように運動場を持つ学校など作れる土地などありません。
 マンハッタンの学校はビルの一角にあるのは普通です。ホテルと同居するビルの数階が学校だったりとか。運動場はどうするのか? ありません。そんな事情なので近くの公園が運動場の役目をしたり、公共の運動施設を利用したり、学校内でちょっとした運動が出来る施設を作ったり、驚くのが時間を区切って学校横の道路が閉鎖され、学校の休み時間の遊び場になったりすることです。
 また、放課後も色々なプログラムがあり、学校外でのスポーツや音楽のプログラムに参加したりします。”部活”縛りの日本とは違い、もっと個人を尊重する課外活動だと思います。
 新学期が始まるこの9月、もう肌寒い。今秋にはUSオープンテニスも終わり、いよいよ本格的秋の訪れです。

New York Walker

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